izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

入賞はしたけれど。。。

2014-03-27 16:25:14 | 日記・エッセイ・コラム
3月23日(日)、「神奈川県武術太極拳選手権大会」。
太極拳の競技試合である。
今回、私はその「女子太極剣・刀」の部に選手として参加したのであった。
試合に出場するのは、ほとんど約20年ぶりくらいになる。


種目は陳式剣である。
これまで何度となく表演してきてはいる。
いつも練習しているわけではないけれど、順番はバッチリ。
の、はずであった。。。
始めたはいいけれど、何故か途中で剣の先が下に付いて(減点!)、順番はすっ飛ばして抜けるし(減点!!)、終わってみれば散々な点数。。。。あ~あ。


で、「こりゃダメだ」とさっさか着替えて、観客席で見ていた仲間とお喋り。。。。
陸 瑶先生が「あっはっはっは!(大笑いである)どうしたの~?この人試合慣れしていないねって、見え見えでしたよ~!」。
太極拳仲間のTは「いつもより温和しかったね~!」。
そうなの、そうなの。。。間違えっ放し、だったの!


お弁当を食べようと、坐ったところで、ン?
放送で私の名前が呼ばれているではないかっ!?
慌てて荷物を抱えてアリーナに降りていったら、
「あ~!来た来た!もう何度も呼ばれてましたよ~!」
入賞しているのだと!?えっえっ~!?である。
その場でジタバタと、着ている服の上に表演服を着て(!!表彰式は表演服かジャージ、と規定あり)、なんとか表彰に間に合った。。。アセッ!である。


最近になって、やっと、身体が軽く自由に、気持ち良く動けるようになった(と感じる)。
もう、65歳になったことだし、これからは好きにやりたいことやろう!と思っての、試合への再挑戦。
見事に失敗したけど、ま、これもまた経験だ。


後から考えるに、出番を待ってる間に、なんか”気がなくなっていった”ような気がするのね。
集中力が抜けてしまった、というか。。。。
これが若くはない、ってことだね~、きっと。
順番が分からなくなるなんて、自分では”ありえないこと”だもの。


帰り際に、所属する団体の館長に「もう、順番は飛ばすし、剣先はついちゃうし。。」と話したら
「絨毯の上には魔物がいるから」(!)。 
「挑戦する、その気持ちだけでも大事です!」と慰められ。
そうだね~、みんなに笑われたけど、挑戦心をなくしたくないからね~。
「“陳式バアサン”と言われるように、70歳までは出ます!」と力強く(?)宣言して、長い一日を終えたのでありました。。。。


ま、なんとか入賞はしたから、これでよし!とするか。。。。

コメント (2)
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沼沢ゆかりさんの音楽と絵のコラボレーション「春風のラーガ」が渋谷で

2014-03-21 11:18:41 | おいしい、楽しい、耳より情報
イラストレーターと編集者として仕事をしたのは、もう、ずいぶん前のことだが、沼沢ゆかりさんとはお互いに、”仕事以外の趣味も深い”という点で一致している。
彼女はシタール演奏、私は太極拳、と、ジャンルはまるで違うけど、ま、どちらも”アジア”だ。


沼沢さんのシタールは、まさに春風のように柔らかく優しく、ゆるゆるとたゆたって、聴くものの心をほぐしてくれる。
今回、音楽と絵のコラボレーション「インド古典音楽で紡ぐ~春風のラーガ」として、水彩画展とインド古典音楽のライブが渋谷・モンキーフォレストで開かれる。
忙しい日々の一時、ゆったりと流れるシタールの調べに身を任せて、心を解放してみたい。


♪音楽と絵のコラボレーション♪
インド古典音楽で紡ぐ~春風のラーガ
日時:4月13日(日)15:30~17:30
ライブチャージ:2,000円 + ワンオーダー
出演:関口祐一(サロード)沼沢ゆかり(シタール)逆瀬川健治(タブラ)
場所:Bali Cafe モンキーフォレスト/ tel.03-3464-4633
http://www.monkey-forest.jp/

「沼沢ゆかり水彩画展」は同じ場所で、以下の期間開催
4月11日(金)~20日(日)月曜定休 11:45~23:00(15:30~17:45休憩時間)

Photo


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キジバトが、濡れた地面でエサ探し

2014-03-20 16:24:14 | 日記・エッセイ・コラム
寒い雨の日である。


ぽっかりと時間が空いて、ベランダ越しに外を眺めている午後。
ベランダの向かいの土手の上で、キジバトが濡れた地面をつつきながらよちよちと歩いている。。。
大きなタブの樹の枝に止まっていた別のキジバトも降りてきて、5羽のキジバトが集まってきた。


ここは猫の通り道でもある。
三毛、サバトラ母さんや、白猫、ブチ(勝手につけた名前である)。。。
数匹のノラ猫が、かち合わないようにうまく時間をずらせて、それぞれ毎日何度もパトロールしているのだ。


キジバトが飛び立ってから間もなく、
三毛がお尻を落として、すり足で土手を上ってきた。。
狙ってきたらしいが、鳥たちはさっさか飛び立った後だ。


鳥は賢い、
猫は賢いようで抜けてる。。。。。

サバトラ母さんは古参ネコ。Photo


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藪でウグイスが鳴き始めてる

2014-03-19 17:06:41 | 日記・エッセイ・コラム
駅へと向かう階段は200段弱。
崖に沿って続く階段の右側は、雑木林というか雑然とした藪である。


階段の左にマンションが建つまでは、この崖藪にはタヌキもいれば野ウサギもいた(らしい)。
ヘビは当然今も、いる。真夏に、たまに、石段の上でひからびていたり、石垣をニョロリと歩いて(?)いたりする。
目を上げると根岸湾と、晴れていれば、その向こうに千葉の半島を遠く望むことができる。。。


崖は横浜市の「崩壊危険区域」に指定されているのであるが、崖の土地所有者は個人で、まったく手入れしていないから、枝はぼうぼう、木々は伸び放題。。。
でもね、その藪の中にはウグイスがいて、毎年時期になると「ホーホケキョッ」と鳴くの。


今年も、2~3週間前から、ウグイスが鳴き始めた。
まだ上手に鳴けなくて、「ギッギッ」とか「チッチッ」とか、「ケキョッ!」とか、未熟。
もう少し暖かくなったら、きっとちゃんと鳴き始めるんだろうな。

一昨日は20℃くらいの暖かさだったが、今日は、また肌寒い陽気。
今年の桜は開花が遅そうだけど、ウグイスが鳴き始めて、もうじき春だ。

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三菱一号館美術館で、「ザ・ビューティフル~英国の唯美主義」展を観る

2014-03-16 15:33:07 | アート・文化
『三菱一号館美術館』は大好きな場所。
気持ちがゆったりと落ち着くスペースだ。
年明けからなにかと出来事&用事続きでワサワサした気分が続く一日、開催中の「ザ・ビューティフル~英国の唯美主義」を観に行った。


サブタイトルの「唯、美しく。」がいいなあ~。。。
「家の中には機能性のあるものか、あるいは、ただ美しいものだけがあればいい」という、きっぱりとした主張(会場の説明文に誰の言葉かも書いてあったけど、忘れた。。)に、そうはいかなくても、気持ちはいつも"そうありたい"と思う。


三菱一号館の部屋部屋に、19世紀中から後半にかけてのイギリスの(前衛)芸術家たちの絵画をはじめ、家具や陶器、テキスタイル、アクセサリーなどが展示されている。
19世紀末に建てられた三菱一号館で、ちょうど同時代のイギリスのムーブメントを観られるのである。時代の雰囲気を体感するようだ。


大好きなロセッティをはじめ、アルバート・ムーアやフレデリック・レイトンが描く美しい女性像があり、オスカー・ワイルド『サロメ』のためのビアズリーの白黒の挿画があり。。。
それまでの装飾過剰で混乱した英国の美術・デザイン界に異を唱え、新たな価値観での”美”を創り出そうという動きが、芸術だけでなく室内の家具や壁紙など、住まいにもよりふさわしいものを求めて広がった。。。


それはなんとなく、3,11以後よく目にしたり耳にすることが多くなった(ような気がする)”断捨離"の考えに通じる、不思議な感覚を覚える展覧会でもあった。
その最中にいる時ははっきり見えなくて、後になって、”あれがきっかけだった”と思うような、感覚の鋭い一部の人によって最初に動き始める、ほんの小さな時代の変化の兆し。。。。


ともあれ、この前に観た「ラファエル前派展」から続く、”芸術は何よりも美しくあるべき”という「ザ・ビューティフル~英国の唯美主義展」で、美しいものたっぷり堪能した一日でありました。


図版は、これも大好きなフレデリック・レイトンの《パヴォニア》

Photo


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