先日「ネット依存の中高生50万人超に」というニュースが流れていた。中高生の14万人に対してアンケート調査を行い、回答のあった10万人のうち8.1%がネット依存症で、全国の中高生のうち51万8千人がネット依存症となる計算のようだ。
インターネット依存症にまだ明確な診断の定義はないが、「ネットの使用時間を減らしたりやめようとしたりしたが、うまくいかなかったことがあるか」、「ネットのために大切な人間関係を台なしにしたり、危うくしたりすることがあったか」などの8つの質問の内、5つに該当した場合、ネット依存症と判定したらしい。51万超という数字はかなりインパクトはあるが、8.1%という数字から考えると実態はもっともっと多いのでは無いだろうか。
携帯を自宅でも決して手放さず、トイレやお風呂にも持ち込んで、友達からのメールやメッセージ、SNSの書き込みに素早く対応する。極端な例でよく挙げられている姿だが、子供たちの話を聞くと程度の差はあれ、そんなに珍しい話では無いらしい。相手からのメッセージに対して素早く反応をしないと仲間外れにされてしまうといった強迫観念も非常に強い。友達同士でおしゃべりをしていても、通知が来たときは携帯が優先。そんな本末転倒なことも珍しくないようだ。
悲観的な形で語られがちなニュースではあるが、新しいものが世の中に出てきたときは、必ず出てくるものでもある。テレビやマンガ、アニメ、ゲームなどなど今までも繰返し依存症的なニュースが流れ、否定的な口調で語られてきた。一時的に危険性が多く語られるが、次ぎのものが出てくると、古いものに対する危険性はほとんど語られることはなくなり、忘れ去られていく。そんな流れを考えると、今回のネットの件についても、やがてはそれが自然なこと、取り立てて異常なことではないことになっていくかもしれない。
もちろんひとつのことに固執してしまう依存症は非常に危険であり、決して良い状態であるとはいえない。すでに依存症に陥ってしまっている人に対して対応する必要はあるし、依存症にならないための対策も行う必要はあると思っている。しかしこういった記事が出てきた際に必ず出てくる危険だから禁止してしまおうという論調にはあまり賛成することは出来ない。すべてのものは功罪の両面を必ず持っている。罪を出来るだけ受けず、功をうまく利用していく。そんな能力は臭いものに蓋をする方式だけでは絶対に身に付いていかないのではないだろうか。
「そんなに気にしなくてもいいんじゃないか」という論調で締めてしまったが、ここ数年の間に一気に増えた歩きスマホについては少し心配している。電車の中でみんなが携帯を眺めている姿は昔からだが、電車を降りる前には携帯を閉じていた。最近は電車を降りるときもスマホをしまわず、そのまま眺めながら降りていく人も非常に多い。また人混みの中でも平気で歩きスマホをする人も珍しくない。余計な事故を防ぐためにも自重が必要だろう。
偉そうなことを書いてはみたが、自分自身もふと気づくとスマホを取り出し眺めていることが多くなった。完全な依存症に陥らない内に、禁ネット日を作ったほうがよさそうだ。(池)
monipet
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株式会社ジェイエスピー
横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
インターネット依存症にまだ明確な診断の定義はないが、「ネットの使用時間を減らしたりやめようとしたりしたが、うまくいかなかったことがあるか」、「ネットのために大切な人間関係を台なしにしたり、危うくしたりすることがあったか」などの8つの質問の内、5つに該当した場合、ネット依存症と判定したらしい。51万超という数字はかなりインパクトはあるが、8.1%という数字から考えると実態はもっともっと多いのでは無いだろうか。
携帯を自宅でも決して手放さず、トイレやお風呂にも持ち込んで、友達からのメールやメッセージ、SNSの書き込みに素早く対応する。極端な例でよく挙げられている姿だが、子供たちの話を聞くと程度の差はあれ、そんなに珍しい話では無いらしい。相手からのメッセージに対して素早く反応をしないと仲間外れにされてしまうといった強迫観念も非常に強い。友達同士でおしゃべりをしていても、通知が来たときは携帯が優先。そんな本末転倒なことも珍しくないようだ。
悲観的な形で語られがちなニュースではあるが、新しいものが世の中に出てきたときは、必ず出てくるものでもある。テレビやマンガ、アニメ、ゲームなどなど今までも繰返し依存症的なニュースが流れ、否定的な口調で語られてきた。一時的に危険性が多く語られるが、次ぎのものが出てくると、古いものに対する危険性はほとんど語られることはなくなり、忘れ去られていく。そんな流れを考えると、今回のネットの件についても、やがてはそれが自然なこと、取り立てて異常なことではないことになっていくかもしれない。
もちろんひとつのことに固執してしまう依存症は非常に危険であり、決して良い状態であるとはいえない。すでに依存症に陥ってしまっている人に対して対応する必要はあるし、依存症にならないための対策も行う必要はあると思っている。しかしこういった記事が出てきた際に必ず出てくる危険だから禁止してしまおうという論調にはあまり賛成することは出来ない。すべてのものは功罪の両面を必ず持っている。罪を出来るだけ受けず、功をうまく利用していく。そんな能力は臭いものに蓋をする方式だけでは絶対に身に付いていかないのではないだろうか。
「そんなに気にしなくてもいいんじゃないか」という論調で締めてしまったが、ここ数年の間に一気に増えた歩きスマホについては少し心配している。電車の中でみんなが携帯を眺めている姿は昔からだが、電車を降りる前には携帯を閉じていた。最近は電車を降りるときもスマホをしまわず、そのまま眺めながら降りていく人も非常に多い。また人混みの中でも平気で歩きスマホをする人も珍しくない。余計な事故を防ぐためにも自重が必要だろう。
偉そうなことを書いてはみたが、自分自身もふと気づくとスマホを取り出し眺めていることが多くなった。完全な依存症に陥らない内に、禁ネット日を作ったほうがよさそうだ。(池)
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