富幕山へ富士山展望を期待して行きましたが? その1(10月29日)
今日も朝起きると青空が広がっています。
木曜日も雨生山で富士山を眺めましたが、雨生山より5~6kmほど東の富幕山なら大きく見えて楽しみです。
午後から出かけましたので、当初は陣座峠より奥山コース展望台まで行って富士山を見たら帰ろうと思っていました。
さてどうなるでしょうか?
陣座峠の富幕林道ゲート前に駐車して林道を歩いていきます。
林道沿いは、春から秋まで山野草がなにか咲く場所ですので林道法面を注視して行きます。
黄色い花が目にとまりました、ツワブキです。
次に目に入ったのは、センブリの白い花
小さなセンブリが多い。木曜日に行った雨生山ではムラサキセンブリが多く見られますが、
同じ弓張山地で東に5~6kmのここではセンブリのみです。
リンドウは、こちらでもちょうど見頃を迎えていました。
ブーケのようなリンドウ
ヤマシロギクも一杯咲いています。今の時期、どこの山でも見られますね。
こちらは、リュウノウギク
これはキク科らしい葉を付けていて簡単に判別が出来ます。
林道途中の高圧鉄塔線の通過する展望地に来ました。
さて富士山は???残念!!!富士山方面には雲が出ており見えません。
「がっかりです。」今日は、花目当てに歩きましょう。
林道を花を探しながら歩くとこんな花を発見
これは、センボンヤリの閉鎖花です。蕾の状態で受粉がされるようです。
次の画像が閉鎖花が開いた状態、この種を採取して播くと高い確率でセンボンヤリが育ちます。
アケボノソウが1株ありました。余りここでは見かけません。
歩いていると白い小さな花が目にとまりました。良く見るとキッコウハグマです。
木曜日の雨生山では1本も見ることが出来ませんでしたが、ここの林道沿いには多くのキッコウハグマが咲いていました。
こんな富幕林道を奥山コースに向かって歩いていきます。
センブリもずっと咲いています。
センブリは、他の草木が大きくなると絶えてしまいますので、痩せた土地に多く見られます。
初めは、ニガナと思っていましたが違いますね。
ヤクシソウでしょうか。
キッコウハグマ
奥山コースの出合いました。ここを右に登っていきます。
この付近にミカワマツムシソウが多く見られます。
花の時期的には少し遅かったようで、種になっているものが多かった。
富幕林道を歩き奥山コースに入りました。
お目当て富士山は雲の中でしたので花を探しながら歩いていきます。