ELEKITから、TU-8800という真空管アンプキットが、2019/10/18に発売となった。付属の出力管はKT88なんだけど、独自のアクティブオートバイアス回路と、パワーモードを切り替えることによって、6V6~6L6GC~KT66など、なんと21種類もの出力管に変更ができるという優れものである。(但しMT管は不可)
それを記念してかどうかは分からないけど、福岡県庁の11F(福岡よかもんひろば北棟多目的ルーム)で、無料の視聴コンサートがあった。ELEKITは、大宰府に会社があります。
予約は不要で、パンフレットによると真空管の種類や結線方法の違いによる音の違いを感じて下さい。とある。視聴会は2部構成となっており、1部はELEKIT側で準備した音源による視聴会で、2部は参加者が持参したCDなどの音源による視聴会とのこと。
よっし、行ってみるか。平日の昼間開催で真空管マニア向けの視聴会といったら、絶滅危惧種のお年寄りが多いとみた。(←お前もなぁ)
JR吉塚駅で降りて、徒歩8分くらいで福岡県庁に到着です。11F行のエレベータは西館にありますが、それ以外でも10Fまでは行くので、最後の階は階段で行ってもOKです。
あら、エレベータを降りたらデモ用に「TU-8200R」(6L6GCシングル)が鳴っているではないか。この機種は現在売っているキットですね。過去にはTUシリーズとしていろいろな機種がありましたが、多くは製造中止になっており手に入りません。
県庁の11Fには展望ルームや喫茶店があり、その一角に多目的ルームがあります。席は自由です。
入口にはELEKITのカタログもありました。
で、今回の目玉の「TU-8800」が、でーんと鎮座しております。
今回はKT88の音を楽しみましょう。聞いたところ、結線はUL(ウルトラリニア)接続とのこと。ドライバーは、12AT7です。
第1部
参加者は、30人弱くらいかな。途中入場・退出は自由ですが、他の人に配慮願いたいとのこと。それと、携帯電話は電源OFFかマナーモードにして欲しいとのことです。ま、当たり前ですね。
真空管と半導体アンプの違いについて。半導体アンプは3次高調波が出るため、これを低減するような設計になる。なぜならば、3次高調波は人の耳に不快に感じるから。真空管のシングルアンプは2次高調波が出るが、これは人の耳に心地よく感じる成分である。なので、この歪を含んだ真空管の音を楽しんでほしいとのこと。
昼休みを挟んで、第2部は参加者が持参した音源での視聴会。思いのほか持参者が多かったようで、演奏したのはCDの頭の1局程度だが、それでも時間が足りず途中でフェードアウトしながらという感じです。
JAZZやクラシックはあるとして、M空さんや琴の音などもありました。参加者は第1部とあまり変わらないのですが、自分の音源が終わるとさっと帰る人も目立ちました。(笑)
えっと、期待していた真空管による音の違いや、結線方法の違いによる変化については実演が無いのは残念でした。
できたら、これだけ出力管を準備していたのなら、この中の何本かは差し替えてくれると良かったかなと。
【参考】使用可能な真空管
パワーモードLOW
6V6, 6V6GT, 6F6, 6F6GT
パワーモードMID
7581, 5881, 6L6, 6L6GT, 6L6GC, 7027, 7027A, EL34, WE350B
パワーモードHIGH
KT66, KT77, KT88, KT90, 6550, 6550A, KT120, KT150
パワーモード、UL/TRIODE接続の変更は、SW1つで簡単に切り替えられる設計となっており、かなりマニア向けのキットになっています。しかし見た目は自作したキットという感じ(実際そうなのだが)で、美味しいフランス料理を普通のお皿で出された感じかな。(喩がアレですが)
うーむ、気になる1台ではあります。
TU-8800 数量限定生産品 販売価格:128,000円+TAX
福岡県庁:福岡県福岡市博多区東公園7-7
それを記念してかどうかは分からないけど、福岡県庁の11F(福岡よかもんひろば北棟多目的ルーム)で、無料の視聴コンサートがあった。ELEKITは、大宰府に会社があります。
予約は不要で、パンフレットによると真空管の種類や結線方法の違いによる音の違いを感じて下さい。とある。視聴会は2部構成となっており、1部はELEKIT側で準備した音源による視聴会で、2部は参加者が持参したCDなどの音源による視聴会とのこと。
よっし、行ってみるか。平日の昼間開催で真空管マニア向けの視聴会といったら、絶滅危惧種のお年寄りが多いとみた。(←お前もなぁ)
JR吉塚駅で降りて、徒歩8分くらいで福岡県庁に到着です。11F行のエレベータは西館にありますが、それ以外でも10Fまでは行くので、最後の階は階段で行ってもOKです。
あら、エレベータを降りたらデモ用に「TU-8200R」(6L6GCシングル)が鳴っているではないか。この機種は現在売っているキットですね。過去にはTUシリーズとしていろいろな機種がありましたが、多くは製造中止になっており手に入りません。
県庁の11Fには展望ルームや喫茶店があり、その一角に多目的ルームがあります。席は自由です。
入口にはELEKITのカタログもありました。
で、今回の目玉の「TU-8800」が、でーんと鎮座しております。
今回はKT88の音を楽しみましょう。聞いたところ、結線はUL(ウルトラリニア)接続とのこと。ドライバーは、12AT7です。
第1部
参加者は、30人弱くらいかな。途中入場・退出は自由ですが、他の人に配慮願いたいとのこと。それと、携帯電話は電源OFFかマナーモードにして欲しいとのことです。ま、当たり前ですね。
真空管と半導体アンプの違いについて。半導体アンプは3次高調波が出るため、これを低減するような設計になる。なぜならば、3次高調波は人の耳に不快に感じるから。真空管のシングルアンプは2次高調波が出るが、これは人の耳に心地よく感じる成分である。なので、この歪を含んだ真空管の音を楽しんでほしいとのこと。
昼休みを挟んで、第2部は参加者が持参した音源での視聴会。思いのほか持参者が多かったようで、演奏したのはCDの頭の1局程度だが、それでも時間が足りず途中でフェードアウトしながらという感じです。
JAZZやクラシックはあるとして、M空さんや琴の音などもありました。参加者は第1部とあまり変わらないのですが、自分の音源が終わるとさっと帰る人も目立ちました。(笑)
えっと、期待していた真空管による音の違いや、結線方法の違いによる変化については実演が無いのは残念でした。
できたら、これだけ出力管を準備していたのなら、この中の何本かは差し替えてくれると良かったかなと。
【参考】使用可能な真空管
パワーモードLOW
6V6, 6V6GT, 6F6, 6F6GT
パワーモードMID
7581, 5881, 6L6, 6L6GT, 6L6GC, 7027, 7027A, EL34, WE350B
パワーモードHIGH
KT66, KT77, KT88, KT90, 6550, 6550A, KT120, KT150
パワーモード、UL/TRIODE接続の変更は、SW1つで簡単に切り替えられる設計となっており、かなりマニア向けのキットになっています。しかし見た目は自作したキットという感じ(実際そうなのだが)で、美味しいフランス料理を普通のお皿で出された感じかな。(喩がアレですが)
うーむ、気になる1台ではあります。
TU-8800 数量限定生産品 販売価格:128,000円+TAX
福岡県庁:福岡県福岡市博多区東公園7-7
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