( 11/16 撮影 )
江戸時代初期に創建され、函館に現存する寺院で最も古いお寺、高龍寺...。その高龍寺の境
内にある大イチョウが秋色に染まるのだが、遅れたかなと思いつつ車を走らせた。案の定、大イ
チョウはほぼ葉が落ちていたが、山門脇にあるイチョウはまだまだ魅せてくれている。カメラを
向けていると、玄関から出てきた方が「本堂で、“大屏風展”やってるよ」と教えてくれる...
“大屏風展”は、高龍寺の長い歴史の中で檀家さんから寄贈を受けた文字や水墨画などが描かれた
15,6帖の屏風が本堂いっぱいに並べられている...。高龍寺では、“大屏風展”のポスター
で「ただの虫干しで、ただ立ててるだけ」と説明しているが、並べられた屏風には圧倒される。
また、残念ながら文字や絵も素人には難しく理解のできない物が多いが、この掛け軸を通して思
いを馳せ、楽しませてもらった。高龍寺の“大屏風展”は、今月末までで自由に見学できる...
( ※ 小さな写真4枚は左クリックで拡大する。)