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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

出雲へ

2013-08-16 08:30:34 | 日記
先日、出雲大社を始めとする神社、松江市街へ行かせて頂きました。

夜行バスで出雲大社付近を降り、最初に稲佐の浜を訪れました。稲佐の浜は「古事記」で高天原からの使者が大国主命に「否、然(いな、さ=ノーかイエスか)」と国譲りを迫った舞台とされる海岸です。古代神話が今でも息づくパワースポットの一つとなっています。

その後、出雲大社御用達の出雲そば「かねや」で三色割子そばを頂きました。特にそば湯は最高の味でした。出汁はうるめいわしと日高昆布を使っているそうです。

そばを頂いた後、出雲大社へ参拝させて頂きました。「神々の国・神話の国」と知られる出雲の国にはあまたの神社が存在しますが、その中心に鎮座するのが「天下無双の大厦」と称えられる御本殿を持つ出雲大社です。祭神は「国造り」や「国譲り」、「因幡の白兎」など神話で知られる大国主命です。縁結びの神としても有名で、ダイコクサマの愛称で親しまれています。
約60年ぶりの神殿の修理・改築のため、2008年から「平成の大遷宮」が始まりました。その時、御祭神の大国主命は御仮殿(拝殿)に遷されていましたが、2013年5月10日に行われる「本殿遷座祭」で、5年ぶりに修造された御本殿に遷られました。敷地内は広く、その中で、いくつもの神社が建っていました。よくお見かけする神社とは造りが異なり、複雑さは感じませんでしたが、どこかどっしりとした、荘厳さを感じました。

その後、古代出雲歴史博物館へ行きました。中央ロビーに出雲大社境内遺跡より出土した本物の巨大柱を展示していました。ミステリアスな古代出雲について、実物資料やリアルな模型で分かりやすく解説されていました。大量の青銅器群には驚きを隠せませんでした。施設はきれいで、涼しかったです。

次にバスで日御碕(ひのみさき)神社へお参りしました。日御碕神社は島根半島の西端に位置し、神の宮(上の本社)に須佐之男命、日沈宮(下の本社)に天照大御神を祀っています。「日沈宮」という名前の由来は、創建の際に、伊勢神宮が「日の本の昼を守る」のに対し、日御碕神社は「日本の夜を守れ」との「勅命」を受けたことによります。出雲でも、天照大御神のご活躍は大きいものであると感じさせられました。付近は海産物が多く売られていました。

バスで出雲大社付近に戻り、お店を回りました。多くの若者でにぎわっていました。ぜんざいを頂いた後、一畑電車で出雲市駅へ向かいました。ガイドブックに載っていたオシャレなカフェでコーンシロップかき氷を頂いた後、献上そば羽根屋本店で三色割子定食を頂きました。大正天皇が、この店のそばを、気に入って以来、多くの皇族に献上したという老舗です。店員さんが親切にもてなして下さり、そばも美味しかったですが、ごはん、しじみ汁もとても美味しかったです。

次の日に出雲市駅から松江駅まで電車で向かいました。電車の窓からは、美しい宍道湖の景色が観えてきました。

まず、バスで八重垣神社へ向かいました。八重垣神社は松江市に鎮座する神社で、八岐大蛇と呼ばれる怪物を倒した須佐之男命と、怪物の生贄から須佐之男命の后となった稲田姫命の二柱の夫婦神を主祭神として祀っています。困難を乗り越えて結ばれた夫婦神にちなみ、男女の縁結びの御利益が特に強い神社とされ、日本各地から「運命の人」との出会いを求める人々の参拝が後を絶たないそうです。境内にある鏡の池は、稲田姫命がその姿を映した場所とされ、この池で行われる縁の遅速を占う縁占いは、よく当たると評判が高いそうです。硬貨を乗せた占い用紙が早く沈めば縁が早く、遅く沈めば縁は遅く訪れ、浮かべた所の近くで沈めば身近な人と、遠くで沈むと遠方の方と縁があるとされています。若い女性が多く参拝されていました。

バスで松江駅に戻った後、遊覧船にて、堀川めぐりをしました。船の屋根をたたんでくぐるスリル満点の橋めぐりや、船頭さんのユーモアあふれるガイドがつきました。のどかな風景がひろがり、松江城、松江歴史館等を眺めることができました。亀やサギをたくさん見かけました。吹いてくる風が何とも言えないくらい心地よかったです。

夕方にバスで玉造温泉へ向かいました。まず、玉作湯神社へお参りしました。玉作湯神社は大国主命の国造りを支えた少毘古那神が発見した玉造温泉の温泉街の奥に鎮座する神社です。この地は古くから勾玉を始めとする玉作りが盛んな地域だったため、天照大御神が天岩戸に籠られた際に、三種の神器のひとつである「八坂瓊勾玉」を製造した櫛明玉命を御祭神として祀っています。境内の真玉は「願い石」として触れて祈れば願いが叶うとされ、全国から参拝者が後を絶たないそうです。私も願い石に祈りを捧げ、お守り袋と共に願い石を頂きました。

玉作湯神社をお参りした後、神社の近くにある「おすそわけ茶屋」でお抹茶を頂きました。茶屋のご主人から、出雲大社、伊勢神宮について、色々話して下さいました。出雲大社の遷宮は一生に一度か二度にしかない大変貴重な機会だと語られていました。また、方言についても話して下さり、同じ島根県でも東と西では方言が全く異なるとのことでした。

オシャレな喫茶店である「もてなしお」で抹茶レアチーズケーキ、ほおずきのジャムソーダを頂いた後に、旅館「白石屋」で日帰り温泉入浴をしました。日帰り客にも関わらず、旅館の方は、ていねいに親切にもてなして下さいました。心地よく、最高の温泉だと思いました。玉造温泉は強烈なパワースポットであると身にしみて感じました。

玉造温泉へ行った後、お土産を買い、夜行で東京に戻りました。

天気は二日間とも炎天下で暑かったですが、大雨に遭遇しなくて良かったと思います。ガイドブックは非常に役に立ちました。

出雲、松江は私自身の感想としては違和感を感じず、食べ物を見ても、ナチュラルな雰囲気を感じました。日本の原点、ここにあり、ということでしょうか。

また、若者受けしているお店は繁盛しているように思いました。若者目線を持っている方による街おこしは必要だなと思いました。

無事に遷宮した出雲大社等、参拝できたことに心から感謝申し上げます。(横)

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