土佐の民家風ログハウス、アイビーログ工房 

http://ivy-log.com/住みたい!!高知が元気になる家。アイビーログ工房の木の家には物語が生まれます。

地元の素材を使い家を建て、美しい故郷を創ろう。

2011年10月04日 21時17分22秒 | Weblog

綺麗な自然の残る故郷を持っていることは、一番の宝物だと、近頃感じています。写真は愛媛県愛南町西海の海。ここから見る風景は何時も絶品。何時見ても飽きません。この景色を将来に残す事が、どんなに大切か、しみじみ感じています。

木の枝越しに見える青い海原。リアス式海岸は、土佐の荒々しい海とは対照的な魅力があり好きです。故郷とは、変わらないでいてほしい、何にも代えがたい物だと実感する歳になりました。産業ができ、活性化して若い人がイキイキとしているのも魅力なのですが、自然が変わらないのは、もっと大切ではないかと感じます。これからの時代、より美しい風景を作り暮す事の方が魅力的なのだと。それは便利さを追うのでは無く、生き方を楽しむ生活スタイルだと思います。家を建てるなら、素材が生まれ、家の形になり、自然に帰るまで、解る物を使う事。例えば建材なら、なるべくエネルギーを使わず出来た素材、壊して廃棄する時も、エネルギー消費の少ない物で建てる事です。それはやはり、地産地消出来る素材です。土佐には幸いにもそういう素材が一杯あります。そう言う素材しかないとも言えるのですが、実際は、ハウスメーカーの建てる、自然に帰らない、エネルギー大量消費した家が多く建っているのは、残念です。CMで幾らゼロエネルギーと言っても、それは作る時、壊す時の自然負荷のことは言っておりません。究極のエコハウスは、実はローテクな手仕事の中にあるのです。手仕事の木の家を建てる事こそ、究極のエコロジー。太陽光発電は家の価値ではありません。全てお金に換算し生活すると、美しい風景は守れません。日本人も、そろそろ生き方を楽しむ時代に入っても良いのではないでしょうか。私がログハウスを建てようとこの道に入ったのも、そういう、地に足の着いた生き方、スタイルがしたかったのだと。美しい故郷を作りたかったのだと感じています。土地の素材を使い建てる。これは何時でもアイビーログ工房のテーマです。