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【おさらい流れ星】「AMIGOS」Meteor-M N2を追って、地球画像を取得していますが、その方法をおさらいしておきます。
◆①Meteor-M N2はロシアが打ち上げた気象衛星です。TLEはセレストラックの「Weather」の一番したから3番目にあります。NASAのカタログ№40069です。その下にさりげなく「HIMAWARI 8」があります。
◆②周波数は137.100MHz◇追尾アンテナはこの信号が捉えられれば何でも良いのですが、周波数を合わせた「QFHアンテナ」に直下型のLNAを使うのが理想でしょう。当Blogは2m用の10Element八木アンテナに直下型のプリアンプを付けて追っています。通常の衛星通信に使っているアンテナです。
◆③受信は、無線機でなく「SDR」となります。Dongleは「外付け器」という意味があると思いますがSDRの外付け器として「FCD」ないしは「RTL-SDR/USB」を使います。SDRソフトは大部分の人が「SDRSharp」を使っています。
◆④「リアルタイム画像化」Meteor-M N2の画像受信は、当初3段階のプロセスを経ないと画像化出来ませんでしたが、今はリアルタイムで画像化出来ます。NOAAシリーズはFAX画像ですが、受信と同時に画像が出て決ます。それと同じになりました◇左側の画像は、リアルタイムで受信しているところ。右は07:51のパス受信完了画像、東低仰角のパスなので日本列島はほんの一部しか写っていません。
◆⑤表題の「AMIGOS」に「Downloads:M2 LRPT Decoder.エクゼ(Ver.2015.7.1.33)があります。0027からバージョンアップして0033になっています。これをダウンロードしてSDRSharpフォルダーに同居させますが、そのままでは動きません。単独では立ち上がりますが、QPSK Demodulatorで復調した信号を送り込めないからです。バッチファイルを書き換えて送り込めるようにします◆書き換え方:「LRPT off Line Decoder.エクゼ TCP.ini」→「M2_LRPT_Decoder.エクゼ TCP.ini」これはバッチファイルの中身ですが、ショートカットをデスクトップに置いて、QPSK Demodulatorの「Locked」が掛かったら起動させます。しかし、このままではまだだめです。出来あがった画像を保存するフォルダーを指定しなければなりません。
◆⑥M2_LRPT_Decoderに付いて来る同名の「.ini」イニシャライズファイル(構成設定)は空っぽです。LRPT off Line Decoderと同じ内容をコピーペイストします。
[IN]
source=tcp
host=localhost
port=2011
mode=72K
[OUT]
rgb=122.jpg
rgb_q=100
mono=jpg
logs=no
APID70=no
VCDU=no
path=H:\AMIGOS\Images
[GLOB]
path=H:\AMIGOS\SharedFolder
[FAST]
FORMAT=jpg
R=1
G=2
B=2
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