はちよん県のベスト暖房器具。

今年も紅葉の便りが北の方から聞こえて来る季節になりました。我が家でも、先日、薪ストーブの煙突掃除を行いました。シングル煙突を薪ストーブの上で外し、ビニール袋をセットします。埃が出ないようにテープで口をしっかり止めて、私が屋根に上りトップを外し、掃除用ブラシを落とします。屋根に上がりさえすれば、簡単な作業なので、緩い勾配の屋根だと作業も安全で楽にできます。ログハウスは急こう配が多いので、後でどうするか考えて設計することも大切だと思います。少し汚れる可能性もありますが、部屋の中からする掃除方法もありますのでそれ程心配することもないとは思いますが、屋根のメンテナンスでも足場が必要になると、経費がかかります。この時期作業する理由は、煙突内に付いているタールが乾燥して落ちやすい事と、トップに鳥の巣やゴミがないか、使用前に確認する事もあります。今回もゴミ袋三分の一程度のタールが取れました。これで、この冬もあたたかく過ごせると思うと、この作業も苦になりません。早く寒くなれと思える程、薪ストーブライフは楽しい。やはり火を使う事は、根源的に安心感があるのをかんじます。

後薪ストーブ内も掃除して、今年の冬準備完了。作業時間は３０分程度です。ストーブ内を掃除するにあたって、専用の汚れても良い掃除機があれば、便利です。ただ、柔らかいパーツもありますので、丁寧に、壊さないように作業することも大切です。３０分の掃除でこの冬を快適に暮らせると思うと、この作業も苦になりません。秋の風物詩として、我が家には定着しています。この作業の時活躍するのが古新聞。汚さないように周りに敷いたり、水につけ、灰を少しつけてガラスをふくと綺麗になります。薪ストーブは夏でも我が家のシンボル。花を飾ったり、小物を置いたり、床の間のような役割をしてくれます。春までに、薪割をしたり大変なようですが、楽しく苦になりません。薪がストックされているのを見るのは、何か豊かになったようで、また減ってくると、さみしいような気もします。今年は春先に、杉の薪が一年分ストックしています。広葉樹の薪がベストなのですが、杉ヒノキでも、十分暖かいので、問題ありません。なにせログハウス作りの廃材で暖を取るのは、環境問題の点からいっても、良いと考えております。高知は８４パーセントの森林県。自分で燃料を調達できる薪ストーブは、高知のベスト暖房器具だと確信しています。

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