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みつまめ

 スーパーでこんなものを見つけた。


「生みつまめ」300g、これで105円、安い!さいころ状に切った寒天・くろみつ・赤エンドウが入っているだけだが、無性に食べたくなって買ってみた。「ざるで水を切り、添付の黒みつをかけてお召し上がり下さい」と説明がある。「お好みであんこ、季節のフルーツ等を添えますとより一層おいしくお召し上がり頂けます」とも付け加えてある。なるほど、あんみつか!それはきっとおいしいだろう、とあんこも買って帰った。
 説明どおり、ざるで水を切り皿に移して黒みつをかけた。

 

この時点で食べても十分おいしかった。黒みつが絶妙な甘さで、寒天にからんでいる。寒天もぷりぷりしていて実に食感がいい。でも、やはりあんみつにしたい。井村屋のあんの缶を開けてたっぷり乗せてみた。

 

なんておいしいんだろう!!黒みつとあんこの甘さが一体となって私をとろけさせる。最高だ!!寒天には味がないから、なくてもいいものかと言えば決してそんなことはない。寒天が甘さを微妙に調節しているように思える。あんこと黒みつ、そして寒天が三位一体となってこそのおいしさだ。まさしく105円で味わえる奇跡だ!!あまりのおいしさにあっという間に食べきってしまった。

 それが一昨日のことだ。昨日は冷蔵庫の中にあった、くずきりで同じようなことを試してみた。くずきりは京都の「鍵善」が有名だが、何でできているのか知らなかった。事情通にたずねたら、「くずきりはくず芋のでんぷんから作るよ」と教えてくれた。なるほど。

  

長くて少々食べにくかったが、チュルチュルすするとなかなかおいしい。やはり黒みつが甘くていい。これはこのまま食べちゃった方がいいかな、と思ったが、前日のあんこが残っている。やっぱりあんこも食べたい。


みつまめと同じようにたっぷり乗せてみたのだが、こちらは思ったような味のハーモニーを奏でてはくれなかった。どこが違うんだろう、よく分からない。何にでもあんこをかければいいってものでもないだろうが、ちょっと意外な気がした。
 やっぱり相性ってものがあるんだろうなあ。
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