goo

ハーブゼラニウム

 少し前に朝のワイドショーで「ハーブゼラニウムが蚊を寄せ付けない効果がある」という話をしていた。その時は何気なく聞いていたが、昨日スーパー内にある花屋の店先をちらっと覗いたら、「愛犬草」なるものが売られていたので、もしかしてと思って、中に入ってみた。すると、思った通り、「愛犬草」の名札の裏に「ハーブゼラニウム」と書いてあった。
「これを犬小屋に置いておくと蚊が寄り付かないらしいよ」
とTVの受け売りを妻に話すと、
「それなら太郎に買っていくといいね」
と、まずは2鉢買うことになった。先月から、蚊に刺されてもいいように薬は飲ませているのだが、蚊は少ないに越したことはない。少しでも役に立ってくれれば、と思いながら、その場で鉢に鼻を寄せてみたが、さほど匂いもしなかったので、いったい蚊は何を嫌がるんだろうと不思議に思った。だが、ビニール袋に入れてもらい、スーパーの店内を歩いていたら、仄かにツンとくるような匂いが漂い始めた。ん?と思ってすぐにビニール袋に鼻を入れたら、おおすごい!!メントールのような、ハッカのような、とにかくツンとくる匂いにむせ返ってしまった。
「これはすごい!」
と妻を促してみたところ、
「うぅぅ・・、キツイね」
と顔をしかめた。これなら効果はありそうだと、家に帰って早速犬小屋の入り口に2鉢並べて置いてみた。


 犬小屋の周りに置いておくのがいいのだろうが、太郎の手の届くところではすぐに滅茶苦茶にされてしまうだろうから、已む無く檻の外に置いた。だが、実際の話、これでどのくらいの効果があるのだろう。一応、調べてみた。

が、ざっと見たところ、残念ながらその効果のほどは余り期待できなさそうにもなかった。「ハーブゼラニウムの葉に虫が止まっていた・・」などという目撃情報もあって、虫が嫌がる匂いを出すというのも真偽のほどは定かではなさそうだ。ただ、かなりの生命力をもった草のようで、盛んに生い茂った写真も紹介されていたので、うまくすれば2鉢から犬小屋の周りを覆う程にまで成長させることもできるかもしれない。それくらい大量に茂れば、あの匂いも相当きつくなって、少しくらいは蚊よけになるかもしれない。そこで、育て方を以下に記しておくことにした。

 【光】 明るい場所を好む植物
 【温度】0℃以上の場所が望ましい
 【水】 土の表面が乾いてから、たっぷり与えてください。やや乾燥の状態を好みます。水の遣り過ぎには注意。

まあ、それもそこで暮らしている太郎の嗅覚を損なわなければの話だが・・。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )