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安全運転講習

 何もわざわざ誕生日に自動車免許の更新時講習を受けなくてもいいのに・・、と思いながらも、毎週火曜日の午後1時からしか開かれてないとのことなので、警察署に行った時に一番近い火曜を選んだら、たまたま誕生日だったのだから仕方ない。1時少し前に会場に着いたら、始まる寸前で、もう何十人もの人が座っていた。たまたま一番後ろの席が空いていたのでよかった。両側に人が座っている席などではとても1時間我慢できなかっただろうから、ちょっとホッとした。
 安全協会の人が講師として登場したが、いきなり「お渡しした教則本を持って帰らない人が大勢いると、事業仕分けで問題となっていましたが、そんなことはありません。みなさん家に持って帰って、読んでもらっています」などと、レンホー大臣が聞いたら「それはちょっと・・」とクレームを付けそうな話題から始まった。私は思わず笑ってしまったが、他の人たちはまったく無反応で、「触らぬ神に祟りなし」という雰囲気だった・・。
 

 まるちゃんまで登場させて、なんとか読ませようという意図は感じるが、私を含めてほとんどの人は全く読まずにどこかへやってしまうんだろうな・・。

 ボーっと聞いているだけでは如何にも時間がもったいない。講師の話で覚えておくべき点はメモしてみた。それを以下に記しておく。
 『更新時講習には以下の3種類がある。
  ・優良運転講習・・過去5年に違反がない運転手
  ・一般運転講習・・過去5年に3点以下の違反が1回の運転手。
  ・違反運転講習・・過去5年に3点以下の違反が2回の運転手。
 優良運転手講習者は即日免許が交付されるが、一般運転講習者と違反運転講習者には後日それぞれ1時間と2時間の講習を受講することが義務付けられている。
 優良運転講習者と一般運転講習者は次の更新は5年後だが、違反運転講習者は3年で更新しなければならない』

 正確ではないかもしれないが、概ねこんな趣旨の話だった。これを聞いて少し身が引き締まった。私が違反で捕まったのは、シートベルトを締めていなかったからだが、そのためにこうして面倒な講習を受けなければならなくなった。これがもっと大きな違反だったら、または違反を繰り返したりしたら、2時間も講習を受けた上に3年でまた免許の更新をしなければならなくなる。それは考えただけで、面倒極まりない。それを避けるためには、5年間無事故無違反で過ごすしかない。それは決して難しいことではないはずだ。交通規則を遵守して、常に安全運転に心がければ、よほどのことがない限り交通事故は起こらないだろう。もちろん細心の注意をしていても事故が起こることだってあるのだから、そうは簡単なものではないだろうが、それでも自分のできる限りの努力をしさえすれば、重大事故にはならないはずだ。一瞬の気の緩みもなく車を運転するのは簡単なことではないが、できるだけそれに近い運転ができるようにしなければならない。
 
 講師の他の話はまったく覚えていないが、このことだけは心に刻み込んだ。
 その後は、安全運転のために必要なことをまとめたビデオを見たが、事故の生々しい場面が何度も繰り返されて、こんな事故だけは絶対に起こしてはならない、と改めて肝に銘じた。
 
 最初は面倒で仕方なかった安全講習であったが、終わってみれば、さほど長く感じなかったし、安全運転に対する意識を徹底させることもできたのだから、とても有意義な時間であったように思う。ならば、3年ごとにこうした会に参加したくなったかといえば、絶対にNO!。
 この5年間は必ず無事故無違反で過ごして、ゴールド免許に返り咲こうと心に決めている。
 
 
 
 
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