コロラドの馬は方向性を変えるけど見失わないの巻

[ NFL2012 ]
ペイトン・マニングの所属先が、デンバー・ブロンコスに決まりましたね。

インディアナポリス・コルツとしては、非常に難しい問題に決着をつけ、これで明確にスクラップ＆ビルドモードという感じです。

一方、獲得したデンバー・ブロンコスというチームは、とても感心してしまいます。

昨シーズン、プレーオフ出場権レースを途中下車目前の状況に追い込まれてから、ティム・ティーボウとの"心中"という賭けを断行。

結果、見事に地区優勝。
プレーオフ出場と、さらに一回戦も突破という結果までのリカバリーを見せました。

でも、自分が感心するのは、結果的に賭けに勝ったという部分では無くて、その賭けにしっかり賭けたという所です。

オフェンスをティーボウ仕様に変化させ、それを最後まで貫徹したのは、物凄い胆の座りかただなと思います。

シーズン途中も、どんどんカレッジ的なPlayをプレーブックに加えていたそうですから、覚える選手の方も相当大変だった事でしょう。

そういった、よもやまの事をやりきりましたよね。

そして今。

争奪戦になったペイトン・マニングを獲得。
昨年、残り試合を全て賭けたティム・ティーボウを（おそらくは）捨て、ペイトン・マニング中心にチームを構築する事になるでしょう。

ここでもデンバー・ブロンコスの凄い所は、早速ジェフ・サタデーに声をかけたりする動きを見せているそうで・・・。

ペイトン・マニングの年齢を考えれば、もう今年スーパーボウルを獲りに行くという意志が明確に見てとれます。

どちらも、明確な目標を持って、それに最適に動いてるなと感じさせます。

今度の賭けは、どうでるでしょうか。
結果は、もちろんまだ分かりません。

でも、結果がネガティブなものだったとしても、デンバー・ブロンコスの一連の動きは、素晴らしいと評価して良いと思います。

あ、でも今季ニューオリンズ・セインツと対戦があるんだなぁ。
その時には、ペイトン・マニングには、おとなしくしておいて欲しいなぁ。

もし、彼らの賭けが大成功だった場合、もう一試合対戦する事になると思うから、その時も同じくです。

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BGM♪　彼はコロラドにいるだろう(I guess he'd rather be in Colorado) / John Denver
ペイトン・マニングがデンバー・ブロンコス入りしたニュースをきいたら、この歌を思い付きました。
という訳で、どちらかというとこの歌に合わせて記事を書いてみましたとさ。

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