ヨーロッパの限りない大地

ヨーロッパの色々な都市を訪問した思い出をつづっていきたいです。

ヨーロッパ文明発祥の地へ(ギリシャ・アテネ)

2005-11-18 23:11:13 | ヨーロッパ旅行記
年末の休みを利用して、旅行の計画を立てる。
といっても、ヨーロッパは寒い時期である。必然的に目はヨーロッパ地図の南側にむかう。
そうなれば行くのはやはりギリシャでしょう、ということになった。
ヨーロッパ文明発祥の地である。ヨーロッパとの名前も、ギリシャ神話で、かのゼウスにさらわれた美女「エウロペ」にちなんでつけられたくらいだ。
また治安については、レストランでの詐欺や睡眠薬強盗などの事例が報告されていたが、他のヨーロッパ諸国に比べると悪くなさそうだ。

パリのシャルルドゴール空港からアテネに向かう。
この時は、すでに新国際空港、エレフテリオス・ヴェロニゼロス空港が出来ていた。しかし、手持ちの「地球の歩き方」では、十分な情報が無かった。まあ、いけばわかるさという気持ちだった。

空港に着く。
パリとは2時間の時差がある。
やはりここも協定のおかげで入国の手続きなど無く、すっと出れた。
この時、ユーロ貨幣の流通まで秒読み段階だった。年明けにはいよいろ流通がはじまるよ、ヨーロッパのみんな準備はいいかな、という時期だった。
混乱がないか心配だったためか、空港ではあまりたくさん現地通貨ドラクマに両替しなかった。結果的には、直前は何も問題なかった。年明け、実際の流通時も、ほぼ順調だったようだ。

空港前でアテネ市街向けのバスに乗る。日本人の学生グループもいて、少しほっとする。
冬と言うこともあり、もうすでに日はかげっているように感じる。途中、アテネオリンピックの準備もあり、あちこちで道路工事が行われていた。

バスは橙色の日差しの中進んでいく。工事の影響で少し渋滞気味である。そして埃ぽかったように感じた。
窓からギリシャ文字の標示が見える。異国情緒を感じながら、一路アテネに向かう。

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