平成徒然草

衛星通信つれづれなるままに…。 JE1CVL Kuge Fumio
日本一小さな衛星通信情報サイト

衛星通信記録6月26日(火)

2012-06-26 07:48:28 | アマチュア無線

本日午前7時晴れ19.8℃ 良い天気です。

Interface2012a Interface2112b Interfacec 【新PIC-NIC②】PICNICとローテーターを繋ぐインターフェースを作って見ました。結果は非常に良好です。相田さんのHPの説明にあるように「LM358Nを高入力インピーダンスの増幅率1のアンプとして挿入」で良い結果が得られました穴あき基盤へ回路図のとおりに部品を配置して配線、組み立てました。ピンヘッダーへ繋ぐソケットの穴は13穴2列の26穴ですが「13穴全部をアースにする側」が基板上に配置すると逆になってしまうため、どうしてもジャンパー線の形を取らざるを得ませんでした(画像:裏の黄色い線)ジャンパー線でなく解決する方法は多層基板を使うことですが、手作りでは無理で、本格的に完成基板を作る場合は実現出来ますまた、従来の透明ケースに入る大きさに作ろうかと思いましたが、LM358Nがあったので大きく作り、収納出来る大きさはあとで考えることにしました私が使っているローテーターはYAESUのG-5500ですが、8ピンの外部コントロール端子があります。相田さんの説明にあるように7番ピンから6V~13Vの電圧が供給されています。これをLM358Nの電源に使いました。ローテーターからの方位角電圧、仰角電圧とも、そのままの電圧がPICNICの中で検知されるようになり、オペアンプの面白さを知りました相田さんの回路図のLM358Nの8本足番号の振り方は違っていて①番の反対側は⑧になります。左から下へ行って右側へ行き、右上へ上がる足番号の振り方になります。図は合っています回路図どおりに作れば問題なく動作するはずです。ローテーターへの配線を間違わないようにすることが肝心ですPICNICに「12Vを供給すると3端子レギュレターがかなり熱くなる」を心配して、9Vにしてみたら熱くならず良好ですJM3DUR島村さんが、この回路のパターン化(完成基板化)を考えているようで、来る7月14日(土)15日(日)大阪池田市民文化会館ほかで開催されるKANHAMで発表出来るように準備を進めているとのことです。穴あき基板への配線はかなり面倒なので完成基板があれば助かります「ローテーターが向いている位置情報としての電圧」が0から5Vになっているローテーターであれば、このインターフェースに接続して使えることになりますので、汎用性はあります。

↑JM3DURさんからコメントをいただきました。PICNIC用Interfaceの完成基板は将来計画であり、KANHAMでの発表予定はUSB-FSIO用とのことです。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 衛星通信記録6月25日(月) | トップ | 衛星通信記録6月27日(水) »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。JM3DURです。パターン化基板のほうは... (JM3DUR)
2012-06-27 18:49:36
こんにちは。JM3DURです。パターン化基板のほうは、相田さんの回路図ではなくJA1CPAさんの回路を参考(了解もらってます)にUSB-FSIO方式で進めています。試作ボードを作っていただいたのでテスト中です。電源をUSBからとりますので電源不要です。別途、回路図流用で新PIC-NIC版も作る予定。詳細は相談中ですがJAMSAT関西で入門講座のときに紹介できるよう進めています。頒布についてはJN2AMD山内さんにお願いする予定です。又ARISSの予備へとの要望もあります。
返信する
島村さん こんばんは (JE1CVL)
2012-06-27 20:03:56
島村さん こんばんは
了解しました。PICNIC用のInterfaceも
基板化していただくと多くの人が助かると
思いますので、早く実現するよう
期待しています。
返信する
開発中の基板にkm2NetのPIC18F-2550というプログラ... (JM3DUR)
2012-06-28 20:59:32
開発中の基板にkm2NetのPIC18F-2550というプログラム済みPICがついていますがそれを付けないで、そこのピンに新PICNICのPORT-1とを電線で接続するだけで対応可能とのことです。テストしていませんのでテストが十分にできたら報告します。ただ開発側ではあらたに7800円もする新PICNIC基板を購入して作るというのは抵抗があるようです。小生は新PICNICを持っていますので開発側に提供して作ってもらうようお願いできます。又、DC5V電源をどこから取るのかについて検討中です。
7月1日のJARL愛知県支部大会でNDCブースよりこの基板の展示を計画されています。
返信する
島村さん こんばんは (JE1CVL)
2012-06-28 22:33:18
島村さん こんばんは
コメントありがとうございます
なるほど、面白い発想ですね
新PICNICのI/OPort1はアナログ4、
デジタル8他1の片側13Pinとなっています
ここに位置情報の電圧を入れ、CALSAT32で
衛星位置情報の計算をした結果として
水平、仰角のモーターを動かす命令を
出している訳ですね
PIC18F-2550も同様の結果をPinに出力
している訳で「差し替え交換」で使える
という発想だと思います
USB-FSIOの仕組みをまだ読みきれてないので
もう少し理屈を整理して見ます
引き続きいろいろと教えてください
では
返信する

コメントを投稿

アマチュア無線」カテゴリの最新記事