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高知エコハウスに行ってきた。完成時に一回行っていたので、時間の経過と共に、どう変化したか興味があったのと、若い建築士が行っている勉強会、木楽塾が開催されていたので行ったのだ。顔なじみの、聖設計の山本直子さんと、エコハウス設計の細木さん、2代目の設計士さんと、濱口設計事務所の濱口さんの三人が、一生懸命やっていて好感もてました。エコハウスのエコな所や、あまり機能してない所等も真面目に、わかりやすく説明を受ける事が出来ました。えらい建築家にはない、フレンドリーな雰囲気があり、もっと多くの人が参加すると実現できにくい空気感は、私は良いなと感じました。直子さんが北欧の建築で感じた事を、彼女の感性で語り、私の考えとは違う感想を語ってくれ、新鮮な感じで好感が持てました。
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10人前後参加の小さな会ですが、自分達で未来を創って行く努力に、高知の建築の未来を感じました。2年目の高知エコハウスは、思ったより、変わった所はありませんが、緑が増え、風景に馴染んで来ていました。自然の素材を使い仕上げる事の重要性に、風景に馴染むという事があります。奇抜なデザインは長く建つ建築にはなり得ません。シンプルに作る事は、維持管理も無理がなく、安定感もあります。不安定な建築は、最初は良いのですが、結局飽きる事になり、長く建ち続ける建築とはならないようです。アイビーログ工房は、長く建ち続ける建築を建てて行こうと、決めています。それには、地元の素材を使う事が大切です。