卒業した小学校は、大田区立梅田小学校だった。
それまでは、母の実家(大田区羽田)に預けられていたから、入学したのは大田区立羽田小学校。。ここでは入学当初は、二部制で授業があったような記憶がある(人数が多すぎて、一度じゃ収容できなかった!多分)。
梅田小学校に転校したのが、小学校二年生の二学期。同世代が小学校入学を迎える時に新設された小学校だ。
羽田から馬込というまるで違う環境に移って(下町から山の手に、って感じ)、同級生たちがとても丁寧に接してくれるのと、家の周囲は畑と木立ばかりで同じ年頃の子供がいないことにビックリ!静かな静かな環境でありました(羽田では、年かさから年下の子供たちと一緒になって、棒切れを振り回して駆け回っていたのだった)。
三年生になってクラス替えがあり、そのまま六年生になって一緒に卒業。まるまる4年間、毎日同じ教室で机を並べていたのだ。
それからう〜〜んと時が過ぎ、仕事も私生活も一段落した60歳を過ぎた頃から、10人くらいが年に数回集まっている。妹には「また?よく飽きないね〜!」と言われるけど、小学校の4年間を共に過ごした同級生って、遠い親戚のいとこ達って感じ。損得なし、色気なし、で気心知れてるから、とってもラクなのね。未だにクン・チャン付けで呼んでる(周囲から見たらキモチワルイかも?)。
今年は目出度く全員が古稀を迎え(!?)、さすがにだんだんと体調を崩す人が出てきた。
今年初め頃のワタシの投薬入院と手術入院の後に、別の男性メンバーが頸椎トラブルで手術入院をして、彼の状態が落ち着いてきたところで昨日は「快気祝い!」と称して、横浜中華街の「萬珍樓」でランチ(何故か??快気祝いされるワタシが幹事役)。古くからの老舗で構えを見ると入りにくい気がするが、サービスも行き届いて、中はゆったり雰囲気はフレンドリーで居心地がいい。夜は琵琶やら二胡やらのライブ演奏が入って、お料理も1人分ずつ取り分けてくれる。時たま1人でランチに来る大好きな店だ。中華料理ではあるが見た目も美しく、前菜はまるでフランス料理のようなひと皿。スープや炒飯も小さめの器に控えめに盛り付けてくれて、寛げるのだわ。
で、この日は個室を予約して気兼ねなくお喋り。。。
話題はだんだん病気の話が中心になってきているけど(親を看取り伴侶はまだ健在でも、どこかしら不調を抱えている!)、経過や状況が整理された具体的な話なら、ただの愚痴やお喋りじゃなく、情報収集と交換の場になる。こんなお喋りの中に役立つ情報があるのだわ。
100歳が珍しくなくなってきている今の時代、最後まで残るのは誰でしょうね〜。。。と、冗談とも本気ともつかない笑いで終わった午後であった。
・お洒落な前菜。後は写真を撮るのも忘れてお喋りと食べるのに夢中。
・卒業以来何十年も過ぎた、小学校時代の仲良したち。。。