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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

ゴルフ場デビューの心得3

2014-09-18 09:00:00 | 日記
前回の続きである、ティーオフしてフェアウエーやラフやバンカーを渡り歩いてようやくグリーン近くに来たとする、ここからアプローチショットとなるのだが、まず考えることはパターで転がしてホールカップに近づけることはできないかである、転がす際にホールとの間にバンカーやあまりにも深いラフがある時は、ボールを上げてその障害物の上を越すように打つしかない、これは相当難しい、ウエッジを使ってボールを掬いあげずにパターのように振ってみよう。

グリーンに上がってまずすることは自分のボールマーク(ボールの落下で出来たへこみ)を直すこと、グリーンフォーク(ゴルフ場に置いてある場合もあるが、自分用を買っておこう)でへこみの周りの芝を中央に寄せて平らにするこの際に気を付けるのは芝の根を切らないこと、へこみの下にフォーク入れて持ち上げないことである、あくまでも寄せて平らにすること、その後は靴で踏むか、パターでトントンと均す。
最初は無理でも経験を積んだら他に人が作ったボールマークも直す事。(最近はボールマークを直さないゴルファーが多いためグリーンはどんどん荒れて行く)

ボールのマークの仕方
グリーンにボールが乗って初めてボールに触れるのだが、そのまま拾い上げボールを拭く事は出来ないしっかりと元の位置に戻せるようにマークをすること、マークの仕方は、ボールとホールカップを結んだボールの後方に、マークを置くか挿すマークはコインなどを使うかゴルフ場にある専用のマークを使ってもよい、また最近では磁石付きで専用の物がほとんどである、昔は毛糸なども使われていたが、さすがに私は使ったことが無い。
マークはボールからどの位離すかは個人の自由だが必ず同じ距離を戻し、元あった場所に戻すこと、少しでもホールカップに近く戻そうとなど考えてはいけない。

芝目を読むじっさいは傾斜を読む
昔は芝目と言う物が有ったが、最近は芝の種類も変わりほとんど芝目は気にしなくて良いと思うボールを曲げる要員は傾斜である、傾斜を読むのは実際にボールからカップまで歩く(ただしライン上は歩かないこと)また、逆にカップからボール位置まで歩いても良い、左右の傾斜も歩いてみるのが一番分かる、然し時間をかかるのでだんだん慣れてしゃがんでみれば分かるようになると良い。始めはグリーン上で如何して良いか分からず何もしないで他のプレイヤーを見ているだけだが、他のプレイヤーが準備をしているときに自分も傾斜を読んだり準備をしよう、また他のプレイヤーが打ったボールを見てラインを知ることも大事である。

ピンフラッグを抜く、戻す。
コースデビューでは出来ないかもしれないが、ホールカップの一案近い人がピンフラッグを抜き出来ればエッジにそっと置く事が原則、最初にカップインした人がそのピンフラッグを拾って全員がホールアウトするのを待ちピンフラッグをカップに戻す(立てる)

素早くグリーンを空ける(後続の組に気を使う)
全員がホールアウトした後は速やかにグリーンを空けることを心がける、もちろんグリーン上も出来るだけプレイファーストで、我々はプロゴルファーとしてお金を稼いでいるのではないのでラインを時間を掛けて読まないこと。

最後に私がプロゴルファーを見て、見苦しい、嫌だなと感じていることをお伝えしてコースデビュー編を終わろうと思う。
1.キャディーをアドレスの後方に立たせて方向をチェックさせること最近同じように思っている方が増え、大ベテラン女子プロゴルファーのローラ・デイビスがやめるように発言したり、解説者の中にもやめるべきだという方が出てきた、ここ数年で禁止になると思う。
2.ボールにラインを書き、ボールを置くごとに、このラインをホールカップに合せる行為、プロは一打にお金が掛っているが我々はまねをしてやるべきではないと、これも数年で禁止になると思う。
3.ホールカップ付近を踏むあるいは近くを跨ぐ行為、女子プロに多、古くからゴルフをしている方は知っているがホールカップの周り1フィートは聖域として踏まないこと、ボールを拾い上げたら後ろに下がる事、跨ぐ場合は踵が聖域に付かないこと。

長く書いてしまったが、ご容赦願いたい。 (鉄)


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