平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
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衛星通信記録3月22日(木)

2012-03-22 07:42:41 | アマチュア無線

本日午前7時快晴1.5℃ 朝は冷え込みましたが、日中暖かくなる予報 曇り、暖かくなりませんでした。

【Masat-1】08:43のパス 予告どおり信号聞こえませんでした。但し、AOSから8分後の08:51頃、HK Packetsを10Packetsだけ送出しました外出でこの後のパス追えず09:57JSTまでサイレントモードということですから10:29JST(TOKYO)のパスではいつもどおりでしょう。

Masat120mar2012【Masat-1のMA】『MAの値が小さいパスのMEL付近が一番受信しずらい』MAはMean Anamolyで平均近点離角です。0~256の数値で表します。近地点付近では、衛星はその平均速度に比べて早くなり、遠地点付近では遅くなります。地球に近づくと「ギューーン」と早くなるイメージです。Masat-1は平均近点離角の大きい時と小さい時がある楕円(扁平)軌道の衛星です。この値の小さい時は地球に最も近づいている軌道であり、その軌道のMEL(Maximum Elevation)の時はドップラーにより周波数の変化も最大になるので、周波数の変動も大きく受信しずらいということになります。CALSAT32ではMAに合わせてドップラー量も調整しているはずですが、調整しきれない様子は「AF信号を目で見ると分かってしまう」ということでしょう。ウォーターフォールの流れる速度は一定です。パケット音の筋が縦の時はAFレベルにおける周波数変化が少ないということ、そして筋が細く、真横に近づいて見える時は周波数変化が大きいということです。放っておくと縦帯の幅からすぐ外れてしまいます。

20:37のVO-52 150Hz 良好なパスでした。MEL6.7°∠

【Masat-1】21:57 通常のHouse keepingモードに戻っていました。

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