夏休みに飲んだソラチアソートボックスの中のメインである
ソラチ1984
さて、日本の国内品種とされるホップには何があるかご存じだろうか。
信州早生、甲斐黄金、ソラチエースの3種類である(はず)
甲斐黄金は信州早生の変種で極めて利用は少なく、
国産の大手ビールのほぼ全てが、信州早生と輸入ホップを使っている。
輸入ホップを使うことでどんどん味が多様化しているのは素晴らしく良いことだと思う。
だが、ソラチエースを見直しましょうよ、という心意気も忘れたくない。
悔しいことに
そのソラチエースの素晴らしさを世に知らしめたのは日本人じゃなくて
米国ワシントン州でホップマネージャーを務めるダレンガメシュ氏が、新しいホップを探す中で
北海道空知産のホップであるソラチエースに出会い、そのポテンシャルに感動して世に広めていった、という物語。
まだホンの15年ほど前の話。
ホップもしかり、モルト(麦芽)もしかり、水もしかり
今なおビールは世界中の熱狂的なビールフリーク達によってガンガン進化し続けているのだ。
その流れに乗って、ガンガン新しいのを飲み続けていきたいものだ。