パイオニアのレコードプレーヤーPL-1150は、40年以上前に知り合いから手に入れたもので、DD(ダイレクトドライブモーター)を搭載した、当時としては進歩的な機種だった。それまでは、ベルトドライブ方式が主流で、比較的高速で回転するモーターをベルトを使い減速し、ターンテーブルを回していた。
この機種は、ブラシレスDCモーターを電子回路で制御することで回転数を制御し、ベルトを使うことなく既定の回転数でターンテーブルをダイレクトに回すという方式である。ベルトを使わないことにより、回転がスムースになり、余計な振動を生じさせないので音がいい、というような触れ込みだったように記憶している。また、MMカートリッジより、MCカートリッジの方がいい音がするとか、マニアの間ではいろいろ言われていた時代である。
今でこそ、サーボモーターを制御することによって正確な回転数を得られるが、この当時はアナログ的にボリューム(VR)を調整することによって、手動的に回転数を合わせていた。
どうやって回転数を合わせるかというと、ストロボが付いており調整用VRを回すことによりターンテーブル側の四角いマークが止まって見えるところが正確な回転数となる。50/60Hz,33/45回転があるので、各々指定される場所のマークが止まってみえる場所が正しい調整ポイントとなる。
これが結構やっかいで、止まった!と思ってもレコードが回転しているうちに、マークがじわっと動いたりする。そうすると、回転数が上がる(または下がる)ので音が不自然に聞こえるようになり、また調整するという作業が必要になる。
いつのころからか、この「ずれ」が頻繁に起こるようになった。じわっどころかぶっ飛んだり、回転数を合わせようと思っても、VRがいうことをきかなかったりする。たぶん、調整用VRが経年劣化により接点が接触不良になっているものと思われる。そのうち、ストロボの点灯がおかしくなり、マークが止まらなくなった。
レーコードはたくさんあるのだが、聞く機会も無くなりレコードプレーヤーもほっておいた。新しいプレーヤーも売っているが買うのもなぁ。ということで、開腹手術を試みました。右下の基板がストロボ制御用です。
まず、回転数調整用のVRですが、小型の半固定抵抗で隙間もあるので、接点復活剤をスプレーします。
ストロボ制御用基板ですが、特に経年劣化が疑われるようなケミコンは使っていません。TRは、2SC1279が2石使われています。後は、ダイオードや抵抗、セラミックコンデンサー、マイカコンデンサーくらいでしょうか。
かなり基板のパターンが汚れているので、無水アルコールによる洗浄と再半田を実施したところ、ストロボは正常に点灯するようになりました。
今回は、VRのガリ取り・基板洗浄と再半田付けの作業のみで、部品の交換は不要でしたので1時間ほどで修理完了しました。
さて、ABBAでも聞いてみましょう。ターンテーブルの動作は安定しています。
おー、ABBAいいなぁ。
と思ったが、ちょっと音が変? 針が劣化しているか。つづく
この機種は、ブラシレスDCモーターを電子回路で制御することで回転数を制御し、ベルトを使うことなく既定の回転数でターンテーブルをダイレクトに回すという方式である。ベルトを使わないことにより、回転がスムースになり、余計な振動を生じさせないので音がいい、というような触れ込みだったように記憶している。また、MMカートリッジより、MCカートリッジの方がいい音がするとか、マニアの間ではいろいろ言われていた時代である。
今でこそ、サーボモーターを制御することによって正確な回転数を得られるが、この当時はアナログ的にボリューム(VR)を調整することによって、手動的に回転数を合わせていた。
どうやって回転数を合わせるかというと、ストロボが付いており調整用VRを回すことによりターンテーブル側の四角いマークが止まって見えるところが正確な回転数となる。50/60Hz,33/45回転があるので、各々指定される場所のマークが止まってみえる場所が正しい調整ポイントとなる。
これが結構やっかいで、止まった!と思ってもレコードが回転しているうちに、マークがじわっと動いたりする。そうすると、回転数が上がる(または下がる)ので音が不自然に聞こえるようになり、また調整するという作業が必要になる。
いつのころからか、この「ずれ」が頻繁に起こるようになった。じわっどころかぶっ飛んだり、回転数を合わせようと思っても、VRがいうことをきかなかったりする。たぶん、調整用VRが経年劣化により接点が接触不良になっているものと思われる。そのうち、ストロボの点灯がおかしくなり、マークが止まらなくなった。
レーコードはたくさんあるのだが、聞く機会も無くなりレコードプレーヤーもほっておいた。新しいプレーヤーも売っているが買うのもなぁ。ということで、開腹手術を試みました。右下の基板がストロボ制御用です。
まず、回転数調整用のVRですが、小型の半固定抵抗で隙間もあるので、接点復活剤をスプレーします。
ストロボ制御用基板ですが、特に経年劣化が疑われるようなケミコンは使っていません。TRは、2SC1279が2石使われています。後は、ダイオードや抵抗、セラミックコンデンサー、マイカコンデンサーくらいでしょうか。
かなり基板のパターンが汚れているので、無水アルコールによる洗浄と再半田を実施したところ、ストロボは正常に点灯するようになりました。
今回は、VRのガリ取り・基板洗浄と再半田付けの作業のみで、部品の交換は不要でしたので1時間ほどで修理完了しました。
さて、ABBAでも聞いてみましょう。ターンテーブルの動作は安定しています。
おー、ABBAいいなぁ。
と思ったが、ちょっと音が変? 針が劣化しているか。つづく
やっぱりイジルの好きですねー。
直って愛でたし愛でたし😄😄😄👏👏👏
出て来たのがABBA=完璧お○さん!!
ところで、因みに400のSSB機 余ってないあるか?
レコードも保管しているのですが、プレーヤーが不調だったので、聞く機会もなかったのですが、新品を買うのもなあと思って、修理した次第です。
ABBAは、今年再結成し新曲をリリースするようですね。N〇Kニュースで見ましたが、コンサートはデジタル技術で、当時の姿に画像処理をして配信するようです。当然、本人達はそれ相当の姿になってましたので、歳をとったなというのが感想です。
ちなみに、今のところ残念ながら完動の余剰リグはありません。なかなか新しいリグを購入する環境にないので、古いリグを大事に使っています。
【売却済み】
310Line, TS-520, TR-7200G2, TR-2200G, TR-1300
【廃棄予定】
TM-541 送受不可
今時、プレーヤーが家にある=お○さん
当時、プレーヤー持ってた→今=○じさん
わらしの 30数年たったYAMAHA GT-750 チャンと回るあるよ
(GT-750バイクにあらず。ヤマハだから。スズキのだったら100万以上で売れる。残念ヤマハざんねん😭)
アンプ NEC A-10Ⅲのリレーが接点不良。貧乏暇なしで直せないある。
これも30数年使用
ケース開けたら中ヤニでドロドロだろーのことある。
余剰無線機なし=了解
400のFMモービル機は異常に安くなってるのにSSBオールモードは豪華高級機しか無いあるか?
困ったもんじゃ。
ではでは
自分は、パイオニアのSA-8800を持っていましたが、故障・修理不可で廃棄しました。昔のオーディオ機器は、壊れるとどうしようもない場合が多いので、泣く泣く新品に入れ替えました。
430MHzのシングルバンド・オールモード機の現行品は無いと思います。今は、HF~430MHzのオールモード・オールバンド無線機が主流なので、程度の良い中古があれば安く手に入るかもです。