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安心安全な場はイノベーションの為にある。相互理解なくしてイノベーションは起こらない。弊社の取り組み

2019-07-25 09:52:05 | 組織開発・社風改革
今日はイノベーション会議です。
弊社の新人の猪岡君も交えての、相互理解を深めるワークを皆でやりました。

まずは、最近のマイブームをチームでシェア。

へぇ、○○君そんなのに興味あるんだ!知らなかったなあ。
高校野球、甲子園に行きたい?私も行きたいなあ。

と普段毎日顔を会わせてうるさいぐらい雑談が多い職場なのに意外に知らないんだなあと。



さて、相互理解はなぜ必要なのか?
いま、弊社はなぜ相互理解に基づいたチームが必要なのかを考えてもらった。

以前の生産性向上の為のチームからお互いの違いを大切にして各々の強み関心をもちよりそこから新たな創造を生み出す場としてのチームが必要なんだ。

そこで大事なのがお互いの内面を知る。
そしてそこには、安心安全な場が必要なんだと。

相手と仲良くなるためにはまずは自分の内面を出す。そうすると相手も少し打ち解けてくれる。
これを返報酬性という。だから、みな安心して内面を少しずつ出していく。お互いの共通点や関心ごとが見つかるんだね。

さて、さらに、内面をさらけ出していく。

どこまで開示できるかな?
次の問いかけは、
これまでの仕事でこれはやったぞ、自分の力を発揮したという仕事を絵で書いてもらう。そして、自分がその時に大切にした価値観をカードで選び書いてもらうんだ。

さあどうかな? ん? 社長である矢萩の顔が? あぁー、あのときのエピソードか!



新人の彼は?なるほど、
柔軟性か?以外だな、彼女は?貢献だったんだ!



お前、ずいぶん絵がへたくそだな。
なにこの場面?そうだったの?

だいぶ場が盛り上がってくる。
皆が大切にしている価値観って以外に知らないないんだなあ。

さて、価値観を知るとどんな効果があるのか?

その人の行動は氷山であってそこにはその人が持っている思考の癖やものの見方そして、タイプがある。
それをお互いに知ることはチームを組む上でものすごく重要なんだ。



○○さんのネガティブの意見も実は単に反対意見を述べているだけでなくそこには、貢献という価値観があってのこと。
この人がたまに怒ったりするのは自分らしさを否定されたからと他者の価値観を理解するとお互い行動の本質がわかり仕事もやり易くなるんだね。

さあだいぶお互いを理解したところで、今のエピソードを聞いて互いの強みを手紙を添えて出してあげよう。

どうかな?
○○さんのエピソードを聞いて○○さんの強みは○○だと思いましたという具合だね。
さあ、どうだろう。

みな朗らかな顔に、おいおい、涙ぐんでるメンバーまでいるよ。

そう、受容と承認の大切さだよね。

お互いをしる大切さには安心安全な場が必要。
しかし大切なのは、ナアナアになることではない、ES(従業員満足)も社員を甘やかすことではない、意見を言わない、反対意見をのべない、何となくの合意そんな優しさはいらない!

安心安全な場とは、手段であって目的は別にある。
目的はイノベーション、創造性を発揮するための安心安全な場だ。
だから、そこにはある種の緊張感がある。
意見を言わないただ会議に出ているだけのメンバーは会議にでなくてよい。
相手に同調するだけで何も考えていないメンバーはかえってチームを易きに流してしまう邪魔者なんだ。

安心安全な場の意味を再度理解をしてもらった。

さあ、ここからが本番、次回はこの強みを発揮して次の四半期に何をしたいか、出来るかをチームで考えよう!

これからはメンバーの違いが大切になってくる。同じ価値観からは同じものしか生まれない。確かにゴールが決まっている、効率性を重視すればそれもよい。しかし、時代はカオス、先が見えない時代。

このような時代は、創造性だ。イノベーションはお互いの強み、違いを掛け合わせたところから生まれる。

新人の彼の甲子園球場に行きたいという夢を皆で叶えてあげたい。
休みをとって有志でいこう。彼の地元の高校を応援しにいこう。

会社は、皆の為にある。皆、一人一人の夢を叶え、より遠くへ、よりチャレンジングで一人では行けない未来の光景を描きそこにいつしか仲間と一緒なら叶うかもしれないというワクワク感があるから会社やチームがあるのだ。

今回のイノベーション会議、代表である私が楽しませていただきました。
新人の彼がはやく弊社のメンバーになれるとよいなあ。

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