讃岐うどんやラーメン食べ歩きと、旅のブログ

讃岐うどんの食べ歩きが好きです。また国内・海外問わず旅が好きなので、ぼちぼち書いていこうと思います。

北九州市立長崎街道木屋瀬宿記念館_福岡県北九州市八幡西区

2022-04-12 20:00:00 | 旅行
 こないだ、木屋瀬宿に行ったのである。ちなみに(こやのせじゅく)と読む。木屋瀬宿は、長崎街道の宿場町である。ここには、北九州市立の長崎街道木屋瀬宿記念館があるので、行ってみましょう。


 長崎街道は、小倉⇔長崎を結ぶ脇街道です。長崎は、鎖国自体に唯一外国との窓口があった土地なので、そこからいろいろな舶来品や動物などが入ってきました。長崎街道を像が歩いた話は有名です。また、砂糖がもたらされ、カステラなどの洋菓子が作られました。砂糖が流通した道という事で、シュガーロードとも呼ばれます。


 長崎街道のうち、北九州側の黒崎宿~原田宿までの六つの宿を「筑前六宿」と呼び、大変賑わったそうです。その一つが、この「木屋瀬宿」です。


 入場料は、大人一人240円というリーズナブル価格です。駐車場は裏手にありますが、周辺にも観光用の無料駐車場がいくつか用意されています。


 早速、入場料を支払って入館します。コロナのご時世なので、手の消毒と検温を受けます。

「あの、写真撮影はいいですか?」
「どうぞ、大丈夫です」(一部NGなものは、掲示がある)
「有難うございます」

 ということで、撮影NGなもの以外は、いくつか撮影させていただきました。これが、木屋瀬宿の再現ミニチュアです。多くの建物があり、たくさんの人で賑わっていた雰囲気が伝わります。


 今も、木屋瀬宿の雰囲気を残す建物が多くあります。旧長崎街道を散策するのもいいでしょう。


 プロジェクタによる長崎街道紹介があります。上映時間は、入り口に掲示されています。


 昔の家屋の雰囲気ですね。


 これは、追分道標といって、街道の分岐地点に建てられていました。「従是 右赤間街道 左飯塚道」と書かれています。この道標は本物で、実際に長崎街道に設置されていたものなのですが、交通事故により破損したため、記念館に移されたそうです。


 本来の道標の位置には、このレプリカが設置されました。新旧の違いは明白ですが、本物の裏には「元文三年健」と書かれていますが、レプリカは「平成〇年〇月復元」と書かれています。(写真の角度が悪く、判読不可でした)


 今でも当時の道標が残されている場所は結構あると思うのですが、これは現代の道標か? 単位も「里」じゃなくて、「Km」だしな。


 北九州市立長崎街道木屋瀬宿記念館 福岡県北九州市八幡西区木屋瀬3-16-26 Pあり
コメント
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