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ARRL/VEC FCC exam. 備忘録(3)

2009年02月17日 12時01分07秒 | License
勉強方法や模擬試験サイトなども、既に多くの方々が紹介、評価されていますので
割愛します。

実際に私が事前に模擬試験した際の結果と、実際の結果がどんな相関関係にあるのかを
少し考えてみました。

Extra(Element-4)の試験は一番記憶に残っていたので、帰宅してからどの問題が出た
かをチェックし正解、不正解を確認しました。
その結果が下記です。ちなみに出題は各サブエレメント毎の各グループから各1題
づつ出題されるようで、今回もそうでした。


如何せん問題用紙は試験後に回収されますので記憶を元にしていますが、ほぼ間違い
ない(はず・・)です。

一方で、事前に模擬試験などでやった時の間違い率を拾ったのが下記です。


見てのとおり、サブエレメントの5と7は勉強未達状態で試験に臨む結果でした。

何となく傾向は出ており、事前の成績が良かった3、4、9、0は、それなりに正解
出来ており、事前が悪い結果だった1は予想通り悪い。
一方で大健闘だったのは8で全問正解、これはたまたま出題問題に恵まれた為でしょう。

Figure(別添の図表)系は1問出ましたが、これこそ丸暗記が容易なボーナス問題ですので
無事正解。計算間違いは無く、間違いは全て「知識不足」と言うか勉強不足の内容でした。

ちなみに事前の正解、間違いの出し方は、
 1) 最初にQuestion Poolを全て英文で通読
 2) 意味が閃かない英単語はその都度辞書で調べて単語帳に記入
 3) エクストラ養成ギブスで番号順に回答し、誤回答を別ファイルで保存
 4) 以後誤回答問題集のみを繰り返し何度もこなす
のやり方です。

出張やら仕事の合間などでちょっと勉強したいときにはnet環境が無くてもStand Aloneで
使えるエクストラ養成ギブスは便利でした。
 あとは工学系で訳が判らなくなった時に、1アマ教科書を開いたことも数回ありました。

FFC試験問題は、法律面は覚えるしかありませんが、工学系は日本の上級国家試験に
比べて、遥かに実践的な問題が多いので、実際に回路考えたことある方や、アンテナ
いじりをして悩んだ経験がある方、プロパゲーションに興味持って体験した方、など
日頃の体験、経験が相当土壇場でモノを言う内容が多いと感じます。

今回、間違えた問題に
What must the VE team do with the application form if the examinee does not
pass the exam?
 A. Return the application document to the examinee
 B. Maintain the application form with the VEC’s records
 C. Send it to the FCC
 D. Destroy the application form
がありましたが、一度でも不合格になった経験を持っていれば間違えなかったですネ(笑)

私は"D"の「破棄する」で回答してしまいました(正解は"A"の「返却する」)
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ARRL/VEC FCC exam. 備忘録(2)

2009年02月16日 19時01分13秒 | License
試験勉強については、非常に多くの方々がnet上で説明、紹介されていますので
後回し、かつ目新しい内容だけにするとして、まずは当日の結果から。

ARRL VEC NAGOYA VE teamは、名古屋市東別院の東別院会館で試験が開催され
ました。地下鉄東別院駅が最寄ですが、金山から歩いても大した距離ではないので
行きも帰りも徒歩でした。

13:00開始の15分前には集合、と案内いただきましたが下見を兼ねて1時間前に偵察。
既に会場には「VEC」の張り紙がされていました。


30分ほど前になり、再度会場を覗くと、ロビーのベンチで問題と睨めっこで勉強され
ている方が数名。「おォ、この方々も受けるのか」とだんだん緊張してきます。

他の試験でも同じですが、ここぞと言うときの集中力を高めるためにドーピングを
します。いつものユンケル(安物ではなく1,000円のやつ)補給。ゲン担ぎでもあり
ますが、実際効きます。粘り強く考えることができる(気がする)。

最初にVEの方々の自己紹介がありました。ネットやお空で有名なDXer各局を生で
至近距離で拝見することが出来ます(笑)。自己紹介もJAのコールサインではなく
USのコールサインでした。「かっこいいなぁ・・・」と羨望。

今回の受験者は7,8名で、10代と思われるアジア系女性から大OMのご老体(失礼)まで
いらっしゃいましたが、40代後半の自分は真ん中くらいか。

日本の国家試験の様な秒針を見て「はじめっ!」ではなく、めいめい準備ができた
人からバラバラに試験を開始していきます。非常にフランクな進行です。

最初はTechnician(Element-2)
問題用紙の問題文がゴシック系フォントで、いつも読んでいたPoolのフォントと違う
ので最初はちょっと違和感を感じましたが、流石にElement-2は全く判らない問題
は無く、最初から●を順番にマーキングして35問完了。見直しして迷いだすと混乱
するのでマーキング抜けが無いことだけ確認して挙手。
採点を待っている間は会場外へ出て構わないので外で休憩。
AB1HPさんとお話できリラックスさせていただけたのと、いつも模擬試験でやっている
感触と大差ないことから大分やる気が沸いてきました。

部屋へ戻るとVEから「三木さん・・・・Element-2合格です」と皆さんの前で発表され
ます。ちょっと照れくさいが嬉しい。

続けてGeneral(Element-3)着手。
今度は○(怪しいので後回し)が8問残った。ちょっとヤバイ・・・。
怪しい問題だけを何度も何度も問題文を繰り返し読む、読む、読む・・・・。
すると勉強した時に脳の端っこにかすったキーワードがふんわりと浮かんでくる。
(ユンケル効果がこの辺で出る(笑))
多分ギリギリだったと思うが、何はともあれElement-3も合格。

一応自己目標のノルマは達成。「今日はいける」とへんな自信が沸いてきて、少々
休憩を長く(15分ほど)頂いた。休憩中に一応Poolを読むが全く頭に入らない(笑)。
しょうがないので適当に3問だけ馬鹿のように問題文と正解文を何度も読み丸暗記
することにした。
(ちなみにこの内1問が本当に出題されて、思わず心の中でガッツポーズでした)

最後のExtra(Element-4)
50問を最後までやり、○(怪しいので後回し)が11問残った。単純には●が全て正解なら
合格圏内だ。俄然やる気が沸いてくるし、色気も出てくる。
Element-3同様に○11問を徹底的に何度も読む、読んで考える。ここで初めてスクラッチ
シートを使った。知ってる知識を総動員して回答した。
ちなみに、この11問中7問が、後の自己採点で正解だった。自分が正解●にした内で
6問を間違えたので、11問の正答率が悪かったら結構ヤバかった。

今度は採点中も外へ出ず席でVEの皆さんの採点作業を遠くで見つめていた。
採点していたVEの表情を見る・・・どっちだ?・・・判らない。

「三木さん」呼ばれた!

5秒ほど沈黙、VEの方が自分の顔をじっと見ている「うわっNGか?」と思った瞬間

「おめでとうございます、Extra合格です」

試験中の他の受験者の方々からも拍手頂けた。

「ありがとうございます!」しか、口に出せなかった。
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ARRL/VEC FCC exam. 備忘録(1)

2009年02月16日 17時44分08秒 | License
2008年の年末にblogを書いていて、1年振り返りと、さて来年は何をしようかと
考えている中で、ボンヤリとですが米国ライセンスに挑戦してみたいなぁと考え
たので、ネットで各局の体験記や詳細を説明している記事を読み漁りました。

以前から、名古屋にもARRL VECチームがあり、定期的に試験を開催していること
は知っていましたが、実際に試験を受けようとは思いませんでした。しかし1アマ
取ってkW変更を行って以来、漫然とDXを追いかけているだけで、もう少しチャ
レンジャブルなことを手っ取り早くやりたくなったので、真剣に考えてみることに
しました。

それが設備の増強でも、自分で海外へ行って呼ばれる立場になる、でも何でも
良かったのですが、勤め人(サラリーマン)の宿命で時間と金が思い通りになら
ない(笑)ので、まずはやる気さえあれば合格できる資格にチャレンジ!となった
次第です。

と言う訳で、やる気になったが吉日で、2009年1月16日(金)の夜に準備を始めました。
2月15日の試験予定日の丁度1ヶ月前でした。

最初に受験応募するにあたり事前準備に手間がかかるのは
 1). FRN(FCC Registration Number)の取得
 2). US mailing address(郵便用の宛先住所)の確保
の二つで、他の受験料($15)やPhoto ID(パスポート、免許証など写真付き)は
どうにでもなるものです。

FRNの取得の方法はネット上で多くの方が判り易く説明されていますので割愛します。
※例えばこちら
注意すべきなのは、WEB画面で取得したFRNが表示されますが、他にmailなどでの
通知は来ないので、画面のCaptureを取っておかないと後で不便です。

US mailing addressは、本業で利用実績があった私設私書箱を半年間契約しました。
(最初から一発合格の自信があれば2,3ヶ月で十分かも?)
ちなみに2areaのCallsignを最初に指定して欲しかったのでNewYorkで開設しました。
私書箱探しもネットで沢山hitしますので、結構楽しめます。
知り合いや友人がいると気は使うものの安心できて一番いいのですが、生憎ILに
駐在していた幼馴染の友人が昨秋帰国してしまったので諦めて私書箱で対応する
こととしました。だいたい1,000~1,500/月で契約できます。

ここまで揃ったら、早速受験予定のVEチーム窓口へ申込みを行います。
当日いきなり飛び入り受験を対応頂けるVEチームもあるようですが、心配なので
申込みを行いました。

私が受験したのは、ARRL VEC NAGOYA VE teamで、1月17日に申込みして数時間
後には"Confirmation of Test Session Appointment"のメールを頂きました。

ここまで終われば、あとは心置きなく勉強するだけです(笑)

退路を断つために受験を公言するのも効果的です。
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やった!合格

2009年02月15日 16時56分01秒 | License
無事、Element-2,3,4と合格し、EXTRAのCSCEを得ることが出来ました!

うれし~!

VEの皆様、有難うございました。

たいへんお世話になりました。
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ラストスパート

2009年02月14日 22時14分46秒 | License
試験前の最終日は、できるだけ勉強の時間を取りました。

朝は、そうは言っても気になるので20mCWのK5Dを聴きました。

QSBは深くありましたがピーク時の信号強度は予想より強かったので

少々安心。5回ばかり呼びましたが、すぐやめておきました。

さてこの数日はElement-4のみを読んでいますが、最後におさらいで

Element-2をW8MHBサイトでやってみました。

1問間違えましたが、まあ良しとしましょう。

調子に乗ってElement-3もやってみると8問間違えて、点数は合格とは言え
こりゃまずい、の点ですので、過去間違えた問題を全てやり直すことに。

再度、模擬試験やり直して3問間違え。

「う~」ですがこれ以上Element-3で時間とってもしょうがないので打ち切り。

そして明日昼の試験開始まではElement-4を頭に叩き込むことに。

さてさて、どうなることやら・・・・まさにGood Luckの心境
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Final Day

2009年02月14日 00時50分32秒 | License
あと1日

往復の新幹線でちょこっと進んだ

時間があるかぎり数をこなすこととする

パブロフ状態になっている問題もあるが(設問読まなくても解答が判る)

間違って反射するケースも多々あり
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悪あがき

2009年02月11日 12時51分35秒 | License
今日を入れても残り4日だ・・・

まだElement-4 を全てやれていない。

そろそろギブかなぁと弱気になってみたりする。
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追い込み

2009年02月10日 12時30分48秒 | License
いよいよ残り今日を入れて5日だ。

昨日までは週末のスキーの筋肉痛と疲れで早い時刻の就寝だったが

気合を入れなおす必要がある。

KP5は、どうせ初めは怒パイルであろうから、15日までは気にしないことにする。

クラスタも見ないようにしたいが、無理だろうなぁ~(笑)
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日本語でもわからない

2009年02月06日 00時06分27秒 | License
Element-4の難易度に意気消沈

英語力が怪しいのはさておき日本語でも正解が判らない問題が多い

What, if any, are the differences between the radiation produced by
radioactive materials and the electromagnetic energy radiated by an antenna?
放射性物質からの放射と、アンテナからのエネルギー放射に違いがあると
すると、何か?

<答え>
RF radiation does not have sufficient energy to break apart atoms and
molecules; radiation from radioactive sources does

アンテナからのエネルギー放射には原子や分子を分裂するエネルギーはないが
放射性物質のエネルギーでは可能

勘弁して~って感じです(笑)

意味が判らないと丸暗記すらツライ

ツライが(取り合えずやりだしたので)頑張る・・・しかし判らん・・・
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ピンチだ

2009年02月05日 00時11分19秒 | License
もう、あと試験日まで10日しか残っていないが、やっとElement-4に

取り掛かったばかり。

そこへ、2日に出張したばかりだが、なんと9日(関西)、13日(関東)と

出張のオンパレードになってしまった・・・・

おまけに今週末は会社連中と山篭り。

アカン、勉強する時間がいよいよ足りない・・・・

まずは手堅くGENを確実に取るか、EXTRAまで色気を出すか

思案橋。 うぅぅぅ・・・
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Element 4

2009年02月04日 19時29分06秒 | License
FCC試験のElement-4に着手しました。

いやぁ・・・Element-2,3に比べると難しい!

最上級試験に相応しい難しさだと感じています(まだ最初の一部ですが)

日本の1アマ試験とどっこいどっこいでしょうか?

ただプールがあるだけ、兎に角全部覚えればいいだけ楽かもしれません。

が、その量も多い(738問)!

おまけに設問、回答選択肢の文章も長い。Element-2,3より使っている英単語も

だいぶ異なる。

ちょっと滅入ってきたので、Element-2の演習模擬試験をやったら

えっ?こんな問題あったっけ?がチラホラ・・・・

1614問の英語設問を全て頭に入れるには、容量不足の感ありの様です。
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東京出張

2009年02月02日 23時08分47秒 | License
またまた今日は朝から東京出張しました。

朝の通勤からJR東海道本線は遅延するは、新幹線まで山陽での信号故障で遅延するは

で、今日のJRは遅れまくりでした。

行きも帰りも車中はFCC対策の勉強。

今日はPCで養成ギブス使って過去間違えた問題ばかりを集中してやりました。

集中して勉強すると名古屋―品川間はあっと言う間で、退屈な車中も充実?です。

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Element 2 and 3 一通り実施

2009年01月31日 18時00分06秒 | License
雨は上がり晴れましたが、風がとても強い名古屋でした。

この週末はたいしたDXペディションも無さそうなので、ゆっくりと

自宅で試験勉強に励んでいます。

Element2の392問とElement3の484問、合計876問を一通り実施しました。

Element3の結果は、下記の通り。一応割合的には合格圏内が期待できそうなので

間違えた90問を中心に試験日までおさらいを数こなして暗記に励むことに。



さて、そろそろElement4にも目を通す様にしましょうか・・・・

英単語帳は、Element2/3だけで70語彙を超えてしまいました。

電気関係の用語は英語では見慣れてないもので・・・IT関連語なら判るのですが。

rectifier : 整流器
saturation : 飽和
detector : 検波器
discriminator : 周波数弁別器

などの単語がそれら。
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FCC Element 3

2009年01月29日 23時24分40秒 | License
Element 3に移って以来、なかなか進捗が進んでおらず。

出張の新幹線で問題集をやろうと準備はしておいたのですが

なんやかんやで車中そんなことしている場合ではなく余裕も無く

結局往復共にまったくできませんでした(まぁ仕事中ですから・・・しょうがない)

そんなわけで帰宅してから少しやりました。

Element 3は多少計算問題が出てきますが、内容は決して難しくはありません。

ただ、英語だと何故か難しそうに見えるのが不思議です・・・そんなわけで

結構間違えています。



なんとか週末にはElement 3も全てやりきって、間違えた問題を2/3ともに注力して

進めたいところ
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Step up to Element 3

2009年01月24日 16時12分16秒 | License
SKVさんに教えていただいたQRZ's Practice Amateur Radio Exams

ちょっとした暇を見つけては、やっています。

各局言われている通りでTecは、満点は中々でないものの、1~3問ミスで
ほぼ合格点を出せそうです。

と言う事で、Tecができて喜んでいてもしょうがないのでElement 3を取り組み始めました。

Tecよりは若干専門的な設問内容ですね。それでも日本の上級国家試験に比べれば
易しいような気がします。

Pool数はTecの392から若干増えて、Genは484。



さて、夜は160mでどうせ勉強しないので、昼のうちに。
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