土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

素材を求める旅。

2011年03月25日 08時16分59秒 | Weblog
手すり改修のため、桧の枝を貰いに、愛媛の友人宅へ行った時に、小田町に行って名物、たらいうどん、を食べて来ました。友人は腰を痛めたと言って、仕事は休みでしたが、案外元気そうで、安心しました。

小田の街中は案外レトロな雰囲気が一杯。

良く見るとクリーニング屋さんでした。英語の表示もあり、案外街おこしで新たに掛け直したものではないかと思いますが、楽しい看板は、店を楽しく見せてくれます。その帰り久万高原町を抜け、柳谷から梼原町の中岡君の家へ、桧の枝を取りに、新しく開通したトンネルを通り、行ったのですが、前は1時間以上掛かっていた道のりを、20分で行けたのには驚きました。森林組合にも寄って遅くなったのですが、隈さん設計の渡り廊下と言うか、雲の上のギャラリーを見に行きました。

さすがに圧倒的な存在感があり目を引きます。集成材を積み木のように、巧みに木を積み重ねて強度を確保している巧みさには脱帽。強度計算の関係で、今や集成材なしには巨大木造建築物は出来ないと言う事だけが、不満です。遠くから見ると、木が繊細に編まれた美しい建築でした。整然と並ぶ木に、美を見るのは日本の建築の系譜でしょうか。丸太の建築にも繊細さは必要だと考えています。美しいライン、木組みを追及して行く事が、丸太の建築の未来を作る事になります。