秋田の日の丸醸造からまんさくの花
これは、Facebookで書いたが、読んだ本に紹介されていて
それを読んで感化されてすぐに注文し取り寄せたのがきっかけだ。
ここの蔵の社長は、蔵元としては非常に珍しい経歴で
一流銀行の支店長になった方だが、親が守ってきた家業の蔵を銀行を辞めて取り組んだそうだ。
一年に一度しかチャレンジ出来ない酒つくり
その蔵が醸す酒を飲んでみたかった。
数々ある中から亀の尾を選択
口当たりは優しい
第一印象は、極めて見事なバランス
旨い、と言うよりはむしろ美しい
甘さ、酸味、辛み、そのすべてが良い感じで、上品だ。
キレも素晴らしく、旨みが鼻を抜けるのが心地いい。
綺麗な味の日本酒は沢山あり、それはそれで素晴らしく美味いのだが
まんさくの花 亀の尾は、とんがっているわけではないのだが
凄みのある品の良さ、バランスの良さだった。
極めて贅沢な「普段の飯の友にしたい酒」だった。