弓張山地のキスミレとカタクリを見に行きました。その1(3月15日)
この地方では、ここでしか見られないキスミレ(イチゲキスミレ、一華黃菫)を山友人のピーちゃんをお誘いして見に行きました。
今回も葦毛湿原を経由して、豊橋自然歩道の尾根道に上りキスミレを見て、東進して座談山付近のカタクリを探しました。
駐車場9:45-キスミレ自生地10:44-二川TV中継局11:09-座談山11:30-船形山11:47-神石山12:41(昼食)-巻道分岐13:04-駐車場14:24
歩行距離L=8.7m
駐車場で待ち合わせしましたが、平日でも朝から満車近くになっていました。
湿原内の木道を歩いて山に取り付きます。
木道脇にはショウジョウバカマが沢山咲いています。
ハルリンドウが咲いていないかと探すと数輪ですが開いていました。
比丘尼の丘に比べると少し遅いようです。
木道を歩きながら花を探します。
山に取り付くと、今が盛りのヤブツバキが目に付きます。強風が吹き荒れていて日陰は寒い。
樹の下には、落花した真っ赤な花が一杯
この赤い花を見ると大好きな山口百恵さんのこの歌を思い出します。
「寒椿」
作詞:阿木燿子
作曲:宇崎竜童
冬木立に囲まれた 池のはたで
寒椿の花が咲いてます
他の花が絶えた今
その目に滲みる 真紅な色は
血のようだと思います
手折る前に落ちて浮んだ
花一輪
冷い池の水に浮んだ
花一輪
あなたの胸の中に
崩れて落ちた
あの日の私のようだと
瞳を閉ざします
冬の寒さを感じる寂しい歌ですが、寒い夜に聞くとジーンと感じます。
尾根道に出ると今まで寒さが消えて陽だまりにはスミレの花が目に付きます。
西方には、豊橋市街から三河湾が見えます。
1時間ほどでキスミレの咲く場所に着きました。
ヒロハノアマナの開いた花にやっと会えました。今年は閉じたものばかり写していました。
この日は、風が強く撮影が難しい。何枚も写しましたがボケた写真が沢山ありました。
キスミレは満開でしょうか?
風で揺れています。
この花の別名「一華黃菫」一つの花を付けるキスミレという意味でしょうか?
昨年もこの程度の咲き?もっと増えないでしょうか?種では増えないのかな?
温かい陽だまりには、ピーちゃんの苦手なシマヘビが日光浴していました。
何故か苦手な方に出会うことが多いようです。
歩いてきた豊橋自然歩道の尾根道
この尾根道には所々、カタクリの咲く場所があり、二川TV中継局に近づくと咲いている物もありました。
二川TV中継局付近はカタクリの自生地で清楚な花を咲かせていました。
自然のものは良い雰囲気です。
二川TV中継局で撮影後、座談山へ向かいます。
足元には、ヤブツバキの赤い花が点々と落ちています。
いつ来ても明るい気持ち良い尾根道です。
葦毛湿原でハルリンドウを見、尾根道でキスミレとカタクリを見ました。
カタクリのもう一つの自生地、座談山へ向かいます。