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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

当たり前までの道のり

2011-12-06 11:21:21 | 日記
家族で一緒に朝食を食べ、あれしろー、これしろー、と言われながら学校の支度をし、いってきまーす。の掛け声と共に我が家の小学校1年生は通学していく。私が帰る時間にはほとんど寝ているので、平日に会話する時間は少ない。たまに会話する時間が有っても、小学校1年生なりの表現力しかないので、自分の気持ちやその場の雰囲気を上手く言葉にすることができない。上手く表現できないので、忘れたー。と言って会話を終わらせようとする。我が家の息子から話を引き出すのは、なかなかテクニックを必要とする。

先日、風呂に入りながら話を聞いていると、日付の数え方(言い方)がなかなか覚えられないらしい。
普通の数は、いち、に、さん、し、・・・。
日付になると、ついたち、ふつか、みっか、よっか、・・・。
10まで覚えたら良いのかと言うと、20日(はつか)なんてのも突然飛び出してくる。我々は普段、当然の様に使っているが確かに言われてみれば難しいかもしれない。

知ってて当然とか、当たり前の様に使う技術とか、一体どうやって覚えてきたのかと問われるとなかなか思い出せない。我が社でも新人研修の内容や既存社員の研修内容を考えるに当たって、まずは自分自身に立ち返ってどう覚えてきただろうと思い返しても全く記憶に無かった。これじゃあイカンので遠い記憶の旅に出たところ、どうやら遊びながら覚えている節がある。たとえば、Word、Excel。片っ端からメニューにある機能を試してみたり、ShiftやCtrlを押しながらやるとどうなるか見てみたり、要するに思いつく限りのいたずらをしてみて変化を面白がるという風に覚えてきたらしい。

我が家の小学校1年生も、12月6日は何て言う?じゅうにがつむいか!、じゅうにがつようかを数字で書いてよ。なんてやり取りでひとしきり遊んだのでだいぶ覚えてきたようだ。親子揃って遊びながらじゃないと覚えないというのもなんだかなあ、という感じだが、記憶のメカニズムも何らかのエピソードと関連した記憶が最も忘れにくいらしいので、あながち間違ってもいないようだ。

1人前のプロになるまでにはどんな職業でも最低1万時間が必要になるそうだ。知識や技術が当たり前になるまでの道のり、その過程を如何に楽しめるかが重要なのかもしれない。(野)


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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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