鎌ヶ岳と御在所岳へアカヤシオの群生開花を期待して周回、その2(4月28日)
長石谷をイワザクラを探しながら登ってきて犬星大滝まで来ました。
残念ながらイワザクラは前回紹介したのみでした。
ここで右岸を馬の背尾根に向かって上がります。
上がり口にツクバネソウ
ちょうど見頃の花を付けています。
今回2種類目のスミレ。
新緑一杯の森の中
薄紫色というよりもピンク色に近い優しい色のスミレ、花の大きさは1.5cmほどと小さい
馬の背尾根に出ると、嬉しいことにシロヤシオがお出迎えです。
シロヤシオは、これからが本番のようで蕾を付けた木が多くあります。
これも私の住む愛知県東部では一部の山にしかありませんので嬉しかった。
こちらはホンシャクナゲ、ちらほらと咲き出しています。
標高850m付近まで来ると、目の前に鎌ヶ岳の勇姿が見えます。
鎌ヶ岳の右には御在所岳
ホンシャクナゲ
ミツバツツジも落花盛んですが、一部綺麗なものもありました。
馬の背尾根から鎌ヶ岳山頂への分岐点まで来ました。
山頂に登る前に早めの昼食を木陰で取りました。
雑木の森に囲まれて鳥のさえずりもする最高の尾根です。
昼食後、尾根を山頂に向かって進みます。
木々の間から、花たちが迎えてくれています。
白ハゲ、花崗岩の風化したザレた斜面
足を滑らすと途中で止まることは出来ないでしょう。
花崗岩の風化した山肌
岩の硬い部分がオベリスクのように残っています。
この付近一帯の山は花崗岩ですので登山道も風化して崩れ年々深く登りにくくなっているようです。
特に身長の低い方や腕力の弱い方は大変そうです。
ザレた斜面にタチキランソウの紫色の花が目立つ
3種類目のスミレ
登ってきた長石谷コースと馬の背尾根コースを見ています。
新緑一杯の素晴らしいコースです。
尾根に出るとハルリンドウ?タテヤマリンドウ?
私には違いが分かりません?家で調べると両方の名で紹介されています。
こんな感じで、これから尾根から山頂にかけて沢山咲いていました。
馬の背尾根では低い場所では、アカヤシオは花が落花したものが多かったですが、標高が上がるに従い木に花を付けた物が出てきました。
青い空にアカヤシオ
この付近の山は、いくつものルートで結ばれていて縦横に看板が建てられています。
登山地図で確認して間違わないようにしないと、とんでもない場所に入り込みそうです。
今回、持参した地図は「こもの登山マップ」菰野観光協会発行で北は釈迦ヶ岳から南は雲母峰までを網羅しているものです。
鎌ヶ岳山頂に向かって馬の背尾根を歩いています。
アカヤシオやホンシャクナゲ、ハルリンドウなど花が一杯で、また展望もあり最高のコースです。