認知的不協和の解消

先日、社内で安全衛生委員会の打合せに参加させてもらいました。主題としては「どうしたら社員の健康意識を高めることができるか」というものですが、健康診断で再検査に行きなさい、と評価されていても全く行かない私には耳の痛い話です。

なんで行かないの？と思われる方も多数いらっしゃるかと思いますが、原因はお酒の飲みすぎだよね、と確認する行為に何の意味があるのよ、というのが私の言い訳です。


さて、
ダイエットしなきゃ、明日からで良いよねー。今日は仕事頑張ったし、このお菓子はご褒美。

Amazonでちょっと高価な商品買っちゃった。使い始めて1週間経ったけど商品レビュー見てみよ。やっぱり高評価多いよね。

この作業やっておいてって頼まれたけど、気が乗らないんだよね、おっ、急ぎの仕事が入ったから先にやらなくちゃ。

禁煙しなくちゃな。でも喫煙室で聞くアンオフィシャルトークも捨てがたい。仕事取るのに重要なんだよね。


・・・ありがち。


でも、本当は分かって（認知して）いるんです。
再検査も行かなきゃいけない
ダイエットもしなきゃいけない
コスパが悪かったかも
先に頼まれた仕事の方が重要
タバコは体に悪い


矛盾した２つの認知を抱えたとき、、自分は正しい選択したんだもんね、と自分自身に言い聞かせないとこの矛盾から逃れられません。結果、正しい選択をしたっぽいやらない理由の言い訳が上手くなると。

認知的不協和の解消と言うそうですが、正に自分の敵は自分自身みたいな話です。

人によってはダイエットなんて食べなきゃいいだけだろうとか、仕事を後回しとかありえないとか、
得手不得手も関係するので、他者を理解できないこともあります。

こう考えると世の中は認知的不協和で溢れてるように思いますが、皆さんどうやって回避しているのでしょうか。

仕事の場合は考える前に手を動かし始めちゃうのが良いってことは経験的に分かります。手を動かしながら考えるし、ちょっと形になり始めたら気が乗らなかったことも忘れてしまうし。

もしくは事前にスケジュールしておいて、その日が来たら機械的にやり始めるとか。機械的にやることに決めていると感情とか考えなくなるし。

他の事も同じなのかなぁ、誰か教えて。（野）

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