JSP_Blog

IMジェイエスピー社員が綴る日替わりブログ

ET2012から産業交流展へ

2012-12-20 10:02:29 | 日記
 11月14日から16日まで横浜パシフィコにて組込総合展ET2012に出展してきました。昨年に続いて横浜パビリオン内での2度目の出展です、昨年はbio sync社の生体センサーを使い共同開発した「介護見守りシステム」を中心に展示しましたが、今回は、「乳幼児見守りシステム」と当社がソフトウェアをインストールした小型Linuxサーバーを使った次の2点のデモンストレーションを行いました。
1. OSGiプラットフォームをインストールし室内の照明をON,OFF出来る事とカメラで撮影し画像を保存できる事の提案。
2. RFIDカードリーダーを使いタイムカードシステムとして提案。

 前回は、展示パネルやパンフレットにかなり時間をかけたのですが、今回は少しの手直しでと考えていたため、スタートが遅れ慌ただしく直前に完成しました。
さて、3日間の展示での状況ですが、前回よりは入場者の数が少なく感じました、そんな中100名以上の方が訪問していただきました。組込み総合展という事もあり、Linuxサーバー(Guruplug)への感心を示す方が多く値段(20,000円)も「安いね」とか「面白いね」とは言っていただけたのですが、その後連絡をとっても購入まで進む事は、少ないです。

 このGuruplugは米国のGTI社の製品で2月から、Wifiチャネルの日本仕様化や電波法上のTELEC認証を進め、10月からようやく正式に販売できるようになりました、また日本総代理店としての契約も9月20日にGTI社CEO来社の上結びました。

 ET2012が終わるとすぐ翌週の20日から22日東京ビックサイトにて「産業交流展」にも出展しました、そのため16日に大急ぎで撤収し横浜本社1階で予約していた運送業者さんのカーゴに積み込み配送しました。

 「産業交流展」の出展分野は「医療、福祉」にしましたので「見守りシステム」が中心になると考えていましたが、小型サーバーに関心を示される方が多かったように思います。というのも今回初めてGTI社よりCEO、技術の責任者など3名の方に参加願いGuruplug以外の製品も展示してみました。また、米国のGTI社との交流は大変ではありましたが、良い勉強となった事、お互いの顔が見えた事、人柄も判った事など今後の展開をスムースに進められると感じます。

 とにかく2週間に亘る展示会が終わりました、次は来年の2月「テクニカルショーヨコハマ2013」です、小型Linuxサーバーのアプライアンス製品を増やし提案を多くしたく思い外部の関係者も含めて協議し有意義な展示会にしていこうと思います。今回ご協力していただいた方や、機会がなかった方も、ご協力をよろしくお願いします。多くの方のご来場をお待ちしています。(鉄)


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思いやり

2012-12-19 12:18:56 | 日記
小さいころは一年がすごく長く感じたのに年を取るにつれて一年が短く感じるのはなんでなんですかね?
今年もあっという間に12月になってしまったなーと思っているとともに営業という職業柄、忘年会が多く通勤が遠い私にとっては体調的にも踏ん張りどころという感じの毎日です。

忘年会で居酒屋などに行くと皆さんは気にならないであろうことも私は気になってしまいます。というのも私が過去に飲食店で店長などをしていたことがあるからです。
ついつい姑のように料理の盛り付けやバイトであろうホールスタッフの動き、店長の動きなど自分が店長ならこうするのになということなどが気になってしょうがないです。
逆に一緒に店に来ている友達たちが店に対してなんでこうなんだよ!!という感じで怒ったりするときに逆に私は店の立場での気持ちもわかるため、そうは言うけど今はお店としてはしょうがないよなー
などと周りの人とは違った見方や感想を持ってしまいます。

私が今まで行ってきた業務内容は複数ありますがどの業務を行うにしても相手はシステムではなく人間とのやり取りがメインとなっています。
働き出して10年以上たっていますが飲食店時代を含めると今まで数万人の人と仕事で何かしらの接点を持ってきました。
それだけの人と出会うと相手のことを思ってくれていると思う人と、逆にこの人はなんて自分勝手なんだろうという人など本当に様々な人がいました。

ただ相手のことを思える人は仕事だけでなく飲み会など、どのような場面でも相手のことを考えて気が利く人が多い気がします。そしてそういう人は仕事の評価も高いです。
逆に仕事でこの人はなんて自分勝手なんだろうと思う人は飲み会やプライベートの時でも当然のように自分中心です。とはいえこういう人が100%評価が低いかというとそうでもないのが難しいところです。

これを書いていて自分はどっちなんだろうと思ったのですがもちろん自分は気が利く人間で思いやりがあると思っています!って言っていますがこういう人ほど自分のことしか考えれてないのかな。。。

年末のラストスパートでかなり忙しですがこういうときほど自分がやっていることを冷静に考えて行動してみようかなと思った今日この頃です。(の)

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くじらさ~ん、はろぉ~

2012-12-18 12:00:00 | 日記
このタイトルで何の事だか分かった方は東京ディズニー通でしょう。

東京ディズニーシーにあるタートルトークというアトラクションで、くじらさんとコミュニケーションするときの話し方である。話すときは普段話すスピードの30%程度を心掛けてもらいたい。きっとくじらさんに会えるはずだ。

話しは変わって選挙である。結果はご存じの通り自民党の圧勝だったが、私は家族のブーイングに聞こえないふりをしながら、各党の党首やキーマンがテレビ各局で順繰りにインタビュー中継される様子をリモコン片手に追いかけてた。

日曜日の20:00から3時間位は見ていただろうか、出口調査の結果から20:00の開始と共に「自民320議席に迫る勢い」などのテロップが出ていたので、どこの選挙区で誰が勝ったかとか誰が負けたとか、だんだんそういうことから興味が無くなっていき、じーっと聞いていて党首やキーマンの話しぶりに興味が湧いたきた。

ある人は自分の言いたいことを時間内に収めようと、まくしたてる様に次から次へ言葉を繰り出す。またある人はじれったくなるほどゆっくり、相手が言葉を解釈するのを待っているかの様に話す。話をするテンポが全く違うのだ。

伝える、ということをどう理解しているのかの違いかなぁ、なんて思いながらテレビを観ていたが、自分の言いたいことをより多く一つでも中継に乗せたい気持ちが全面に出て、あれもこれもと伝えた気になっている人と、あれこれある中からたった一つでの良いので観ている人の気持ちに届く様に伝える気になって伝えている違いだ。

私も反省するが、営業はしょっちゅうこの間違いを犯す。このサービスや製品は良いですよ、こんな機能もあって、あんなことも出来て、こんな事だって簡単!・・・、自分の宣伝したいことをただ並べただけ。こんな営業からは普通の人の感覚だと物は買いません。

くじらさんと話すときはくじらさんのテンポで、耳の遠いお年寄りにはやや声を大きめに、相手に何を伝えたいのか、何を理解して欲しいのかよーっく考えて話したいものだ。(野)

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思い出ダイバー 八

2012-12-17 08:46:14 | 日記
本ブログをご覧になっている読者の皆さんにお聞きしたい。

『「サンタさん」はいつまで存在していましたか?』


私のファーストサンタの記憶は保育園の頃にまで遡る。当時テレビで放送されていた「太陽戦隊サンバルカン」に登場するジャガーバルカンをもらったのだ。ジャガーバルカンとはサンバルカンたちが搭乗するメカ(それぞれ合体してサンバルカンロボになる)を格納する母艦である。

あまりサンバルカンの話ばかりをしていても「ポカーン」とされてしまうのでここまでにするが、とにかくこのジャガーバルカンがクリスマスの朝、枕元にあったのだから驚きだ。丁寧にラッピングされたジャガーバルカンを物凄いテンションでビリビリ破って取り出し、朝っぱらからサンバルカンごっこが始まったのは言うまでもない。その年の誕生日プレゼントにDXサンバルカンロボを手に入れていたので、子供でもこの「揃った」感はとてつもなく強烈に心に響いた。

その次の年は、、、実は全然覚えていない。私のサンタメモリーは、ファーストサンタの次はラストサンタとなっている。途中何回か私の枕元にサンタさんが来ているはずだが、おそらくラストサンタの衝撃が強すぎたためにそれまでのサンタメモリーが失われてしまったのだろう。

クリスマス直前の休みの日、街中がソワソワしているような感じで、「The クリスマス」という雰囲気の中、クリスマスのごちそうやお正月の飾りを目当てに家族で買い物に出かけていた。もちろん私もソワソワしているうちの一人だ。この年は、サンタさんにゲームソフトを依頼していた。もしも届いたら物凄いことになる。何せ発売日前のものだからだ。

程なくすると、母親がいきなりカミングアウトした。

母親「今年のクリスマスプレゼントは発売日前だから間に合いそうに無い。申し訳ないけど少し待ってくれる?」
私「え?どういうこと?サンタさんじゃないの?」
母親「えっ!?ごめんなさい、まだ信じていたんだね。ゴメンね。」
私「いや、大丈夫だよ。そうか、そうだよね。。。」

「信じていたのに裏切られた」ってコトではないが、なーんだ、やっぱり両親がサンタさんだったんだなー、とは思った。その年のクリスマスから私の中でリアルサンタは存在しなくなった。ただ、母親も子供のためを思ってくれたからこそのカミングアウトであったに違いない。

さて。

時は流れて私も娘を持つ父親としてクリスマスを迎える。早いもので今年でもう3回目だ。3回目といっても、過去の2回は娘もサンタさんの存在を分かってる感じではない。今年は「サンタさん」という赤い服を着たヒゲのおじさんがいる、ということを認識したようだが、プレゼントを持ってきてくれるということは分かっていない。しかし、これからは娘のサンタメモリーのために、嬉しい気持ちをもってもらうために、娘専用のリアルサンタであり続けよう。

少し両親の気持ちがわかったような気がする。

(照)

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SMaCレシピ

2012-12-14 08:42:48 | 日記
 科学力は現代に比べると格段に低かったにも関わらず、江戸時代は長期安定政権が国家を維持し、人々は階層化されてはいたが自分の位置づけでそれなりに楽しく幸福に暮らすことができた。その支えになっていたものの一つが、『道』とか『流派』というものであったろうと考えている。
 
 ちょっとした習い事であっても仕事そのものであっても、至る所に流派があり、その流派が遠く未来に続く道を示して、より良い生き方と絶え間ない努力を説いた。今風に言うとモチベーションを維持する工夫があったわけである。
 その中核にあったのが「伝書」という流派の道を正しく伝えるための極意説明書である。武術などでは段位がまた別に定められており、上位の段位に上がる毎により高い内容の伝書を伝授されるというようなことも行われていたようだ。書かれているのは、極めて具体的な内容で、それをわが国では「作法」とか「形」とか「所作」などと言った。
 
 流派に属す人々はその流派が目指す道をまっすぐに進むために伝書に記された奥義を何度も何度も繰り返し練習して師匠が伝えたかったことの意味を見つけようとする。形を磨くことによって、その向こうにある、言葉では表現できない極意、つまり意味とが概念とか深いところにある魂の真実については自分で掴み取らなければならなかった。その道を進むための日々の具体的な作法は示すがそれを超えた先にあるものは自分で考えろと突き放して見守る形。こういう仕組みを国中に広めることができたことが長期に安定して発展を続ける国家を作って来たように思える。
 
 最近の政党は単に選挙公約と言わず、マニフェストと英語で呼んで、これからの党の方向性をしっかり文字にしている。以前は選挙カーで手を振りながら、その場その場で相手が変われば約束する内容も変わるという不思議な公約が行われていたように思うが、今やマニフェストは紙に書かれて残り、その後誰でも読むことが出来る。昔と比べればずっと首尾一貫したやり方だ。ところが伝書などと違う所は、内容が実際的でなく政治の世界に住む人々が好む「玉虫色」の呼ぶ捉え方ができる理念のかたまりに最初からなっていることだ。また選挙それ自身と政争の道具になってしまっており、持続的継続的に何度もそこに立ち返って政治家も国民も襟を正せる内容になっているわけではない。
 
 『ビジョナリー・カンパニー4』(ジム・コリンズ著)の中で、長期に発展した企業がどのようなことをやってきたか分析が行われている。そこで紹介されているものの一つがSMaCレシピという造語で表現されるいわゆる「伝書」の存在だ。SMaCレシピをこの本の中ではSpecific Methodical and Consistent:具体的かつ整然とした一貫した考え方と呼んでいるが、内容としてはまさに、ある流派の奥義の形を伝える伝書そのものだ。著者のチームが調査したところ、偉大な企業に成長した企業は時代の変化に合わせて伝書の内容を頻繁に書き換えるようなことはせず、首尾一貫して昔から伝わる伝書にのっとって道を極める努力を惜しまなかったという。それに対し成長を途中で止めてしまったり別の会社に買収されて独立性を失ってしまった企業は、伝書が無かったか伝書の内容を無視して来たか、ないしは伝書の内容を時代に合わせてその時の自分たちの都合の良いように頻繁に書き換えてしまっていたという。
 
 選挙のたびに離合集散する政党と内容がコロコロ変わるマニフェストでは日本が安定して成長する政治を期待するのはかなり難しいだろう。となればせめて、今はまだちっぽけなわが社だが、強く大きく成長してこれまで以上に社会に貢献できるようになって行こう。不安定な政治の風の中でも揺るがぬように。そのためにもわが社流の形を伝える伝書はじっくり作って行かなければならないと考えている。(三)
 

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