●本日午前7時曇り10.5℃ 師走 12月になりました。今年も残すところあと1か月
【中国の新衛星CAS-10】12月の衛星◇新衛星の情報JE1CVLが読みやすく意訳しました。↓ お時間のある方はお読み下さい。当局は「キャステン」と呼ぶことにしています。
◇CAMSATのCAS-10(XW-4)衛星が2022年11月12日に打ち上げられ、天州5号貨物宇宙船で中国宇宙ステーション(CSS)へ到達しました。宇宙ステーションからの宇宙飛行士による展開は、12月15日頃に予定されています。衛星は、独自の400kmに配備されるとすぐにアクティブになります。軌道傾斜角は42.9度
CAS-10は、約228x455x100mm、重さ12kgの8U CubeSatです。V/Uモードを搭載した、CAS-9 から続くミッションで、Hope-4 (XW-4) としても知られています。リニアトランスポンダ、UHF–CWテレメトリビーコン、UHF–AX.25 4.8k/9.6kbpsGMSKテレメトリダウンリンクと宇宙カメラを搭載しています。
CAS-10のVHFアップリンク、UHFダウンリンクのリニアトランスポンダは、帯域幅30kHzで、このトランスポンダは、衛星が機能している限り一日中動作します。世界中のアマチュア無線愛好家は、双方向無線リレー通信に使用することが出来ます。CAS-10にはカメラが搭載されており、撮影した写真はフラッシュに保存されます。衛星のメモリを利用するため、私たちは簡単なリモートコントロールシステムを設計しました。それは、DTMFを使い、世界中のアマチュア無線愛好家が DTMFコマンドを送信して、カメラの写真をダウンロードすることが出来ます。CWビーコンは、モールス符号を使用して衛星テレメトリデータを地上に送信します。この衛星は、アマチュア無線愛好家に広く歓迎される機能を有しています。
VHF/UHFリニアトランスポンダのアップリンク周波数145.870MHz、ダウンリンク周波数435.180MHzです。UHF CWのテレメトリビーコン周波数435.575MHz、およびGMSKテレメトリ用周波数435.725MHzです。
@CAS-10
435.575 CW
145.870 LSB
435.180 USB
CAMSAT XW-4
CW Beacon 435.575
Telemetry 435.725
◆ ↑ CALSAT32のSATINFO.txtに書き込んだ内容。CSS(チャイニーズスペースステーション)から放出直後はCSSのTLEで追えるはずです。
【CAS-10余話】中国ってこのような部分は、以外と開放的なようです。事前にこれだけの情報を出すのですから。
【移動する局の再免許申請】移動する局「JE1CVL」の免許有効期限は、来年の5月30日ですが、ここで再免許申請。審査が通り、今日再免許申請手数料1,950円を納入して、免許状の到達を待つのみとなりました。電子申請であり、この間紙は一切使わず、紙と言えば近くの郵便局ATMのペイジー(Pay-easy)で納付した「ご利用明細票」だけ。さすが総務省、ペーパーレス化が進んでいます。
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