こりんの遊び部屋

愛知県新城市の’こりん’の道草日誌
好きなテニス・釣り・登山・山野草などの話題を不定期に!!

鎌ヶ岳と御在所岳へアカヤシオの群生開花を期待して周回、その2(4月28日)

2022-04-30 07:00:00 | 登山

鎌ヶ岳と御在所岳へアカヤシオの群生開花を期待して周回、その2(4月28日)

 

長石谷をイワザクラを探しながら登ってきて犬星大滝まで来ました。

残念ながらイワザクラは前回紹介したのみでした。

ここで右岸を馬の背尾根に向かって上がります。

上がり口にツクバネソウ

ちょうど見頃の花を付けています。

今回2種類目のスミレ。

新緑一杯の森の中

薄紫色というよりもピンク色に近い優しい色のスミレ、花の大きさは1.5cmほどと小さい

馬の背尾根に出ると、嬉しいことにシロヤシオがお出迎えです。

シロヤシオは、これからが本番のようで蕾を付けた木が多くあります。

これも私の住む愛知県東部では一部の山にしかありませんので嬉しかった。

こちらはホンシャクナゲ、ちらほらと咲き出しています。

標高850m付近まで来ると、目の前に鎌ヶ岳の勇姿が見えます。

鎌ヶ岳の右には御在所岳

ホンシャクナゲ

ミツバツツジも落花盛んですが、一部綺麗なものもありました。

馬の背尾根から鎌ヶ岳山頂への分岐点まで来ました。

山頂に登る前に早めの昼食を木陰で取りました。

雑木の森に囲まれて鳥のさえずりもする最高の尾根です。

昼食後、尾根を山頂に向かって進みます。

木々の間から、花たちが迎えてくれています。

白ハゲ、花崗岩の風化したザレた斜面

足を滑らすと途中で止まることは出来ないでしょう。

花崗岩の風化した山肌

岩の硬い部分がオベリスクのように残っています。

この付近一帯の山は花崗岩ですので登山道も風化して崩れ年々深く登りにくくなっているようです。

特に身長の低い方や腕力の弱い方は大変そうです。

ザレた斜面にタチキランソウの紫色の花が目立つ

3種類目のスミレ

登ってきた長石谷コースと馬の背尾根コースを見ています。

新緑一杯の素晴らしいコースです。

尾根に出るとハルリンドウ?タテヤマリンドウ?

私には違いが分かりません?家で調べると両方の名で紹介されています。

こんな感じで、これから尾根から山頂にかけて沢山咲いていました。

馬の背尾根では低い場所では、アカヤシオは花が落花したものが多かったですが、標高が上がるに従い木に花を付けた物が出てきました。

青い空にアカヤシオ

この付近の山は、いくつものルートで結ばれていて縦横に看板が建てられています。

登山地図で確認して間違わないようにしないと、とんでもない場所に入り込みそうです。

今回、持参した地図は「こもの登山マップ」菰野観光協会発行で北は釈迦ヶ岳から南は雲母峰までを網羅しているものです。

鎌ヶ岳山頂に向かって馬の背尾根を歩いています。

アカヤシオやホンシャクナゲ、ハルリンドウなど花が一杯で、また展望もあり最高のコースです。

 

 


鎌ヶ岳と御在所岳へアカヤシオの群生開花を期待して周回、その1(4月28日)

2022-04-29 11:46:49 | 登山

鎌ヶ岳と御在所岳へアカヤシオの群生開花を期待して周回、その1(4月28日)

 

昨年から計画していた鈴鹿の山、鎌ヶ岳と御在所岳の山野草散策

ぶちょうほう様と同行して回って来ました。今回は5回で紹介予定です。

今回の歩いたナビ軌跡図、鈴鹿スカイライン駐車場に車を停めて長石谷ルートから鎌ヶ岳山頂へ

その後、武平峠まで降り御在所岳へ登り返し山頂へ、帰路は裏道で帰りました。

歩行距離L=13.2km

駐車場(555m)7:06-長石谷登山口(515m)7:08-犬星大滝(725m)9:02-馬の背尾根(782m)9:20-鎌ヶ岳(1161m)11:37-武平峠(877m)12:58-御在所岳(1209.4m)14:30-国見峠(1087m)15:03ー駐車場17:17

 

この日は朝、鈴鹿スカイラインの湯の山かもしか大橋付近で通行止めになっていて、湯の山温泉街からの道で中道登山口の駐車場に入りました。

平日ですが、10台以上の車が停まっています。

(帰りには、通行止めも解除されていました。)

ぶちょうほう様が登山届を提出、ありがとうございます。

この看板で谷に降ります。

この長石谷コースは、何度もの渡渉があります。

増水時には注意が必要なコースです。(晴天時が良いですね)

谷の右岸左岸を通って行きますので、大石を登ったり降りたりの繰り返し。

こんな風に、コース案内のため石には赤いペイントがあります。

早々にイワカガミが現れました。この後は、帰路の裏道までずっと見ることになります。

私の住む愛知県奥三河の山では、イワカガミの花の色がこんなにピンク色ではなく白いものが多い。

鈴鹿山脈の山は花崗岩の山が多く、雨による侵食が激しいので砂防堰堤が多く見かけます。

観光地の湯の山温泉を守っているのですね。

新緑の中、真っ赤なヤブツバキが目立ちます。

歩き始めは、こんな広河原もありますが、すぐに谷は狭くなります。

こんな通らずも出てきます。左右を良く見て高巻きルートで通ります。

今回、この谷を通りアマゴを何匹も見る事が出来ました。

釣り好きな私としては釣りで入りたい谷でもあります。

ただし禁漁の谷かも?

ここも通らずの落差、ぶちょうほう様が右岸から突破しようとしていましたが、後少しで足が届かずに断念

左岸側に高巻きルートがありました。

岩陰にチャルメルソウ

いくつかの支谷が合流しています。その岩壁にイワカガミなどが咲いています。

お目当てのイワザクラも咲いていないか二人で注意して見ていきます。

花崗岩に磨かれた透き通った谷水

小さな滝もいくつか。

そしてイワザクラが見つかりました。

残念ながら花の時期は終わりで、綺麗なものはありませんでした。

これが一番綺麗なものですが、先週あたりが満開だったようです。

この後に、何人もの登山者にイワザクラの事を聞かれましたが、皆さん見つける事は出来なかったようです。

これもこの谷に精通している、同行者のぶちょうほう様のおかげです。

イワザクラは、その名の通り岩にへばり付いて自生しています。

ここの物は毎年訪れていた岐阜県山県市の舟伏山のものに比べ花の大きさが小さく感じます。

同じ場所にヤマルリソウ

今回、スミレの仲間は4種類ほど咲いていました。これはフイリフモトスミレでしょうか?

ヤブツバキ、谷の中で良く目立ちます。

上流に上るに従いイワカガミも新鮮な物が多くなりました。

ツクバネソウ

イワカガミは、遠くから見ると葉の形もイワザクラと同じように見え、花もピンク色で一瞬勘違いしそうです。

フリルのような花びらが綺麗

花びらが細い

長石谷をイワザクラを探しながら登っていきます。

残念ながら傷んだ花を少し見たのみ、これから犬星大滝で馬の背尾根に上がる予定ですが

綺麗な花を付けたイワザクラを見られるでしょうか?

 


比丘尼の丘に行きました。その2(4月21日)

2022-04-22 07:00:00 | 山野草

比丘尼の丘に行きました。その2(4月21日)

 

しばらく歩くとゴージャスなハルリンドウがありました。

いつもの赤茶けた丸山付近

いつも見ている方は知っていると思いますが。

ここ通称’比丘尼の丘’の一部は丸山と地元で言われており、蛇紋岩地帯の痩せた山で草木もあまり育たない場所です。

そんな場所ですが、独特な山野草が四季を通じて咲き、多く愛好家の方が訪れています。

特にここ数年は、本当に多くの方が来ています。

木々のない場所が通称’東屋通り’山野草の多い場所の一つです。

ナツトウダイは、花が終わり種を付けています。

夏になれば黄色い花を夕方に咲かせるユウスゲ

その大きな株、この株の種を2年前に採取して庭に蒔いたところ育っています。

数年後に花を付けるようです。

今年もブーケのようなハルリンドウを見ました。

ツクバネウツギ

ドウダンツツジ

タチツボスミレはそろそろ終わりで丘では花を見かけませんでした。

これは田んぼ回りに咲いていた物

駐車場付近で見かけた薄い紫色のハルリンドウ

周りは普通のハルリンドウ、白いから良く目立ちます。

西丸山道を田んぼまで来ると、あぜ道にはヘビイチゴの黄色い花が一杯咲いています。

オオジシバリ

比丘尼の丘へ山野草を探して歩いて来ました。

花は少ないですが、キンランが咲き出しました。

 


比丘尼の丘に行きました。その1(4月21日)

2022-04-21 14:14:36 | 山野草

比丘尼の丘に行きました。その1(4月21日)

 

午後から天気が悪くなる予報です。久しぶりに比丘尼の丘へ花探し

平日ですが、8台ほどの車が停まっていました。

いつものように世界桜の園駐車場から東屋方面に登っていきます。

ハルリンドウは終盤ですが見られます。

カマツカ

コバノガマズミ

今は、春の山野草は終盤で木々の花が中心です。

フデリンドウ、ハルリンドウに比べ小さくポツポツといった感じで生えています。

吉祥山と本宮山

新緑いっぱいの東屋通り

散策していると何とキンランが咲いているのを発見

陽の当たる暖かい場所に2本咲いていた。

これから比丘尼の丘全体では少なくなっていますが、あちらこちらで見られるでしょう。

サルトリイバラの花

丘ではヤマツツジが開花を迎えており朱色の花が目立ちます。

フイリフモトスミレ

コバノガマズミ

チゴユリ

世界桜の園の桜も終盤で八重桜のみが咲いている。

日陰には、まだ見頃のハルリンドウ

マルバアオダモ

雨生山をバックにヤマツツジ

ニガイチゴ

ヒメハギ

新緑いっぱいの比丘尼城址

雨生山など弓張山地

新緑の中、比丘尼の丘を散策しています。

早くも咲き出したキンランを見つけました。いよいよ春第二弾に山野草が咲き出すかな。

 

 

 


ホソバシャクナゲが咲き出した。(4月17日)

2022-04-17 19:45:23 | 山野草

ホソバシャクナゲが咲き出した。(4月17日)

 

新城では今日一日、雨でした。いつもなら日曜日はテニスでしたが中止でしたので新城市玖老勢付近で山野草探し

学童農園やまびこの丘園内でホソバシャクナゲが咲きだしています。

標高100m付近のここではもう時期満開を迎えそうです。

先日登った鳳来寺山などでは、ゴールデンウィーク付近が満開になるでしょう。

ホソバシャクナゲもゴージャスな花です。

個体差により色合いの違いがある。

玖老勢集落付近から見た鳳来寺山山頂方面、今日は雨雲の中

カキドオシの花が一面に咲いていた。

黄色い花はウマノアシガタ

アザミ

海老川沿いにはフジが咲きだしている。

ウラシマソウが市道沿いに沢山咲いていた。

見事に浦島太郎の釣り竿のような細長く伸びる鞭のようなものは花序の附属帯だそうです。

仲間のテンナンショウ属も並んで咲いています。

ミヤマハコベ

ヤマブキ

キケマン

ジロボウエンゴサク

カキドオシ

ここの市道沿いには、湧水地があり、時々汲んでいる方を見かけます。

水質検査表も付けられていました。

私もペットボトル1本汲んで帰ります。

雨の中、新城市玖老勢付近で花探しに出かけました。