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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

震災をきっかけにして

2011-12-22 09:39:14 | 日記
月に一度のペースで書いてきたブログも今年最後となりました。私は書くことが苦手で、いつも唸って書いています。
今年を振り返ると、なんと言っても3.11の震災が忘れる事ができません、生涯初の揺れを経験し足が震えた事、6メートルの大津波警報を聞き3倍の18メートルの津波が来ると思い驚愕した事(実際はそれ以上の津波)そして多くの方が亡くなりました、特に小中学校の被害状況を知り多くの子供が亡くなった事を想うと、悲しみを通り越したやり切れない思いです。
原子力発電所の被害があり放射能が多く放出され多くの地域が生活が困難になりました。
そして、震災後という言葉があふれ価値基準が安全性の重要視する方向になったと事は事実です、エネルギー政策もより安全な方向に切り替わったように思います。

以前のブログで、太陽光発電システムからの電力は簡単には電力会社に売れないという事、解決方法はあるが兆単位のお金が掛ると書きました。最近は簡単な解決方法として蓄電地を有効に使うことで解決する事が一番簡単で効率的であるようです。
系統電力網(電力会社)側は喜ばない事ですが、電力の地産地消とされています、つまり遠くの発電所から送電する(効率が悪い)より、各家庭で太陽光パネル発電や燃料電池による電力確保(効率が良い)です。

燃料電池とは水素を使います水素と言うと爆発が連想されますが、現在は相当安全にエネルギーを得る事が出来ています。
太陽光パネル発電は相当効率良くなっていますが、直流発電ですので交流に変換し使わなければなりませんので効率が悪いです。

蓄電地の技術も進歩して各家庭で設置することも可能ですし、電気自動車を蓄電地として使用する事が提案されています、これにより蓄電地を有効に使って昼発電した電気を夜使うという事が可能になり、燃料電池と組み合わせて系統電力網からの電力消費0も夢では無くなりました。問題は実現するには高価格のコストが掛る事でしょうが、新築の際に設置することで普及するようです。

先日新聞の広告に「太陽光パネルは停電時には発電しない事はあまり知られていませんが、弊社の製品は発電します」となっていましたが、これは電力会社との取り決めで電力供給しないようにしていただけで実際は発電していました。きっかけは、震災で系統電力が止まった時に、太陽光パネルを設置していた家庭から出た疑問が多く上がり立場の弱くなった電力会社が認めた事でメーカーが停電時にも使えるようにしたようです。

震災をきっかけに、スマートシティーが現実になる事は少し抵抗もありますが、地産地消が実現すれば良いことではあります。家庭での契約アンペアを可能であれば10A下げることで原発何台分減るという事も知りました、電気料金の問題だけでなく検討してみては如何でしょう。(鉄)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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