12mのFT8で日曜日の夕方に西向きでCQを出したら、欧州から立て続けに呼ばれた。
時間によってコンディションは上下したが、基本的には中々良いコンディションの週末だった。
15mでは朝のカリブ方面も良く開いた様だし、20mでは午後のLongPathでアフリカが良く開けた。
おかげで年間DXCCがこの週末で150eを超えた。
そんな中、CQにウクライナの局から呼ばれた。
報道ではロシア軍侵攻と同時にウクライナではアマチュア無線運用が禁止になったと聞いていたので、呼ばれた時は驚いた。
先方が合法なのか違法なのかはこちらでは明確に分からなかったので、取りあえず交信は行った。
ログによれば以前も交信したことがあるようなので、いたずらの偽物だったらいずれ判明するだろう。
QRZ.comで見てみると東部ウクライナでドネツク郊外の局の様だ。
ってことは、おそらくは親ロシアの方である可能性は高く、戦争はともかくロシア侵攻には強い拒否感は無いかもしれない。
昨年よりずっとウクライナ情勢は危険な状態が続いているが、よもや軍事進攻になるとは想像していなかった。
そもそもが問題の根は、歴史的にロシアである東部と、歴史的にはポーランド・オーストリア・ハンガリーの西部とで
民族的には同じ東スラブ民族であるにも関わらず、自分たちはロシアであるという東部と、自分たちはウクライナであるという西部の
ぶつかり合いだ。
もちろん戦争行為を強く否定することには賛成だが、アメリカは中東に軍事侵攻し、中国はインドやウイグルに軍事侵攻し
つい最近の昭和には日本は朝鮮半島から中国、東南アジアへ軍事侵攻した。イスラムは敵でウクライナは友人ではおかしい。
既に始まってしまったわけだが、平和的解決が少しでも進み、無用な戦災者が一人でも減ることを祈る。
<追記>
下記の意見が一部から出ているようなので特定情報は消しました。
– Any radio amateur currently transmitting from Ukraine is risking his or her life. If you hear a Ukrainian station, do not broadcast its callsign, location or frequency — whether on the band, in a cluster or on social media. You may be putting lives at risk.