izumishのBody & Soul

~アータマばっかりでも、カーラダばっかりでも、ダ・メ・ヨ ね!~

3月の太極拳と経絡ストレッチ教室です

2021-02-26 12:45:05 | 教室と講習会のお知らせ

コロナ騒ぎが始まって一年が過ぎた。

やっと感染者数が減少気味になり、ワクチン接種が始まろうという頃になったが、まだ油断できない。。所属する日本太極拳友会の毎年5月開催の交流大会は去年は中止。今年はどういう内容になるのか、まだ不確定である。

先が不透明なことには変わりないが、自分自身の身体を知り、心と身体のバランスを整えておくためにも太極拳と経絡ストレッチを粛々と継続していくしかない。

3月の太極拳と経絡ストレッチ教室は以下の日程で開催。コロナ感染を心配し過ぎて調子を崩さないように、注意はするけど縮こまらないで。心も身体も軽々と柔らかく!

 

■陳式太極拳普及会土曜日教室

〜中国・陳家溝伝来の陳式太極拳。一つ一つの身法を確認しながら丁寧に新架一路を練習。

毎週土曜日13:00-15:00 初回体験 / 1,000円

06日 13:00-15:00 京急井土ヶ谷・集英館

13日 13:00-15:00 京急井土ヶ谷・集英館

20日 13:00-15:00 磯子スポーツセンター第3体育室

27日 13:00-15:00 元街小学校体育館

詳しくは 陳式太極拳普及会ブログ

 

■マイカル本牧陳式教室

〜仕事帰りの会員ばかりなので、老架一路を丁寧に、カラダを聴きながら気持ち良く行う練習をしている。

毎週水曜日18:30-20:00(3ヶ月で11回)

10日、17日、24日、31日

場所:イオン本牧2番街2F カルチャーセンター本牧 ※横浜市営バス「和田山口」バス停前。

種目:陳式老架一路、陳式剣

問い合わせはカルチャーセンター本牧まで

 

■カルチャー本牧教室

〜ストレッチと合わせて、老架一路の一段・三段だけをゆったり気持ち良く練習。経絡ストレッチだけの参加も大歓迎!

第2・第4木曜日/太極拳 第3木曜日/経絡ストレッチ

11:00-12:30

11日、25日 太極拳

18日 経絡ストレッチ

場所:横浜市営バス「本牧一丁目」バス停下車すぐ。「HOT MOTTO」2階

申込み・問い合わせは linmuizumi@gmail.com

 

■経絡ストレッチ「はまじょ会」

呼吸に合わせて経絡ラインを伸ばして、身体を中から整える体操です。

3月08日 13:00-14:30  神奈川スポーツセンター研修室

 

すべてのお問い合わせはlinmuizumi@gmail.com まで

 

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中国の新世代の映画「春江水暖」は、まるで絵画のような静謐な美しさに満ちている 

2021-02-24 14:16:12 | 映画

この作品がデビュー作だという”中国の若き天才”グー・シャオガン監督はこの映画について、”現代の山水絵巻のように、彼らの人生がゆっくりとスクリーンに広がる、そんな映画を作りたいと思いました”と語っているが、その言葉通り、まるで一級の水墨画を見るように、心が静かに慰められ、自然の美しさと人の営みに心が暖かくなる映像であった。

中国杭州・富陽(ふーやん)を舞台としたこの映画には、街を流れる大河・富春江の四季折々の様子や、緑深い山に延々と続く階段や、雪の降る川辺の風景などの映像が、まるでそれ自体が主役のように丁寧に描かれ、そこに暮らす家族の時の流れに重なる。

 

街の再開発に揺れる一族それぞれーーー料理店を継いでいる長男、川で漁をしながら船で暮らす次男、ダウン症の息子と二人で暮らしながら道を踏み外していく三男、まだ結婚相手が決まらずにいる四男。家長である母の誕生日の祝宴に集まった4人の息子と長男、次男の妻たち。その祝宴の場で母が倒れることから話は始まる。。。。

圧倒的に迫るのが、大河・富春江の様子だ。

長男の娘の恋人が大河・富春江を泳ぐ様子を何分間にも及ぶシーンでは、川辺に並ぶ大木の枝葉がたっぷりと川面に覆いかぶる様子に時間の深さを見る思い。あるいは、四男がお見合いをした女性と語る何気ないシーンに映る花のさりげない美しさ。認知症のために行方不明になった母が河に漂う舟の中で眠る、まるで彼岸への旅を思わせるように幻想的な映像。。

”山水画に着想を得たという横移動の長回しの絵巻”に悠久の中国文化と民衆の逞しさのエッセンスが凝縮されているよう。社会や世界がどのように変わろうとも、緑や水と共存している限り、人は簡単には崩れないのかもしれないと思った。

何気ないように見えるシーンに映る花が美しい。

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本3冊を同時進行読書中。。硬くなったり、ほにゃらかになったり。。。

2021-02-17 13:44:52 | 本と雑誌

鹿子裕文著「はみだしルンルン」(東京新聞)と、佐藤優著「世界の古典 必読の名作・傑作200冊」(宝島社)、それに、橋本治著「草薙の剣」(新潮社文庫)の3冊同時進行読書中である。

とはいっても、最初に読み始めた佐藤優著「世界の古典 必読の名作・傑作200冊」は、本文436ページという!(ワタシにとっては)メチャクチャ分厚く重たい本である。

東京新聞(だったかな?)の書評を読み、佐藤優氏監修であることも合わせてamazonで即!注文。大学時代は歴史や古典のお勉強を全くしなかったのであるが、卒業後、ファッション誌の編集の仕事をしながら痛感したのは、「もっと歴史をちゃんと学んでおけばよかった💦」。ファッションも時代と共に変化し社会状況と密接に関連しているから、ヨーロッパの歴史とその時代ごとのファッションは、必然的にリンクしていることが分かるのであった。。

この本は、「生きること、人間の本質を考える」、「世の中の仕組みを俯瞰する」、「政治・経済・社会の本質を知る」、「日本という国を見渡す力をつける」、そして、「物語を味わいながら世界を感じる」の5章からなり、それぞれの章に今や古典となっている世界中の著名な書物の概略とオススメポイントが見開きごとに書かれている。その数200冊❗️読んだことがある本もなくはないが、ほとんど”タイトルだけは知ってる”だけの本。

最初から読み始めてしまったので(!?)、最初のうちはう〜っ、むむむっ、難しそうな本ばっかりだ。。。😂でも、「・・・・古典を読むことは、「今」を俯瞰して考える力をつけることに他ならない。現在、さも真実のように声高にいわれている主張があったとしても、その思想体系を知り、相対化して考えることができる力。そのうえで、自分自身にとっての正しさを追究し続ける知的体力と、一方で他者の正しさも複数並存しているのだということを認識する力。これらこそ「古典」が持つ底力である。」という言葉に納得し、「すべてを読み込もうとする必要はない。」という言葉に励まされつつ、やっと頭イタクなる章を読み終えて物語の章に入ってきたところであります。

この本はどちらかといえば若者向き。歴史を知って、本質を見分ける目を養って、明るい未来像をイメージして欲しい、という気持ちがこめられているのだと思う。

 

佐藤優氏のあまりの知力に頭クラクラしてきたので、脱力系の本が読みたい!で、1月31日に発売されたばかりの鹿子裕文著「はみだしルンルン」を購入!

前回の著書「へろへろ〈雑誌『ヨレヨレ』と「宅老所よりあい」の人々〉」と同様、前書きにあるように、『この本はとても「ゆるい読み物」である。ゆるすぎてゆるすぎて、パンツのゴムが切れてしまったような気分になる本である』。そのため、読むとぼんやりする、細かいことはどうれもよくなるなどの症状が出ることも「ない」とは言えない。どちらかと言えば「ある」ような気がする。・・・』と、実にいい加減な(?)スタンスが表明されているのだが、ただそれだけでなく、本は無限大の包容力を感じさせる(?)フンワリした柔らかい力に満ちている。

"人生へろへろ"、"はみだしルンルン"、"どうにもニャン太郎"の3部構成からなるエッセイはどれも、なんだか気持ちが温かくほぐれて、読みながら笑いながらジーンとしてくるものばかり。

結婚を申し込んだ時に無職だった鹿子さんに対して「大きな猫がいると思えば腹も立たない」と応じた奥さんと「お酒を飲まないということだけがありがたい!」と受け入れた義理の母親の度量の深さ!ーー何でもあり!それでいいのだ!である。

鹿子裕文氏のコラムは毎月第2火曜日の東京新聞に掲載されていた。本のあとがきに、「無力な僕にできることがあるとすれば、それは火曜日のネジをゆるめることだった。そういう原稿を書くことで、読む人の頭やこころのネジを(ほんの少しかもしれないけれど)ゆるめられたらいいなと思ったのだ。」とある。まさしく、この本を読むと、日々のルーティンやら仕事やらに固められがちなアタマがゆるゆると解けるような感じがする(太極拳でいうところの”放松(ファンソン)"であるね)。

 

橋本治著「草薙の剣」はまだ第1章を読み終えたあたりである。

2019年に亡くなった橋本治氏は、古今東西の文学を抜群のユーモアで縦横無尽に行き交い独自の橋本ワールドを繰り広げた作家。独特の言語で改訳したシェオクスピアの「ハムレット」や清少納言の「枕の草子」の面白さなど、他に類を見ない巨人である。東大紛争時のポスターの強烈なイメージが今だに記憶に残るが、「役に立たないことの大切さ」という講演も行なっている、知力と脱力の両端をカバーする大きさ、広さがある。

三種の神器の一つであり、ヤマトタケルのミコトが剣で草を薙ぎ払い、火を点じ、敵を迎え撃ったというエピソードを持つ「草薙の剣」。日本最古典でもある「草薙の剣」を下に、”6人の男とそれぞれの父母、祖父母が体験した、戦前、戦後、学生運動、オイルショック、バブル、オウム事件、2回の震災、そして現代まで、そこに生きる人間をつぶさに描くことで、「時代」という巨大な何かを立ち上がらせた奇跡の長編小説”である。・・・・とはいえ、まだ第1章の「息子達」を終わって第2章「終わってしまった時代」に入ったばかり。各章ごとに物語が始まり終わり、「第5章 草薙の剣」まで、まだまだ先は長い。”ヤマトタケルのミコトが剣で草を薙ぎ払い、火を点じ、敵を迎え撃つエピソードが終盤に挿入される”らしいが、今のところそんな気配なし。全体の輪郭すら表れていない。。。

でもね、時代を顧みながら一つ一つの物語を読むのは(その時代を共有できる世代でもあり)、楽しくも懐かしい。物語がどういう大団円を結んでいくのか、それとも大団円はないのか。。。

 

「はみだしルンルン」を読み終えて、今は「世界の古典 〜」と2冊を同時進行で読破(?)中。緊急事態宣言発令中で太極拳教室以外はほとんどお出かけなしの1月2月だけれど、読書の日々も悪くないと思うのであります。

 

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最終日間近の「EIKO 石岡瑛子」展、懐かしさと情熱に触れる

2021-02-10 10:55:14 | アート・文化

東京都現代美術館で開催中の「EIKO 石岡瑛子  血が、汗が、涙がデザインできるか」を観た。

会期が2月14日までと迫り、数日前にテレビ放映されたこともあってか、入り口から会場受付まで「1時間待ちで〜す!」という長蛇の列にビックリ!幸い事前に日時指定チケットを予約してあったので、時間になったらすんなり入場。

会場内は去年第1回目の緊急事態宣言前と同じくらいの混雑ぶり。思えば去年の1月から始まったコロナウィルス感染以来、美術館は閉鎖期間を経て人数制限の日時予約制になって静かにゆっくり鑑賞できていたが、ここはまるでコロナなんて関係ない(?!)混雑ぶり。。。

 

1961年、東京藝大を卒業し資生堂宣伝部入社後、石岡瑛子は「化粧品広告という極めて通俗的な表現の枠の中に、爆弾を仕掛けることに意欲」を持って女を「観客としての立場から送り手としての立場に逆転させようとする、積極的な意思と行動の日々」送る。この間に制作されたポスターは斬新な視線がデザインに生かされ、強いインパクトを与えていた。

1967年に4ヶ月かけて欧米9カ国を旅行。この間、当時のベトナム反戦運動やポップカルチャー、”怒れる若者たち”のファッションや音楽や社会現象を直接肌で感じたことと思われる。石岡瑛子と同時代にコピーライターとして活躍していた小池一子が、後に「60年代の変革が忘れられない」と語ったことがあったのだが、当時高校生だったワタシにとってこの時代は憧れ。「あと10年早く生まれたかったなぁ〜」と何度も思ったものである。

 

振り返ってみれば、前田美波里や沢田研二、オーロール・クレモン等を起用した資生堂ポスターのなんという強さ、美しさ!

当時日本に帰国したばかりの藤原新也の写真を使った渋谷パルコのポスターの、ギラギラとした色彩が伝えるアフリカの民族の明るさ、豊かさ!

三宅一生が発表した黒人モデルだけのコレクションショーの圧倒的な熱量! 

角川書店から出版されていた雑誌「野生時代」の表紙の、個性的で自由な発想!。。。。

 

展覧会は、石岡瑛子のキャリアを資生堂時代、パルコ時代、角川書店時代に分け、平面の仕事の数々を展示。その後1980年にニューヨークに拠点を移してから以降のブロードウェイの舞台や数々の映画の美術・衣装を経て、ヨーロッパでのオペラの衣装、さらに北京オリンピック開会式でのチャン・イーモウ総監督の元での衣装に続く、デザインから大きく空間へと飛躍した過程を辿りつつ、石岡瑛子が時代に残した足跡を通して、彼女の創作への情熱、闘い、時代背景などを知る構成となっている。印刷物への校正赤字入れ、イメージを共有するためのデッサンやコンテ、衣装デザインのスケッチなどに、制作過程での細心なチェックを見ていると、小さなことを積み上げていってこそ大胆で革新的な仕上がりが生まれてくることが見えるのだった。

「ドラキュラ」や「白雪姫と鏡の女王」、「落下の王国」などの映画や、数々のオペラや北京オリンピック開会式、シルク・ドゥ・ソレイユ等の衣装のドラマティックな斬新さには目を見はる!まさに「血と、汗と、涙」が創り出した芸術作品!

これまで手がけた作品を一堂に眺めると、時代への懐かしさと同時にどれも今に通じる新鮮な感覚と訴求力があることに気が付くのだ。

 

石岡瑛子が広告デザインを共に手がけた写真家ー横須賀功光、十文字美信、操上和美氏たちは、ワタシがかつてファッション雑誌の編集をやっていた当時に一緒に仕事をしていた方達で名前も懐かしかったのだが、懐かしさだけでなく「今!この熱量が必要!」との思いを強く感じた。今やっていることがなんであれ、流されない、自分自身を保つ、目先のことに集中しつつ遠く高く見つめるーーなんだか励まされたような気分でありました。

 

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2月の太極拳教室です

2021-02-01 11:15:10 | 教室と講習会のお知らせ

どこよりも早く咲き始める紅梅が、今年もすでに1月には濃いピンク色の花を枝いっぱいに咲かせて、コロナで沈みがちな気分を慰めてくれるよう。人間社会の状況に関わらず、自然の営みは時がくれば花が咲き、日没が遅くなり、日差しは日増しに明るくなってきている。

2月7日までの緊急事態宣言はどうやら1ヶ月延長になる模様。。。緊急事態宣言が出ている中で教室に行くのはどうなのか・・・?とふと思ったりもするが、自宅で自分ひとりでできることは限りがある。その場に身体を運んで、他の仲間と(お喋りはせずとも)一緒に練習することは、不用でも不急でもないはず。感染予防対策をしっかりとりつつ、淡々と、粛々と、自分自身に向き合う時間時間は大切だと思う。

ワタシが指導している陳式太極拳教室はどこも密なし!もちろん、マスクしたまま!安心して参加できますヨ😊

2月の教室は以下の日程。ココロとカラダのために、太極拳オススメです!

 

■陳式太極拳普及会土曜日教室

〜中国・陳家溝伝来の陳式太極拳。一つ一つの身法を確認しながら丁寧に新架一路を練習。

毎週土曜日13:00-15:00 初回体験 / 1,000円

06日 13:00-15:00 磯子スポーツセンター第3体育室

13日 13:00-15:00 元街小学校

20日 13:00-15:00 磯子スポーツセンター第3体育室

27日 13:00-15:00 磯子スポーツセンター第3体育室

詳しくは 陳式太極拳普及会ブログ

 

■マイカル本牧陳式教室

〜仕事帰りの会員ばかりなので、老架一路を丁寧に、カラダを聴きながら気持ち良く行う練習をしている。

毎週水曜日18:30-20:00(3ヶ月で11回)

10日、17日、24日

場所:イオン本牧2番街2F カルチャーセンター本牧 ※横浜市営バス「和田山口」バス停前。

種目:陳式老架一路、陳式剣

問い合わせはカルチャーセンター本牧まで

 

■カルチャー本牧教室

〜ストレッチと合わせて、老架一路の一段・三段だけをゆったり気持ち良く練習。経絡ストレッチだけの参加も大歓迎!

第2・第4木曜日/太極拳 第3木曜日/経絡ストレッチ

11:00-12:30

11日、25日 太極拳

18日 経絡ストレッチ

場所:横浜市営バス「本牧一丁目」バス停下車すぐ。「HOT MOTTO」2階

申込み・問い合わせは linmuizumi@gmail.com

 

■経絡ストレッチ「はまじょ会」

2月は休講です。

すべてのお問い合わせはlinmuizumi@gmail.com まで

 

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