ポトマック自然観察日記

アメリカ東部の自然紹介をきかっけに、日本や世界の自然観察を共有。

那須塩原 冬の鳥見 Winter birds in Nasu-shiobara, March 5-6, 2017

2017年05月22日 | 日記
まだ、冬のウォッチングのことです。前回に続き那須塩原の山沿いにある田園地帯を行きました。3月5日から6日にかけてです。そう言えば、今回からは所々で英単語を使います。日本語の出来ない方からのアクセスもあるためです。自分としても、日本の身近な鳥や動物の名前を英語でも覚えていきたいと思います。

冬は鳥が見やすいですね。まずは、カシラダカ(Rustic Bunting)の登場です。写真は一羽ですが、枯れ木に群れを成していました。



これはヤマガラ(Varied Tit)。好奇心旺盛で、人間のことをウォッチングしに近くまでやって来ます。



そして、カワラヒワ(Oriental Greenfinch)。青空に映えます。微妙に黄色くも緑色にも見えました。



車からウォッチングしていましたので、景色が良い所を見つけては小休止。これは雄大な那須岳(Mt. Nasu)。眺めても良し、登っても良しの山です。



さらに車を進めると、突然風景が広がり、田圃が見えてきました。その中に、何かお地蔵さんのようなものが横一列に10匹ぐらい並んでいます。何だろうか?と思っていましたら、近づいてみると、それはニホンザル(Japanese Macaque)の群れでした!車を止めカメラを構える間に、正に一列で全員森の中に隠れて行ってしまいます。しかし、その最後を堂々とゆっくり私に睨みをきかせながら歩いていく個体が居ました。やはりボスザルでしょうか。



ボスがゆっくり退場されると、今度は頭上でノスリ(Common Buzzard)が旋回していました。私にとってノスリはかなり珍しい鳥なのですが、英語では"Common"が付くのですね。(英語名からの気付きは中々多いものです。)



小鳥からサルの群れ、そして猛禽の観察と、この那須野が原の生態系が良く分かるウォッチングでした。

コメント (1)
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