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IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

景気回復の実感

2013-05-15 09:05:33 | 日記
最近、景気が上向きになったと言われている。半年前には、70円台だった円相場が100円台と急激な円安になり、日経平均株価も9000円前後だったものが、昨日の段階では、14700円~14800円まで上昇している。輸出を行っている業界では、大きな利益が生まれてるようだ。

しかし、私たち日本の消費者の立場から見ると、景気が良くなったと実感できることはまだ少ない。連合総合生活開発研究所(連合総研)が2013年4月上旬に実施したアンケートでも「勤労者自身は景気回復を実感できていない。」という結果が出ている。

私の実感でも、この景気回復が生活する上でメリットに見えているものはほとんどない。私が景気回復を実感できない理由は、非常に単純で給料が上がる前にモノの値段が上がってしまっているからである。日本は食糧品や雑貨などを輸入に頼っている部分が多いため、急激な円安によってさらなる値上げが非常に心配である。また身近なところだと、ガソリン価格の上昇、円安とはあまり関係ないかもしれないが税金や保険料の値上げ、電気料金の値上げなどすぐに思いつくだけで沢山ある。値下げで思いつくのは牛丼くらいだろうか。

本来、景気回復の根本は消費が増えることだが、こう値上げが目立っては消費が増えるのは難しい気がする。消費税増税前には、住宅や車などの高額商品の購入が増加するだろうが、一時的な効果に過ぎないであろう。

最近、私が一番懸念しているのが住宅ローン金利の上昇である。我が家は約8年前に購入して住宅ローンのお世話になっている。金額が大きいため、住宅ローン金利の上昇はかなり家計への影響が大きい。日銀の金融緩和政策では、本来、市場金利を引き下げて個人の住宅購入や企業の設備投資を後押しすることを目的の1つとしていたが、4月に金融緩和が実施されてから、逆に長期金利が上昇してしまったのである。4月以前は、金融緩和によって今年の年末辺りが住宅ローン金利の底と予想していたが、すでに5月から住宅ローン金利が上昇した金融機関もある。さらに6月で見直し金利が上昇する予想もある。

家計で一番景気の影響を受けやすいのはお父さんのお小遣い相場だろう。たった今は減少傾向であるに違いない。。。

(岳)

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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