izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

3月の太極拳と経絡ストレッチ教室の予定

2022-02-20 13:31:13 | 教室と講習会のお知らせ

オミクロン感染は高止まり状態(?)、東京に住む友だちは(もう何人も)3回目のワクチン接種を終えたと聞くのに、横浜に住むワタシには、まだ接種券も届かない(>_<)。。。!横浜市は全体でひとつの行政区だから、対象となる人数は多い(横浜市の全人口は約372万人!?)。それにしても、遅い(`ε´)。。

幸いにも、まん延防止等重点措置の中でも今年は施設は解放されているので、(参加メンバーがコロナ自粛でお休みすることはあっても)太極拳も経絡ストレッチ教室も開講できている。終わってからのお茶やらビールはいまだに自粛自粛だ。早くのびのびした気分でワイワイ楽しみたいなぁ〜(*^_^*)

3月の教室予定は以下の通り。めげずに頑張りまっしょ!と言い続けてもう3年目なのだ。

 

■陳式太極拳普及会土曜日教室

〜中国・陳家溝伝来の陳式太極拳。深い呼吸と共に自分の身体を感じながら動くことで、免疫力も高まります。

毎週土曜日13:00-15:00 初回体験 / 1,000円

3月の会場は以下。

05日 11:00-13:00  磯子スポーツセンター第3体育室 ※この回のみ時間が前倒しになります。

12 日 13:00-15:00  井土ヶ谷・集英館

19日 13:00-15:00 井土ヶ谷・集英館 

26日 13:00-15:00 元街小学校 ※陳式剣プチ講習会⑦(他団体の方も参加OK)

詳しくは陳式太極拳普及会HPを。 

問い合わせは linmuizumi@gmail.com

 

■カルチャー本牧教室

〜ストレッチと合わせて、老架一路の一段・三段だけをゆったり気持ち良く。経絡ストレッチだけの参加も大歓迎!(第2・第4木曜/太極拳、第3木曜/経絡ストレッチ)

10日、24日 11:00-12:30 陳式太極拳   

17日 11:00-12:30 経絡ストレッチ体操

場所:横浜市営バス「本牧一丁目」バス停下車すぐ。「HOT MOTTO」2階

申込み・問い合わせは linmuizumi@gmail.com

 

■経絡ストレッチはまじょ会

3月14日 13:00-14:30 神奈川スポーツセンター研修室  

     参加費:2,000円 ※初回体験500円

申込み・問い合わせは linmuizumi@gmail.com

 

★★上記と別に、陸 瑤先生の形意拳講習会が以下の通り開講です

3月3日、17日 19:00-20:30 横浜・磯子スポーツセンター第3体育室

参加費:2,000円+会場費分担(参加者アタマ割り)

 

すべてのお問い合わせは linmuizumi@gmail.com

 

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「国境の夜想曲」を観て思う。世界はどこに行くのだろう?

2022-02-20 13:18:56 | 映画

「国境の夜想曲」を観た。イラク、シリア、レバノン、クルディスタンの国境地帯ー”戦争に翻弄され、分断された世界”を、ジャン・フランコ・ロージ監督は、通訳を伴わず、そこに残された人達を3年以上をかけて撮影したドキュメンタリーだ。そこに映し出されるのは、哀切に満ちた人々と大地の力。余計な言葉や説明をせずに、その場、その風景をただ静かに映し出している。

 

中東の国々について殆ど知識はないけれど、この地帯は元々はオスマントルコ帝国が支配していた地域で、いろいろな民族それぞれがそれなりに平安に暮らしていたという。それが第二次世界大戦後のヨーロッパ諸国の進出以降、アメリカの同時多発テロ、アラブの春、アメリカ軍のアフガニスタン撤退等々を経て、今は侵略や圧政、テロが多発し、その地に住む多くの人々を犠牲にし、生活を破壊している。。。

 

冒頭に映し出される乾いた大地とそこに残る巨大な遺跡(のような建物?)や、夜に密かにボートを漕いで川を渡る男、亡くなった息子を失い、崩れ落ちた病院(あるいは収容所?)の小部屋で哀悼歌を歌う母親達、シリアに拉致された娘からの音声を何度も何度も繰り返し聞く母親。。。。説明やテロップなど一切なしに、ただただそこで暮らす人々や風景を映し出すことで、言葉にならない感情を伝えている。

ISISに拉致されたこども達を保護するプログラムの中で、あるこどもは自分が書いた絵を説明している。「ISISが殺して首を落とした。その頭を食べろと言われた」。。。淡々と。

 

映画を観ながら、「どうしてこんなことになっちゃったんだろう???」と何度も思う。

バクダッド、ダマスカス、ベイルート・・・「エルキュール・ポワロ」のシリーズや「カサブランカ」など昔の映画を観ると、小道や路地が入り組んだ迷路のような街、あらゆるものが並ぶ市場、色とりどりの民族衣装を着た人々の賑わい、イスラム教会の建物・・・”中東のパリ”と言われるように美しい街並と活気溢れる人々の様子が異国情緒を誘う。それらの街が、今や面影もなく破壊され、廃墟となっている。。。「どうしてこんなことになっちゃったんだろう?」

 

奇しくも、2020年2月21日の今、北京オリンピックは(疑惑を残して)閉幕し、ロシアによるウクライナへの侵攻が懸念されている。ロシアも、中国も、少し前は西側諸国とも友好的でオープンな関係にあったように思う。「21世紀は共生の時代」と喧伝されていたが、今、世界は真反対の方向に向かっているように思える。

 

ジャン・フランコ・ロージ監督は

「”国境の夜想曲”は光の映画であり、暗闇の映画ではありません。

人々の驚くべき、生きる力を物語っています。この映画は戦争の闇に陥った人間への頌歌です。」

と書いている。ラストシーンで、家族のために早朝からハンターのガイドをする少年が見つめるのは明るい世界なのだろうか。。

 

中東の乾いた美しい光景や朝焼けや、遠くの街の爆撃の光、川の揺らぎ・・自然は人間の都合に関わらず、常に変わらず美しく、時間は同じように流れていく。国境が地続きでない日本に生きていると想像しにくいけれど、戦争で犠牲になるのは一番弱いこども、女性、社会的弱者。。。戦争をしたがるのは誰?世界を分断しようとしているのは誰?と考えずにはいられない。

 

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田中 泯の「名付けようのない踊り」を観た

2022-02-10 10:59:42 | 映画

ヒューマントラストシネマ有楽町で、上映中の田中 泯「名付けようのない踊り」を観た。

東京都の感染者数が10000人を突破している毎日(^_^;)。混雑している東京方面には出かけたくない。。でも、映画は観たい!!コロナ下で見逃した映画はたくさんある。田中 泯「名付けようのない踊り」は評判になっていることもあり、この手の映画(派手な宣伝なし。記録。地味で真面目。上映期間が短い。回数が少ない)はすぐに上映終了になってしまうことが多いので、(ワタシの場合)観る機会が少ない。当日の朝まで迷ったけれど、やっぱり行こう!家から有楽町まではJRに乗って一本。乗り換えもなし。あちこちウロウロしなけりゃ大丈夫!(なんせ東京在住の友だちの多くは”3回目のワクチン接種終了”したというのに、横浜はまだ!3回目のワクチン接種を待っていたら何もできないよぉ〜)。

 

「名付けようのない踊り」は、世界的なダンサーとして活躍する田中 泯の踊りと、この"踊り"に至るまでの生き様を追った映画。

普段は山梨の村で畑を耕している彼は、踊りと演技、踊りと身体について語っている「まっさらにしてその場を感じて踊る。自分を出すとか何かを表現するとかを越えて、その時その場の中で踊る。。踊りも演技も同じところにある。踊るために身体を作るのではなくて、野良作業によって自分の身体をつくり、それで踊る。これぞ魂の中から湧き出る肉体表現だ。」これって凄い〜!!ダンサーは踊るために日々身体を整えている。でも、彼の場合は、まず自分自身の身体があって、踊る”場所”に立ったときに内から表出すう動きが”踊り”となっているのだと。”自分を出すとか何かを表現するとかを越えて、その時その場の中で踊る”という言葉にも眼からウロコが落ちる思い(?!)。

彼は、自分の子供時代のことを「わたしのこども」と表現する。その「わたしのこども」時代の記憶や感覚は、アニメーションで描かれているのだが、その線と動きが素晴らしく繊細で情感に満ちている。風のそよぎや草の匂い、雲の不穏な動きや、日に照らされた山の小道の暑さや乾いた土の感触・・・・アニメーションからはそんな記憶の中にある感覚が、呼び覚まされてくる。

映画は田中 泯自身の語りと、これまで世界各地で踊ってきた記録を見せながら、踊りとアニメーションが生む映像の奥行きの深さに、”美しい”ってなんだろう?とあらためて自問する。

 

終わりまで眼をそらすことができない。時々引き込まれるように眠気がさしてくるが、それもまた彼の踊りが及ぼす慈愛、癒やし、解放感・・・あるがままでいい、受け入れていい、と思える状態なのだった。

 

映画館内はガラガラ状態で安心安心。4つか5つ空けた座席に座った高齢の男性が、映画が始まるとほとんど同時に、「ク〜、ク〜」っと寝息を立て始めた(?!)。その向こうに座った男性は、座席を移動した。

大きなイビキなワケではないけれど、やっぱり静かな上映中の館内では気に障る。それでも結構集中して鑑賞。終わったら同じビル内の「點」でランチして、サクサクと横浜に帰りました。 

 

 

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お気に入り”冬の散歩道”〜根岸の丘から坂下町まで

2022-02-02 13:01:51 | 日記・エッセイ・コラム

今日の横浜は風もなく快晴。こんな日は買い物ついでの散歩によく出る。

いくつかあるコースの中でもお気に入りは、自宅マンションのある根岸の丘から根岸台に抜けて、アメリカ海軍横須賀基地に勤務するアメリカ軍住宅地を抜けて、古くて狭い石段を降りて磯子区の坂下町に。そこから滝頭にある友人がやってる珈琲焙煎のお店「Three Pengiuns」まで歩いて美味しい珈琲でひと休み。

 

根岸森林公園に接してさらに奥まで広がる旧アメリカ軍住宅地は、広々した芝生の庭に明るいブルーやイエロー、ピンクなどに塗られた昔風の木造1階(あるいは2階建て)の家々が点在し、いかにもアメリカンな独特の雰囲気だった。ここはすでに返還が決まっていて、跡地には市民病院が建つとのもっぱらの噂。でも、まだなにも始まらず、手つかずのまま放置されている。ペンキは剥げて色褪せて、窓から見える家の内部はガランとして寂繆感が漂う。。。家々の間に根岸の丘の端から下の坂下町に抜けられる細い路地道があって、ずっと昔からの抜け道になっている。

夏は草が生い繁ってヘビもいるし蚊もいる。ワケ分からない虫がでてくるから通りたくないが、秋から冬は静かでほとんど誰も通らない。知ってる人しか通らない道だ。以前は周囲に建つのはアメリカやヨーロッパ系の広い敷地の大きな家が点在していたが、今は住宅やマンションが増えてきて、広々感はどんどん薄れている。時の流れは止められない。それでも、この細い道を抜けて階段を降りると空が広がり富士山が見えるこの道を歩くのは、なんとなく懐かしく心安まる。お気に入りの散歩コースなのだ。

丘を降りたら滝頭の「Three Penguins Cafe」https://penguins03.exblog.jpで一休み。静かな店内で、店主の河村さんとゆっくりお喋り。ずっと以前からの知り合いなので、ついつい「河村クン」と言ってしまう。ここで入れてくれるマイルドな珈琲なら、夜眠れなくなる心配なし!なのです。

 

旧米軍住宅の端。ここから根岸の丘を下る階段に続く。

色褪せて薄い灰色に塗り直された(?)誰も住んでいない住宅。

端がボロボロに欠けている急な石段。降りると磯子区坂下町。

階段の途中で見える富士山。冬の散歩の楽しみのひとつ!

 

 

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