●本日午前7時快晴11.5℃
【AO-92】水曜日L/Vモードになる日 20:57 L/Vモード ■交信(FM:Tone67.0ヘルツ)JA0CAW JK2XXK JA2NLT ■受信 JS6DRQ(聞こえた気がしたが?)JR2NPC ◆Payloads:59 ◆20:58′45″にVoice Beaconが出ました。その後21:00′26″にONになりました。
◆AO-92のDUV受信データのHealthを開くと L/Vモード になっていることが表示されています。
【AO-92】22:31 L/Vモード ■交信(FM:Tone67.0Hz)JR6DI JA1FMU JA0CAW ■受信 JR6AZ JH2AMN JK2XXK DS2BWU ◆Payloads:71
◆ L/Vモード は何と言っても地上違法トラッカーの混信が無いことが運用し易さに繋がっています。本来Uバンドのアップ周波数に地上違法局がはびこっていることこそが問題ですが、総合通信局とJARLがそれなりの対策、対応はしているようですが、強権発動はしていなくて生ぬるい対応のようですから、違法トラッカーが無くなることはないでしょう。無線通信にとっていつの時代も混信から抜け出せないと雖も、違法トラッカーは人為的なのですから強権発動しかないと思っています。
◆10年前の記事再掲◆ ☆☆☆
【逆ヘテロダイン】WebサイトでJH2CLV局の「About SSB Inverting with Frequency Heterodyne」http://www5a.biglobe.ne.jp/~jh2clv/ssbinvert.htmを読んでいたら「局発周波数をIFより高く取ることで、逆ヘテロダインが行われSSBが反転する事が分かる」という一文がありました。長野で会ったDS1MFC朴さんは「FO-29とVO-52のSSBがうまく行かなくて…」のようなことを言ってました。事実VO-52を聞いているとなぜかDownがLSBだったりします。まさか送受信機を自作していて、局発の取り方が高い、低い逆で「LSB→LSB」もしくは「USB→USB」になってしまっているのではないとは思いますが…◆話は変わって衛星のアナログトランスポンダーの場合「ドップラーシフトの影響を少なくするため」逆ヘテロダインにしているわけですが、ヘテロダインにしない場合とでは地上で受ける周波数に約20KHz差が出ると説明されています◆V/U、AOS時の衛星での周波数変換①ヘテロダインでない場合145.955→435.855②逆ヘテロダインの場合145.955→435.845③ここで10KHz変換の差が出ています。起こり得るドップラーで加減算すると結果として20KHzの差が出るということです(エクセルファイル参照)◆「Supersonic heterodyne」とは「うねり」のことであり「5球スーパー」で言う「スーパーヘテロダイン」の語源と言えますが『…2つの周波数を混合すると、新たに2つの周波数が生じ、一方は元の周波数の和となり、もう一方はそれらの差になる。この現象を「ヘテロダイン」という』であるので③ここで10KHz変換の差が出ているのは「それらの差」であり「逆ヘテロダイン」という説明で良いと解釈しています。エクセルのファイルは急きょ作ったものですが、JH1BCLさんとこの件について問答した時の資料を参考にしました。BCLさんTnx.