リクシルのスプリングフェアーの後、駐車場をお借りしていた焼き肉屋さんで、反省会、飲み会をしました。その時、なんでアイビーさんが参加しているのかと思ったと、設計の方から言われた。土地の素材を使いログハウスを建てている事を知っていたのだろう。ユニットバスや、キッチン、外部の建具にはサッシ、リクシルさんのを良く使うので、誘われ参加したのだが、確かに地産地消と言いながら、これだけまだ買って使っていると思うと、何とかしなければと思う。やはり皆の意識を変えて行く事を、考えて行かなくてはと考えた。まずはリクシル社員から。使い捨てにならない製品。持続可能な製品を作って行くと言う意識を持てれば、日本のみならず、世界中にリクシル製品は広がっていくだろう。皆が必要以上に安くを求め無ければ。安く、早く、高性能。一見正義のように感じるが、時間の定義をいれると、逆転する事が今は多い。20年~30年でゴミになる家。何時までも腐らないプラスチックのボトル。故障すれば、買い換えた方が安い車。毎年新しくなり、古い製品は時代遅れになるパソコンや電化製品。悪いことばかりではないが、時間を考えると、昔の暮らしが正義だったのではと感じる。買う方が考え方を変えなければ、この傾向は加速して行く。ハンドメイドは効率が悪いが、必要以上に環境に負荷を与える事が無いこれからの最先端の生き方なのかも知れない。このログカフェは、そういう事を伝えて行ける場所にしたいと思っている。まずは美味しいコーヒーを入れなければ。・・・
手摺も付いて、デッキも完成。後は設備配管をして水回りを付ければ完成です。
後照明も、先日本線の引き込みも終わり、後は器具を付ければ完成です。焚き火も出来るカフェ。もちろんログハウスの相談も出来る場所となります。この間大工さんが来て、もう個人で受けてやれる時代じゃなくなった。と嘆いていました。確かに若い施主さんは、近所の腕の良い大工さんに頼む事が激減したことも事実。しかし建てて10年程経って、やっぱり木の家にしておけば良かったと、言うお客さんがほとんど。知識が無かった為、大手のCMを見て、建ててしまったという話を、本当に良く聞きます。木の収縮による動く特性を、欠点のように言い、感じてしまうのは、木の知識が無いだけの話。木の事を知る場所が、昔は近くに一杯あったし、知識のある先輩が一杯いたが、戦後の復興時代で、木のない時代にその文化が途切れてしまった。外国の物が良いと、安っぽい合板の家を有難がって知識人が建てて来た事も大きい。そこで私は小さいながら、この場所を、木の事を、特性を、伝える場所にしたいと考えています。ワインのソムリエが、そのワインの特性を分かりやすく、豊かな表現で伝えるように。近頃高知では、野菜ソムリエなる肩書も出来て活躍している。木のソムリエもあって良いのではないか。検定は無いが、20年以上本物の木と付き合って来た私には、他の人より多くの木の知識がある。木の文化を途切れさせない為にも、気軽に木の知識を得る場所を提供したい。カフェIVY 焚き火倶楽部 家*花倶楽部のオープンは4月29日と決めました。木の事、花の事を気軽に相談出来る、新しい形の場所を作ります。是非一度お出で下さい。
完成前のセレモニーを兼ねて、何時もお世話になっている業者さんや、友人達と花見をしました。桜もまだ残っていて、二日目は最高の花見日和となりました。一日目は、ブラックバス釣りの仲間が、釣りを兼ねて焚き火キャンプ。
焚き火でご飯を炊くと、どうしても美味しくなるのは、不思議だが、こう言う状況でやると、雰囲気もスパイスとなり、間違い無く旨くなる。
泊がけなのでテント設営し、何と料理と暖房の為に、薪ストーブをテントの中に設置しました。初日は花冷えの寒い日だったのですが、テントの中はポッカポカ。
二日目は、約30人が花見したのですが、やはり皆だんだんと焚き火の周りに集まって来るのは焚き火の持つ、魅力、いや魔力のせい?
水温が低く、ブラックバスの食欲も低下したせいか、釣果は0.子供達がルアーをあきらめ、ミミズでようやく一匹釣りあげ納竿となりました。釣った子供は目がキラキラ、釣りの魔力にはまったよう。又一人釣りバカ誕生かも。
焚き火は夜が、一段と魅力だと再発見した花見でした。皆さんお疲れさまでした。