このところ、朝起きると頭に曲が浮かんでくる。決まった曲ではなく、日替わり。朝起きて顔を洗う〜パシャパシャと顔のお手入れ〜朝食の支度〜と続く朝のルーティンの間中、ずっと頭の中で繰り返し同じメロディがリフレインしている(全曲通して、ではないのね)。
小林旭の「北帰行」、ペドロ&カプリシャスの「別れの朝」、ビリーバンバンの「また君に恋してる」、仲宗根美紀の「川は流れる」。野口五郎の「私鉄沿線」、なぜだか中条きよしの「嘘」が浮かんだり?!・・・あるいは、グレン・キャンベルの「By The Time I Get Phoenix(日本では「恋はフェニックス」という題名)」。あるいは、O.C.スミスの「LITTLE GREEN APPLE(日本では「青い果実」)・・・・頭に浮かんだメロディは、その日一日中ふとしたときに浮かんで流れている。。。😅毎日日替わりなのだが、繰り返し浮かぶ曲もある。。。なんだろ??
グレン・キャンベルとかO.C.スミスは、かなり昔の大学生の頃に、当時はF.E.Nと言っていた(今はA.F.Nという)在日アメリカ軍放送から連日流れていた曲。どちらも1960年代から70年代にかけてアメリカでヒットしていた歌手である。
大田区にあった実家のラジオはF.E.N放送が受信できたので、自分の部屋でよく聴いていたのと、知り合った当初の希直さんとよく車で湘南海岸沿いをドライブしたものだが、カーラジオから流れてくるのはもっぱらF.E.N。ウルフマンジャックのDJが面白く(英語はよく分からなかったけど(^_^;))、流れる曲はアメリカンロックやカントリーポップス。在日アメリカ軍放送だから、当然のことながら電波が届く範囲が制限される。湘南道路をどんどん西に向かって走っているうちに、平塚あたり(?)を過ぎると電波が途切れ途切れになってやがて聞こえなくなる。。(グレン・キャンベルは当時も大好きで日本でのヒット曲も多かった、と思う。「ウィチタ ラインマン」も大好きな曲だった。彼が歌うクリスマスソング「OH HOLLY NIGHT」は今でもクリスマス頃にはよく聴いている。言葉が明瞭でハッキリしてるからよく理解できるのだ。アメリカの歌手は聖歌隊で歌っていた経験がある人が多いから、基盤がしっかりしてるのだと聴いたことがある)。
ずっと後になって、住む地域によってF.E.Nを聴いたことがない、とう人が少なからずいることを知った。アメリカ軍放送だから、横浜、横須賀、座間、厚木、狭山・・基地の周辺に住んでいた友人はみんな聴いていたようだったが、存在すら全く知らない!という人も当然いる。
その頃のアメリカンポップスは、歌詞とメロディー。何と言っているのか、あらまし分かる程度のゆったりしたテンポ。今のポップスは、リズムとダンス!だから、意味がよく分からない。。😅仕方ない。こっちも年取ってきているし。。
で、朝になって浮かぶ曲も、なぜか昔懐かしい歌ばかり。日本語の曲は意味がハッキリ分かるし、この年になってくると心情も分かる。。CATVで「演歌専門チャンネル」なんか見ると、しんみりしてくることがある💦でも、よくよく聴いていると、演歌の歌詞って、整合性がないというか、いつの間にか立場が変わっちゃってる?と言うのもあったりして、結構突っ込みどころ満載(^_^;)。若いんだか、年取ってるんだか、立場がよく分からないのもあったりして、もひとつ気持ちにピッタリ寄り添ってくるワケでもない。
希さんは以前は朝から夜までA.F.Nを流しっぱなしで聴いていたが、このところ、CATVの演歌専門チャンネルを見ていることが多い(といってほとんど寝ているンだけど)。食べ物の好みも変わってきていて、退院後にあれほどよく食べていた料理を食べなくなったりしているし、夏にはよく食べていた冷ややっこはイヤだというし、お味噌汁は一切ダメ)。何がなんだか分からないけど、このところ、日々3食のメニューを考えるのがなかなか悩ましいのでありました。