白川郷の藁葺き民家は、ロフトが4層の5階建て。
筋交いも縄で縛ってあるので耐震性も十分そう。
ロフトには柱も無く、開放感は抜群。
何故、同じロフト構造のログハウスが、二階建てしか建てれないのは、理解できない。
60度の屋根は、高く、今後のログハウスの、イメージが湧いた。
伊根の舟屋は波静かな湾に建っていた。
静かと言っても、嵐の日もある。
そんな時は、船を滑車で、天井に吊り上げておくのだそうだ。塩があたっても強いので、柱はシイの木をつかっているそうです。
高知にはシイの木がたくさんあるが、構造材に使っているのは聞いた事が無い。
確かに、高知の台風の時に、こんな波際に建てていると、影も形もないだろう。
潮位差60センチの伊根湾だからこそ成立する舟屋。気候風土に合った形は、土地の風景を作っていた。
こんな簡易の雨戸もあって楽しい。全部では無く、下半分だけカバーする作り。
杉板を落とし込んでいた。簡単だけど、合理的な作りだ。東洋町の普段は縁側、いざと言う時は雨戸になるパッタンを思い出した。
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