以前作ったストレートラジオを組み直した。
高一低二だった構成を、低二に再構成。
だって、発振気味だったんだもん。
オートダインかってかんじでw
結構な増幅度で、初段のベースに指を近づけるだけで、ハムが聞こえるぐらい。指を付けると飽和して、発振する。
電源は単三電池一本で2~3mAしか流れないので、結構保つはずだ。2SA1015 GRというh
FEが大きな物があったので、良かったのかもしれない。
強力なフェライトバーアンテナのおかげで、外部アンテナ無しでクリスタルイヤフォンはうるさいぐらいに鳴る。外部アンテナとアースを付ければ小さいながらもスピーカーからも音が聞ける(二段目をプッシュプルアンプにしてみたんだけど、結構テキトーな場当たり的回路だったのと電源電圧が低いせい?で実用的ではなかった…ので普通のA級アンプ二段にした)。倍電圧検波も効いているだろう。
電流が少ないおかげで、1.2Vぐらいに起電力が落ちた使用済み電池でも役に立つ。リユースですな。
以前の高周波アンプ付きの時は良く聞こえたAFNや文化放送は聞こえず、JOAK,JOAB,JOKRしか聞こえないけど、まぁ、外部アンテナなしでも強電界域では十分聞こえるので、災害時のラジオとしても使えるかも。
もっとも災害時のラジオの主役は地域コミュニティーFM局や地デジに遷ってきている様だから、ダメか?この辺だと入間のFM茶笛(チャッピー)ぐらいかな?
FMラジオは超再生回路の物を大昔に作ったことがあるけど、超再生は動作が不安定で、ちゃんとしたアンテナを付けないと感度が悪くて実用的ではない。スーパーへテロダインにせにゃ使えないね。
いまさらディスクリートでスーパーへテロダインを作るのは、単なる懐古趣味に過ぎないだろうけど、やってみるのもおもしろいかもしれない。
これが今年の仕事納めだね。