再びマルセイユのノートルダム・ドゥ・ラ・ガルド寺院から見たフリウル諸島方面の画像です。
本土側も諸島も、おおよそマルセイユの7区となります。
フランスでは区(arrondissement)はパリやリヨンの大都市で導入されています。
ただ、パリやリヨンは各区ごとに区議会と区長が置かれていますが、マルセイユでは16の区が2区ずつにまとめられて8連合区を構成し、連合区ごとに区議会と区長が置かれています。
パリの場合、右回りにらせんを描いて20区を分けていますが、マルセイユは最初は同じ右回りですが、外側は左回りになっています。
海があるためか、すんなりと右回りだけではいかなかったようです。
このようならせん構造を見て、日本の姫路城と江戸城の堀のらせん構造を思い出しました。
もちろん全く別の話に過ぎませんが、街が大きくなっていった痕跡および力の根源を、こういうらせん構造でも垣間見ることができます。
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