皆様は何でしょうか?
私の場合は「CD物流の倉庫で働いていました。」となります。
そして高い確率で「何の仕事?」という話になるので、ここで紹介させて頂こうかと思います。
今の時代「もはや売れない」とまで言われているCDですが
私が南砂にあった物流倉庫で働き始めたのは8年程前、
まだ割と音楽業界は元気でしたし、小● 哲哉がGet Wildな状況に陥るなんて夢にも思わなかった頃でした。
(業界の下降や、●室 哲哉のGet Wildについてはまたの機会にでも)
さて、そんなCD物流倉庫は何の仕事かと言うと
メーカー(エイベックス等)から出荷されたCDが、各地のCD店(TSUTAYA等)の棚に並ぶまでの橋渡しの役割でした。
主にピッキング作業です。…いえ、犯罪じゃない方の。
各地のCD店から「このCDを10枚と、あのCDを20枚よこせ」という出荷伝票が発行され
それを膨大な棚から見つけてきて、梱包して、出荷用のカーゴに投げ入れる。優しく入れる。
それを出荷伝票が無くなるまでひたすらやる……というのが1日の大きな流れです。
倉庫の部署は大きく分けると
■新譜
これから発売する新譜を扱う部署。毎週水曜から金曜にかけて新譜の出荷を行う。
メーカーから出荷されたCDは100枚単位のダンボールに8巻き積み状態で大量にここに来る。
各CD店は「新譜ジャーナル」と呼ばれるCD全盛期には鈍器にもなりえたくらい分厚いカタログを見て、新しく発売されるCDを発注し、ここの人達がCDの入ったダンボールの山でジェンガをしながら各店に捌く。
リーダーはキャバクラで「俺、音楽業界で働いてる」と嘘ではない嘘をつく馬鹿。
働いてる人は飛び込みの派遣が多い。
■旧譜
新譜が金曜に出荷されると、残った在庫は全てここに移動され、売れなくなるまで各店からの発注に捌かれる。
結果的にここには旧新譜や売れ筋商品が多く並ぶ事になる。
働いている人は固定メンバーだが、何故か出荷班・検品班・梱包班と派閥がある。
梱包班リーダーはYAHOOオークションでの出品を現場で梱包する馬鹿。
■販促
新譜にくっつける特典やポップ、のぼり等を扱う。新譜と一心同体。
リーダーは萌えキャラの立て看板をガメて帰る馬鹿。
■商品管理
いわゆる「旧譜落ち」。
つまり売れ筋で無くなったCDはここに落ちる為、返品が発生しない限りはここで背景として余生を過ごす。
amazonの注文や、物好きな店からの発注という蜘蛛の糸に救われる例も多々あり。
商品数は膨大だが働く人間は少数。リーダー不在。
と、大きく4つに分かれ、私の居た「荷受」という部署がそれらの商品全ての在庫を管理していました。
リーダーは私でした。…色々と馬鹿です。
「商品を管理している」というと何とも格好の良い響きですが、やっていた事はいわゆる在庫の管理。棚卸しです。
倉庫内の膨大なCDの在庫を合わせ、狭いスペースにムリヤリ詰め込む…単なる力仕事 + αです。
昔あった『倉庫番』というゲームとさほど大差無い事をやっていた気がします。…奴ほど倉庫で働く動機は不純では無かったですが。
テレビのCMで「○○○○・○○○のCD、100万枚突破ッ!!」というのを観ながら
「へぇ~、うちの倉庫に1万枚くらい眠ってるけどね?」とほくそ笑める仕事…というトコでしょう。
この話も後日、機会がある時に出来たらと思います。
私が働いていた時期はちょうどCDの売り上げが"世の中的には"不振だと言われ始めた時期から
もう本当にやっていけないので他社と合併します。という寸前まででしたが
とりあえず今でもCD店にCDが並んでいるので、どこかで同じような物流倉庫があり
誰かがピッキング作業をやっているんだと思います。
倉庫の仕事というと陰鬱で反復作業だらけと思われがちですが、
割りと私達は馬鹿ばっかりやって楽しんでいたような気がします。
…余談ですが
南砂にあるその倉庫はJR京葉線・潮見駅の近くにあり、私は昼食は潮見駅まで来て食べてましたが
その近くに「踊る大捜査線」の湾岸署の撮影で使ったビルがありましたよ(笑)
(迫)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
短納期HEMS開発をサポート!
GuruPlug
カードサイズ スマートサーバ
株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
私の場合は「CD物流の倉庫で働いていました。」となります。
そして高い確率で「何の仕事?」という話になるので、ここで紹介させて頂こうかと思います。
今の時代「もはや売れない」とまで言われているCDですが
私が南砂にあった物流倉庫で働き始めたのは8年程前、
まだ割と音楽業界は元気でしたし、小● 哲哉がGet Wildな状況に陥るなんて夢にも思わなかった頃でした。
(業界の下降や、●室 哲哉のGet Wildについてはまたの機会にでも)
さて、そんなCD物流倉庫は何の仕事かと言うと
メーカー(エイベックス等)から出荷されたCDが、各地のCD店(TSUTAYA等)の棚に並ぶまでの橋渡しの役割でした。
主にピッキング作業です。…いえ、犯罪じゃない方の。
各地のCD店から「このCDを10枚と、あのCDを20枚よこせ」という出荷伝票が発行され
それを膨大な棚から見つけてきて、梱包して、出荷用のカーゴに
それを出荷伝票が無くなるまでひたすらやる……というのが1日の大きな流れです。
倉庫の部署は大きく分けると
■新譜
これから発売する新譜を扱う部署。毎週水曜から金曜にかけて新譜の出荷を行う。
メーカーから出荷されたCDは100枚単位のダンボールに8巻き積み状態で大量にここに来る。
各CD店は「新譜ジャーナル」と呼ばれるCD全盛期には鈍器にもなりえたくらい分厚いカタログを見て、新しく発売されるCDを発注し、ここの人達がCDの入ったダンボールの山でジェンガをしながら各店に捌く。
リーダーはキャバクラで「俺、音楽業界で働いてる」と嘘ではない嘘をつく馬鹿。
働いてる人は飛び込みの派遣が多い。
■旧譜
新譜が金曜に出荷されると、残った在庫は全てここに移動され、売れなくなるまで各店からの発注に捌かれる。
結果的にここには旧新譜や売れ筋商品が多く並ぶ事になる。
働いている人は固定メンバーだが、何故か出荷班・検品班・梱包班と派閥がある。
梱包班リーダーはYAHOOオークションでの出品を現場で梱包する馬鹿。
■販促
新譜にくっつける特典やポップ、のぼり等を扱う。新譜と一心同体。
リーダーは萌えキャラの立て看板をガメて帰る馬鹿。
■商品管理
いわゆる「旧譜落ち」。
つまり売れ筋で無くなったCDはここに落ちる為、返品が発生しない限りはここで背景として余生を過ごす。
amazonの注文や、物好きな店からの発注という蜘蛛の糸に救われる例も多々あり。
商品数は膨大だが働く人間は少数。リーダー不在。
と、大きく4つに分かれ、私の居た「荷受」という部署がそれらの商品全ての在庫を管理していました。
リーダーは私でした。…色々と馬鹿です。
「商品を管理している」というと何とも格好の良い響きですが、やっていた事はいわゆる在庫の管理。棚卸しです。
倉庫内の膨大なCDの在庫を合わせ、狭いスペースにムリヤリ詰め込む…単なる力仕事 + αです。
昔あった『倉庫番』というゲームとさほど大差無い事をやっていた気がします。…奴ほど倉庫で働く動機は不純では無かったですが。
テレビのCMで「○○○○・○○○のCD、100万枚突破ッ!!」というのを観ながら
「へぇ~、うちの倉庫に1万枚くらい眠ってるけどね?」とほくそ笑める仕事…というトコでしょう。
この話も後日、機会がある時に出来たらと思います。
私が働いていた時期はちょうどCDの売り上げが"世の中的には"不振だと言われ始めた時期から
もう本当にやっていけないので他社と合併します。という寸前まででしたが
とりあえず今でもCD店にCDが並んでいるので、どこかで同じような物流倉庫があり
誰かがピッキング作業をやっているんだと思います。
倉庫の仕事というと陰鬱で反復作業だらけと思われがちですが、
割りと私達は馬鹿ばっかりやって楽しんでいたような気がします。
…余談ですが
南砂にあるその倉庫はJR京葉線・潮見駅の近くにあり、私は昼食は潮見駅まで来て食べてましたが
その近くに「踊る大捜査線」の湾岸署の撮影で使ったビルがありましたよ(笑)
(迫)
monipet
動物病院の犬猫の見守りをサポート
病院を離れる夜間でも安心
ASSE/CORPA
センサー、IoT、ビッグデータを活用して新たな価値を創造
「できたらいいな」を「できる」に
OSGi対応 ECHONET Lite ミドルウェア
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GuruPlug
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業