携帯買い替え顛末記

1時間ごとにメロディーで時間を告げる事務所内の時計もクリスマスバージョンの音楽に変わって、年末という時期に差し掛かっています。忘年会後に電車を乗り過ごす人や入手困難なクリスマスプレゼントをねだられたサンタさんが多発するのもこの季節です。

季節ものといえば携帯電話の機種変更（ホントか？！）。大手キャリアを2年縛りで利用している場合は2年に1回、契約変更のチャンスがやってきます。その時期を逃すと高額な解約手数料を払うことになるので、そのまま継続するのか、ナンバーポータビリティを利用して別キャリアに乗り換えるのか、そもそも携帯電話を解約するのか、判断が分かれるところです。

今回、私は超長期に契約していた某大手キャリアを離れ、群雄割拠する格安SIMの荒波に揉まれてみることにしました。先行しているユーザの皆さんに聞いてみると、そもそも電話をほとんどしないなら価格面では圧倒的に安くて特に不自由なく使っていると言うし、最近、iPhoneにときめかないし、というわけで、それなら変えちゃうか、と。

ちょうど子供に携帯電話を持たせるかどうかが我が家の話題になっていて、買って。ヤダ。買ってください。ダメ。サンタさんに携帯電話をプレゼントしてもらおう！はい、却下。と暗闘を繰り広げていましたが、若干やりとり自体が面倒になってきたのと、早く携帯電話を持たせておけば若干でもITリテラシ（ITを使いこなす能力のことですね）が向上するんじゃなかろうかという思いが頭をもたげました。

大手キャリアを解約して格安SIMにすると今までの料金で2回線分をカバーできそうだし、端末代もある程度の期間使い続けていればペイできそうなザックリした計算で、我が家の財務大臣の許可も無事取り付けたので乗り換えました。

今まで長いことiPhoneだったので、ずいぶん久しぶりのAndroid端末に戸惑いながら設定しましたが、iPhoneと同じ、または同様のアプリも多く存在するので今までと似たような環境も構築でき、「ま、これで良いよね。」とある程度納得することができました。

家電量販店の格安SIMコーナーの人の多さを間近にみると、かなり多くのユーザが大手キャリアからの転出しており、新規契約の初めの検討候補としているのが実感できました。

ポケベルっていうのがあってさ、数字だけでコミュニケーション取ってたんだよ。という話しと同レベルで、昔は携帯電話に1万円近く払っていたんだよ。という話が数年後にされているかもしれません。(野)

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