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ジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

食料飲料備蓄のすすめ

2016-06-22 08:27:07 | 日記
 インドで50℃を超える暑さの日があったというニュースを見たのはいつだったろうかと調べてみたら5月23日のことだった。1956年にも50.6℃を観測したことがあるそうだが、そう簡単に起きることではない。今年はラニーニャ現象が起きてインドネシアあたりの海水温度が高くなっているという。インドもその影響を受けているのだろうか。かなり異常な事態だ。
 
 まったく気象に詳しいわけではないのでテレビの天気予報の受け売りだが、このラニーニャ現象の影響でインドネシア近海の海水温度が高まって上昇した気流が本来台風が発生する太平洋で下降しているという。そのために上昇気流のお化けのような台風の発生が妨げられているらしい。例年ならすでにいくつか発生していてもおかしくない台風が今年は1つも発生していない。
 
 過去の例からみると台風の発生が遅れたから発生しないで終わるのかと言うとそうではなく、逆に日本に上陸する台風の数は同じか増えているという。つまり長期にわたって散発的に発生しては消えて行くのではなく、短期に集中して発生して連続して上陸して来る可能性がある、ということのようだ。近年は温暖化の影響で海水温が上がり「スーパー台風」というとんでもなく大きな台風が発生して日本に上陸してくることを危惧する声が強まっている。様々なシミュレーションでは、何年かに1回はスーパー台風が日本を襲ってもおかしくない状況に入っているのに、これまではラッキーが続いて来た。今年はいよいよ数日の間に台風とスーパー台風が日本を縦断して行くこともあり得るのではないか、という嫌な予感もする。
 
 連続して台風が襲って来た場合に予想される事態として河川の氾濫、土砂崩れなどが懸念されるが、危険だと思われる場所にお住いの方は早め早めに避難する計画を立てておくことだ。どこに何を持って非難するか考えておくだけでも違うだろう。かく言うわが家もがけ崩れの危険がある斜面の下にあり、大雨には敏感だ。ただし一般的に考えれば用心すべきは大規模な停電なのではなかろうか。不運にも連続して来襲する最初の台風で停電が発生してしまうと即座に復旧活動を開始できない。復旧まで何日かを要することもあり得る。ここから先の話しは地震への備えと変わらない。原因が台風であろうと地震であろうと数日停電するだけで生活は大きく混乱する。
 
 特に夏の暑い時期に停電が長く続くと、熱中症の問題だけでなく、その後の食品衛生上の問題も心配だ。停電によって水が手に入らない、火が使えない、そんな状況になるかもしれない。水と食料についてはせめて何日か停電しても暮らしていけるぐらい備蓄しておくべきだろう。停電で冷蔵庫が使えなくなることは頭に入れておいたほうがいい。必ずこうした事態が発生するというわけではないが備えておけば安心だ。
 
 仕事の上でも、8月や9月に頑張ることを前提にして山積みしているみなさんは、少し用心したほうがいいかもしれない。(三)
 

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株式会社ジェイエスピー
  横浜に拠点を置くソフトウェア開発・システム開発・
  製品開発(monipet)、それに農業も手がけるIT企業
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