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織田信長から学ぶダイバーシティマネジメント

2015-05-14 12:54:18 | ダイバーシティ
最近織田信長の書物を読んでいると、彼は、ダイバーシティで世の中を制したんだなあということが、わかってきます。その当時、正社員と言えば、馬に乗れる騎馬の武将たちです。長篠の戦いなどをみても、武田家は、いまで言うところの男性の正社員ばかりで戦っていました。


それはそれで、鉄砲というあたらしいツールが開発されるまでは、最高に強い組織で、
織田軍団などは、弱小の兵隊で有名でした。
 しかし時代は変わり、いまで言うところのICTの技術が出てきたように、
なにも、対面で戦い、個人の技術で事が決まるという戦い方よりも、鉄砲を使っての、
チームとしての現場力がモノ言う時代へと
変化してきたのです。そこで、武将だけでなく誰でもやる気があるものは、
俺のところへ来い!ということで、男性の正社員が威張り散らしていた会社から、
豊臣秀吉や滝川一益など農家出身や盗人あがりのものまでまさにやる気と才覚が
あれば管理職までなれるダイバーシティの組織を創り上げたわけです。
 もちろん、信長も何年もかけクリステンセンが言うように、モノだけでなく、
組織のイノベーションをはかっていったわけですが、おそらく日本もいま、
そのような大きな変革期にあるのだと思うのです。
 そのためには、信長がやったようにダイバーシティの組織改革です。
報酬のルールを変え、正社員と非正規社員の枠組みを取っ払い、いまでいうところの
短時間正社員制度を取り入れたり、会議には、フルタイム正社員だけじゃなく
秀吉のようなやる気のある短時間正社員も参加させるという組織開発を
行っていく。

 日本は、定まった未来として若手の男性中心で正社員といったことを前提とした
組織や人事制度ではやっていけない時代にこれからなっていきます。
 ダイバーシティへのあくなき挑戦!信長の組織開発には見習うところがたくさんありそうですね。


 
ダイバーシティ関連の書籍「社員がよろこぶ会社のルール・規定集101」を昨年弊社から1冊そして、今年は、3月から、書店に並びだした、
東京都社会保険労務士会編著の「ダイバーシティマネジメントの実践」にダイバーシティ関連の委員会のメンバーとして執筆陣に加わらせていただいております。
http://www.jinji-roumu.com/jinji/amazon_cp_diversity.html




 5月27日は、その書籍発刊に伴い東京都社会保険労務士会主催で、御世話になっている社長さんと
パネルディスカッションに登壇させていただきます。
 士業の方のみならず、企業の方も参加できますのでダイバーシティマネジメントを
やってみよう!さらにやっていこう!という方はぜひ、ご参加いただきたいとおもいます。

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