平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

衛星通信記録4月9日(木)

2020-04-09 08:03:02 | アマチュア無線

本日午前7時快晴11.1℃

【Meteor-M N2】08:34 前半信号が切れました。これまたLocedが掛かったあと、着替えとトイレに行くためシャックを離れましたので、途切れたところは現認しておりません。

【AO-91】11:36 ■交信(FM:Tone76.0Hz)JA6EGM JS6DRQ ■受信 JR6AZ JP3IVD JA0KEK JA3DIN BH6ABO UA0STM Payloads:103 ⇐DUVがこれだけ取れるということは良いパスだったことになりますアップ周波数の435.260MHzに東南アジア違法局の混信がありました。

【逆ヘテロダイン】昨日、この表題の記事を再掲しました。それは、CQ誌2020年1月号216Pの「衛星通信情報」にある記事に関連して閃いたからです。この中では「衛星通信でのドップラー効果リニアトランスポンダ編(2)」として同様のことが解説されていましたいずれにしてもLenear Transponderの場合はドップラーが大いに関係して来ますので「逆ヘテロダイン」と「2点間ドップラー差異」は常に考慮すべき事柄となっています。

【2点間ドップラー差異】Fox-1シリーズ衛星はFM中継器を積んでいて、沖縄の多くの局がQRVされています。北海道のJA8KGGさんも良くQRVされています。FM衛星にもドップラーはあるのですが、これら離れた局同士の交信でも、普通にドップラーを掛けてリグコントロールで追尾すれば全く問題なく交信出来るのは既成の事実ですところがLinear Transponderを積んだ衛星となると周波数合わせが簡単ではなくなります。FO-29や中国のXW-2またCAS-4シリーズの衛星など、SSBで運用する場合、なかなか周波数が合いません。その要因の一つに例えば沖縄と北海道では「ドップラー量が違う」ということがあるからです。今までに何回か詳しく解説して来ていますが、今日のところは取り敢えずここまでの話に留めておきます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする