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恒例の

 お正月2日の過ごし方はここ10年くらい判を押したように同じだ。朝目を覚ますと、父がとろろを一人で擦っていてくれるからその手伝いをした後、家族全員で「いただきます!」。今年は、イノシシに山野が荒らされて、自然薯が壊滅状態になっているらしく、父が畑で栽培した自然薯もどきを食べた。天然のものとは違って野性味がなく、私には少々物足りなかったが、娘や息子にはかえってこの方が食べやすいらしく、案外の好評だった。イノシシに襲われて大怪我をした人のニュースも年末に聞いたから、これからはこの薯で我慢しなければならないだろう、と思うものの、やはり物足りないのはどうしようもない。
 
 昼からは塾の初授業。今年は欠席者が多いのは分かっていたが、それでもセンター試験を控えた高3生が数人出席してくれたから、気合を込めて初授業を行った。年末の疲れから腰が痛くて仕方なかったが、さすがに気合が入ると違う。元気よく初授業を終えられたのは喜ばしい限りだ。
 その後、親戚が一堂に会するところへ出かけた。家族旅行などで年々集まる者たちも減っているが、それでもやはり慣れ親しんだ親戚と新年の挨拶を交わせるのは嬉しい。思わずビールをグイグイ飲んでしまう。酔っ払って訳の分からぬことを叫んでも、誰も気にしない心安さが心地いい。一年に一度でもこうした会を持てる幸せを毎年かみしめている。束になったお年玉袋を、子供たち一人一人に分けていくのもまた楽しい。成人となった者たちはお年玉をもらえない決まりになっているのに、娘や息子はかなりの臨時収入をもらって、えびす顔をしていた。私も欲しいくらいだ・・。

 その後は、父が主催する年始恒例の食事会へと河岸を移動した。私の家族、妹と弟の家族、総勢16人が集まれば賑やかで楽しい。娘も息子には、何があってもこの会には参加するように厳命してあるが、娘が就職した来年以降はどうなるものやら、少しばかり心配だ。 


 あーちゃんは相変わらずパワー満点で活躍していたし、おしゃまなひまちゃんはますます可愛くなっていた。クリスマスプレゼントはどうだった?と訊いても、はかばかしい返事をしなかったから、そんなものはとうに意識の外に飛んで行ってしまっているのだろう。彼らの関心をつなぎとめるのも、簡単なことではない・・。

 帰宅後はTVを見てだらだらと過ごした。妻が録画していたスマスマでマイケルジャクソンがサプライズゲストとして登場した回の再放送を見たが、マイケルの登場にSMAPとしての存在をまったく忘れて、ただの一介のファンとして心から喜んでいたメンバーの姿に、なんて「純な心」をもった奴らなんだ、と改めて思った。この心がある限り、SMAPはトップスターでい続けられるはずだ。マイケルもそうだが、紅白で私たちを魅了した矢沢永吉のような存在になれるよう、これからも精進して欲しいと、スマヲタの近親者として思った・・。

 なんにせよ、年の初めがいつものように過ごせるのは一番の幸せだ!!
今年も頑張ろう!!
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